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内申点を上げる6つの方法!重要な要素、評価アップのコツを全解説

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高校受験の際、合否に影響を与えるケースもある内申点。受験を成功させるために、内申点アップを狙って日々頑張っている方も多いでしょう。

この記事では、受験で重要な役割を担う内申点を上げる方法について紹介します。内申点アップには早めの対策が欠かせないため、ぜひこの記事を参考に学校生活を見直してみてください。

高校受験で重要な「内申点」とは?

そもそも、受験で重要になる内申点とは何なのでしょうか。まずは、内申点の基本的な知識を解説します。

◇内申点の概要

内申点とは、成績表にある教科ごとの評価に加え、課外活動や資格などを含めた学生生活全体を評価した成績のことです。進学先の学校に学生の評価を内々に申し伝えることから「内申点」と呼ばれ、詳しい内容を記載した書類を「内申書」や「調査書」と呼びます。

小学校、中学校、高校すべてに内申点はあり、受験の際に試験の点数と併せて見られます。9教科をそれぞれ5段階で評価し、45点満点で点数をつけられることが特徴的です。特に、推薦を希望している場合は、内申点が非常に重要視されます。

◇内申点に影響する要素

内申点に影響するのは、5教科の定期試験の結果だけではなく、提出物や授業態度、科目の理解度、年度末までの総合成績などです。基本的には学校での取り組みすべてが反映されますが、都道府県によって評価対象や書式は異なります。

成績に関しては学年末までのものが反映されますが、3年生のみ2学期までの成績が反映されるため、1学期と2学期の取り組みが非常に重要です。定期テストはもちろんのこと、普段の生活態度についても見られているため、テストだけ頑張っても内申点は上がりにくいことを理解しておきましょう。

内申点を上げる6つの方法

それでは、内申点はどうすれば上げられるのでしょうか。ここからは、内申点を上げる方法について6つのポイントを紹介します。

◇内申点を上げる方法(1)定期テストの成績を上げる

定期テストは、内申点の評価で大きな比重を占めている基本の項目です。内申点は9教科で評価されるため、5教科以外の実技教科もバランス良く対策することが大切です。

内申点で「5」の評価をもらうためには、定期テストで90点前後を目指しておきたいところです。日頃から予習復習を欠かさずに行ない、確実に得点できるようにしておきましょう。

◇内申点を上げる方法(2)課題や小テストに真剣に取り組む

内申点をアップさせるためには、普段の課題提出や小テストの結果も重要です。「テストの成績は良いから自分は大丈夫」と気を抜かず、日頃から真剣に取り組むことを意識しましょう。

課題の提出期限を守ったり、小テストで良い成績を残したりするのはもちろんのこと、「提出するノートは色分けして丁寧に書く」「自分なりにポイントや考察を書き加える」など、印象を良くする工夫も有効です。やる気をアピールでき、先生に好印象を与えられます。

◇内申点を上げる方法(3)生活態度に気を付ける

日頃の生活態度も、実は内申点に大きく影響します。テストの点数が同じでも、「礼儀正しく印象の良い生徒」と「反抗的で先生の指示に従わない生徒」を比較したとき、どちらかというと前者の学生を積極的に応援したくなるのは自然なことでしょう。内申点をつける先生も人間なので、学生の印象によって多少評価が変わる可能性はゼロではないのです。

絵に描いたような優等生を目指す必要はありませんが、「遅刻や忘れ物をしない」「先生に失礼なことを言わない」といった点に気を付けるだけで、内申点のアップは狙えます。また、授業中に内職やスマートフォンの操作をしないなど、学生として当たり前のマナーを守ることも大切です。

◇内申点を上げる方法(4)積極的な姿勢を見せる

「授業で挙手する」「休み時間や放課後に質問する」など、積極的な姿勢を見せることも内申点アップのコツです。そのほか、ノートに付箋を貼って自分なりのポイントを書いたり、実技教科にも力を入れたりと、とにかく頑張っているアピールをすると、先生からの評価アップが期待できます。

もちろん成績の良さも重要ですが、真剣に取り組む意欲があることを知ってもらうことが何よりも肝心です。たとえ、定期テストや実技試験の成績が目標値に達していなくても、積極的な姿勢を見せることで、内申点が多少アップする可能性は十分にあります。

◇内申点を上げる方法(5)勉強以外の活動も行なう

生徒会やボランティア、行事の実行委員など、勉強以外の活動も積極的に行ないましょう。「生活面でも真面目で意欲がある生徒だ」と先生の間で信頼されるようになれば、内申点がグッとアップするかもしれません。

イベントに積極的な学生やリーダーシップを取れる学生は、進学先の学校にも好まれる傾向にあります。何にでも全力で取り組めることを知ってもらうために、課外活動への参加にも力を入れてみてください。

◇内申点を上げる方法(6)先生に協力してもらう

裏技として、「内申点を上げるためにはどうしたら良いか」について先生に直接相談する方法もあります。足りない要素を客観的に指摘してもらえるため、内申点アップの近道になるでしょう。

もちろん、この方法は普段の生活態度や成績などの基盤があってこそ有効です。日常的な対策を欠かさずに行ない、+αの保険として先生に相談することをおすすめします。

内申点を上げるには、意欲のアピールが重要!

内申点を上げるためには、成績アップはもちろんのこと、日常生活のなかで意欲を見せることが大切です。決して突出した優秀な結果が残せなくても、やる気や積極性が見せられれば内申点を上げることは可能です。

ただし、内申点は、上げようと思ってもすぐに成果が出るものではありません。1年生の頃から意識できるとより良い内申点が望めるため、ぜひ早い段階から対策に取り組んでみてください。


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