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やる気が出る!勉強のモチベーションを上げて維持する5つのアイデア

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4月に「いよいよ受験生になった!がんばろう!」と思っていても、5月にはエネルギー切れ……なんてことも、実は珍しくありません。

定期試験の試験範囲は、数ヶ月程度ですし、直前の対策でもなんとかなってしまう短期戦。
ですが、受験は少なくても丸一年、あるいは志望校を決めたそのときから始まる長期戦です。

そんな長期戦で鍵になってくるのが、「普段からどれだけモチベーションを維持できるか」になってきます。

モチベーションを維持するコツはひとそれぞれ。いろいろなコツを集めてみましたので、自分に合う物を実践してみてくださいね。

コツ1 その日の目標を紙で書いて持ち歩いてみる

最終目的はもちろん志望校合格!しかし、合格だけを目標にしていても、気持ちだけ先行したり、どこから手を付ければいいか分からなくなってしまいます。

なのでまずは、目標をはっきりさせましょうね。受験での目標はおおまかに3段階に分かれます。

一番大きな目標は、志望校合格。
二番目の目標は志望校の二次試験へたどり着き、問題を解ききること。

まずはこのふたつをしっかり頭に入れた上で、そのための今日何をするのかその日の目標を決めましょう。

つまり、三番目の目標は毎朝決めるデイリーミッション、というわけです。
毎日の目標を確実にこなすためには、毎朝自分なりの目標を決めて紙に書き、持ち歩くようにしましょう。

手帳などに書けば、その日の晩にどれだけ達成できたのかフィードバックもかけられるのでおすすめですよ。

コツ2 時間を作って徹底的に守ってみる

部活動が忙しくていつ勉強すればいいかわからない!なんて学生もいますね。
しかし、部活も習い事もこなしているのに成績優秀!なんて学生がいるのも事実です。両者は何が違うのでしょうか?

それはズバリ、時間の使い方なのです。

毎日生活する時間には、「自由な時間」と「どうにもできない時間」がありますね。
「自由な時間」は、例えば家でゆったりしている時間。「どうにもできない時間」は授業や部活の時間などをさします。
部活と勉強を両立できない学生ほど、この「どうにもできない時間」をどうにかしようとして「受験のために部活をやめようか」なんて悩みがちです。

しかし注目すべきは「自由な時間」なのです。
ついついだらだらして、スマホをいじってしまっている時間はありませんか?
まずはそういった時間が昨日一日でどれだけあったか書き出してみましょう。
そして自分なりに勉強時間として設定して、実際に守ってみましょう。

時間を確保して実際に取り組めば、おのずとやる気がみなぎるようになってきます。

コツ3 一文字でいいからとにかくはじめてみる

最新の脳科学では、そもそも始める前の「やる気」はないそうです。
家事でも勉強でもいえることですが、始める前はめんどくさかったりやる気が出ないのは当たり前のこと。その代わり、少しでも始めると脳内でチューニングされてだんだん「やる気」がみなぎってくるものなのです。

つまり、数学をやらないとなーとごろごろしていてもやる気が出ないのは脳科学的には
当然のこと。

数学を始めるときにとりあえず簡単な計算問題を解く。
英語を始めるときには、とりあえず前回覚えた英単語の復習をしてみる。

こういった具合に「とにかく始めるためにやることを決めておく」ことが、モチベーションを維持し、スムーズに勉強を始めるためのコツになります。

コツ4 自分をほめちぎってみる

心理学的に見ても、自分に自信のなく自己肯定感が低い人は途中で挫折しがちです。そしてその挫折がさらなる自己肯定感の低下につながってしまいます。

これを避けるためには、他人に誉めてもらうことなどが効果的なのですが、実は自分で自分を誉めることでも自己肯定感を高めることができるのです。
自分で自分を誉めるには、2つのポイントがあります。

・ポイント1 短くシンプルに、そして具体的に
自分を誉める部分を探すと難しく考えがちですが、そのときそのときにシンプルに考える方が頭に残ります。
「問題解けた!すごいぞ!」「早起きして勉強始められた!やったあ!」
このように些細なことでも積極的に自分を誉めて、気分良く勉強をしましょう。

・ポイント2 自分なりの決めゼリフを考える
なにかが上手くいったときに、心の中で、あるいは口に出して言う決めゼリフを作っておきましょう。

例えば、イチロー選手は難しいプレイを成功させたときに、チームメイトに「It’s obvious!(これくらい余裕だぜ!)」と声をかけるそうです。

難しい問題が解けたときに「こんなの簡単簡単♪」と自分を持ち上げることを心がけてみましょう。

コツ5 失敗したときの対策を考えておく

モチベーションを維持して勉強していても模試の点数や定期テストなど失敗もつきものです。

そんなときは自分を責めずに、事前にどうするか習慣づけておくといいですよ。

甘くておいしい物を食べる、運動をしてリフレッシュする、その日だけはふて寝する、など落ち込んだ気持ちを取り戻すための楽しみも作っておきましょう。

まとめ

受験という長期戦を乗りこえるモチベーション維持のコツを5個紹介しました。倦まずたゆまず勉強を続けていきましょう!

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。大好物は、紅茶とあんみつ。


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