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ベッドで勉強するメリット・デメリット|机に向かわなくても集中できる?

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机に向かうのが面倒なとき、「ベッドで勉強したい」と考える方は多いのではないでしょうか。しかし、「ベッドでの勉強ってどうなの?」「本当に集中できるの?」と身に付く勉強になるのか気になってしまうことでしょう。

今回は、ベッドで勉強するメリット・デメリット、ベッドでの勉強に向いている学習方法を紹介します。効率的な勉強方法を知って成績を上げたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

ベッドで勉強するメリット

結論からいえばベッドでする勉強でも、学習した内容は身に付きます。ベッドだからこそのメリットもあるため以下で解説します。

◇勉強への心理的ハードルが低くなる

勉強を始める際に、「とにかく机に座りたくない……」と思った経験はありませんか。机に座ると勉強が始まってしまうので、いろいろな理由を作って、机に向かうのを避ける方は少なくないはずです。

「机で勉強したくない」と長時間悩んで結局やらないくらいなら、ベッドに寝転びながら勉強をするほうが良いかもしれません。疲労で机に向かうのが辛いときでも、ベッドで参考書を読むだけ、単語を覚えるだけなら、比較的軽い気持ちで始められます。

◇リラックスした状態で勉強できる

机に向かって長時間勉強すると、首・肩・腰に大きな負担を与えます。勉強するモチベーション自体はあっても、姿勢を正して机に向かうこと自体が億劫なケースもよくあります。

その点、ベッドで寝転びながらであれば、机に向かうよりもリラックスした状態で勉強が可能です。長時間机で勉強したあとに、気分転換としてベッドで勉強するのも一つの方法です。ベッドではストレッチで体を軽くほぐしながら、暗記科目などに取り組むのもよいでしょう。

◇勉強をしたあとにすぐ眠れる

机で勉強していると、疲れてそのまま寝てしまうことがあります。机に突っ伏した状態、椅子の背もたれに寄りかかった状態など、中途半端な姿勢で眠ってしまうのは、体への負担も大きくなります。

勉強中に意図せず寝てしまいそうなときは、ベッドの上で勉強するのも一つの方法です。疲れたらそのまま眠ることができ、体への負担もありません。「寝る前にスマートフォンを触るのを止めたい」「寝る前にダラダラ起きていたくない」という方にもおすすめです。

ベッドで勉強するデメリット

メリットもあるベッドでの勉強ですが、デメリットもあります。特に以下の点には注意が必要です。

◇そのまま寝てしまう可能性がある

ベッドで勉強する際は、そのまま寝てしまう可能性があることを理解しておきましょう。寝ても問題ないタイミングなら構いませんが、テスト前で勉強時間を確保したいときには注意が必要です。

ベッドに寝転がるとすぐに眠くなるタイプの方は、特に気を付けましょう。昼間で眠気がまったくないときでも、横になってリラックス状態になると、途端に眠くなってしまうかもしれません。

◇勉強できる内容が限られる

ベッドでの勉強は、ノートや問題集に文字を書き込んだりするには向いていません。参考書や問題集などをたくさん並べるのも、ベッドよりも机のほうがやりやすいでしょう。

本格的に勉強するなら、ベッドよりも机での勉強のほうが効率的です。単に勉強時間を確保するだけでなく、勉強の質にも気を配りましょう。

◇勉強のメリハリがなくなる

楽だからといってベッドでばかり勉強をしていると、勉強する場所と休憩する場所との区別がつかなくなる可能性があります。勉強中の適度な緊張感がなくなり、効率が落ちてしまうこともあります。

どうしても机で集中できないときには、ベッドで勉強するのも選択肢の一つです。しかし、すでに机で勉強できている方は、無理にベッドで勉強する必要はありません。

基本的にはしっかり勉強場所を分けておくことで、「机に向かったら集中する」「ベッドではしっかり体を休める」とメリハリが生まれます。

ベッドでの勉強に向いている学習内容はある?

ベッドで勉強するなら、リスニングや暗記がおすすめです。

◇リスニング

ベッドで勉強をする際、複数のテキストや単語帳を持つのは困難です。横になりながら勉強しようとしても、体勢が悪ければ体に負担がかかってしまいます。

リスニングであれば、テキストなどを手に持つ必要がありません。勉強をするモチベーションがないときでも、リスニング音声を聞くだけなら気軽に取り組めます。スマートフォンに音声データを保存しておき、いつでも聞けるようにしておきましょう。

◇暗記

寝る前に暗記を行なうことで、寝ている最中に記憶が定着しやすくなるといわれています。テキストを読むだけ、英単語帳を眺めるだけなら、ベッドの上でも取り組みやすいでしょう。

暗記のポイントとしては、暗記をしたらほかのことをせず、そのまま寝てしまうことです。「眠くなったら眠ってもOK」という気持ちで、寝る前の暗記を習慣化することをおすすめします。

ベッドでの勉強には向き不向きがある

ベッドでの勉強には向き不向きがあります。横になるとすぐに眠くなる方、勉強のメリハリを大事にしたい方は、ベッドでの勉強を控えたほうがよいでしょう。

机でもベッドでもどうしても勉強に集中できないときは、図書館や塾の自習室を使う選択もあります。勉強方法をいろいろと試して、自分に合うものを取り入れてみてください。


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