受験成功のカギはメンタルケアにあり!すぐに実践できる8つの方法を紹介
受験本番が近づくにつれて、勉強に集中できなくなってしまう方は多いのではないでしょうか。受験結果によってその後の未来が大きく左右されると思うと、気持ちが落ち着かなくなってしまうのも無理はありません。
受験勉強に集中して志望校に合格するために、まずはメンタルケアを十分に行なうことが大切です。今回は受験を無事に乗り越えるために、誰でもすぐに真似できるメンタルケアの方法を紹介します。
受験を成功に導くメンタルケアの方法8選
メンタルケアの方法といっても、人によって合うものが異なります。今回は8つの方法を紹介しますので、ぜひ自分に合いそうなものから試してみてください。
◇不安な気持ちを誰かに話してみる
受験勉強中の不安が解消されないときは、身近にいる友人や家族、学校や塾の先生に話を聞いてもらいましょう。誰かに不安な気持ちを話してみるだけでも、頭の中がスッキリするかもしれません。
不安が特に大きいときには、あまり厳しいことを言わない相手を選ぶのがよいでしょう。受験仲間と不安を共有して、気がすむまで話すのもストレス解消になります。
◇率直な気持ちをノートに書き出す
気持ちが落ち着かないときには、「書く」という行為を試してみましょう。今抱えている不安や悩み、苦しい気持ちをそのまま、ノートにいったん書き出してみるのです。自分の気持ちを言語化することで、その感情を客観的に見つめなおすことができます。
今の状態から抜け出したいなら、ノートを使って現状を分析してみるとよいでしょう。例えば、「(問題点)勉強に集中できない」「(原因)ついついスマホを見すぎてしまう」「(解決策)勉強中は、スマホを別の部屋に置いておく」といったように進めます。ノートに書き出すことで思考が整理され、問題点や解決策が見えてきます。
◇休憩を入れて頭をリフレッシュする
十分な勉強時間を確保することは大事ですが、集中できない状態のまま長時間続けるのは得策ではありません。長時間机に向かっていると、次第に集中力が落ちてきます。
頭の働きが鈍くなってきたり、眠気が強くなってきたりしたら、いったん休憩を入れましょう。休憩方法としては、軽めのストレッチや短時間の仮眠がおすすめです。一度心身を休めてから勉強に戻ったほうが、効率も上がります。
◇十分な睡眠時間を確保する
志望校に本当に合格できるかが不安で、睡眠時間を削って頑張ってしまう方も少なくありません。夜遅くまで頑張っている受験仲間の話を聞くと、自分も頑張らなくてはならない気がするでしょう。
しかし短時間睡眠や徹夜を日常的に続けていると、心身ともに体調を崩してしまうかもしれません。睡眠時間を削って頑張りすぎた結果、「受験うつ」を発症してしまう方もいます。
睡眠時間を十分に確保して、生活リズムを崩さないようにしたほうが、勉強により集中できるでしょう。
◇達成可能な目標を一つずつクリアする
「志望校に合格する」という最終目標を達成するためには、モチベーションの維持が大切です。しかし自分が本当に成長できているのか、具体的な結果や数値がなければわかりづらいかもしれません。
モチベーションを保つためにも、「一日に〇時間勉強する」といった短期目標を立ててみましょう。ここで注意したいのは、頑張れば十分に達成できる目標にすることです。
小さな目標を一つ達成できれば、次の目標に挑む気力もわいてきます。小さな短期目標をクリアし続けることで、モチベーションを高いまま維持できるでしょう。
◇勉強した記録を見返してみる
受験前の不安を小さくするためには、自信を持つことが重要です。書き込みや付箋でいっぱいの参考書、今まで使ってきたノートを眺めて、「今まで十分に努力してきた」と自信を持ちましょう。
これまでに十分に努力してきたなら、あとは入試当日にその成果を出し切るだけです。勉強の記録をスケジュール帳に残して、一覧で見返せるようにするのもよいでしょう。
◇他人と比較しすぎない
一緒に勉強する友人の存在は、受験期を乗り越えるにあたって重要なものです。しかしときには、友人との学力の差を痛感して、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、学力の高い友人が身近にいても、焦る必要はありません。過去の自分よりも成長しているか、合格ラインにどれだけ近づけているのか、といった点に集中しましょう。
◇失敗したときのイメージを持っておく
受験の結果は、その後の人生に大きく影響するものです。受験生のなかには「不合格になったらどうしよう……」という不安がぬぐえず、勉強に集中できない方もいるかもしれません。
しかし、実際に不合格になったとしても、悪いことばかりではありません。「人間万事塞翁が馬」という故事のとおり、第二志望、第三志望の学校に進んだからこそ、素晴らしい友人と出会えて、より明るい未来が待っている可能性も大いにあります。
滑り止め校に行きたい学校を選んでおけば、いくらか不安も軽くなるはずです。「たとえ不合格になっても、すべてが終わりというわけではない」ということを忘れずに、リラックスした気持ちで受験に臨みましょう。
メンタルケアの方法を知って、辛い受験勉強を乗り越えよう
受験勉強中に不安になって、目の前のことに集中できなくなるのは、受験生なら誰もが通る道です。自分なりのメンタルケアの方法を見つけておけば、不安をいくらか軽減できるでしょう。
大切なのは、誰かと話したりノートに書き出したりして気持ちを整理すること、限界まで無理をしないことです。今回紹介した方法を試しながら、自分の調子を上手にコントロールしていきましょう。
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