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進学校の高校生が不登校になる理由│親ができるサポートと今後の選択肢

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進学校に見事合格して、新しい高校生活がスタートしたものの、途中で不登校になってしまう子も少なくありません。以前とは異なる子どもの様子に、戸惑ってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。

子どもが進学校に通えなくなったとき、親はどのように対応すれば良いのでしょうか。本記事では、進学校の高校生が不登校になる理由、親ができるサポート方法について解説します。

進学校の高校生が不登校になる4つの理由

進学校の高校生が不登校になるのには、以下の4つの理由が考えられます。

◇受験後に燃え尽き症候群に陥っている

難易度の高い進学校に無事合格できたものの、受験勉強による疲れで燃え尽き症候群に陥っている可能性があります。

受験期間中は、やりたいことを我慢して勉強に集中する日々が続きます。進学校を目指す生徒はなおさら、辛い受験勉強に耐えてきている経緯があります。

行きたい高校に合格したあと、心身が疲れ切って不登校になるケースは珍しくありません。受験勉強から解放された反動によって、勉強へのやる気を一気に失ってしまい、学校へ行くのが億劫になってしまうのです。

◇授業のレベルについていけない

進学校とはそもそも、成績優秀な生徒が多く集まる場所です。学力の高い生徒が集まるということは、授業のレベルも高いということになります。

授業の内容が理解できない状態が続いた結果、一気に勉強についていけなくなり、精神的なストレスで不登校になってしまう子もいます。

◇周囲との比較で自信を失っている

「中学校までは上位の成績だったのに、進学校に入った途端に下位争いをするようになった……」というケースはよく見られます。学力別で高校が決まる以上、ある意味仕方のない悩みです。

進学校には天才型の生徒もいて、「もともとの能力が違いすぎるのでは?」と感じる場面も多々あります。どれだけ勉強を頑張っても、本当の天才には勝てないこともあるでしょう。

今までに味わったことのない挫折によって、高校に通う気力がなくなってしまいます。

◇多忙で心身が疲れ切っている

進学校の多くは毎日の課題の量が多く、ハードスケジュールです。勉強だけでなく、部活動が盛んな高校も多数あります。勉強と部活を難なく両立できる生徒もいますが、忙しすぎて疲れ切っている生徒も少なくありません。

また、大学受験に備えて高校1年生から塾に通っている方も多くいます。頑張り続けた結果、ある日突然学校に行けなくなるケースもあるでしょう。「皆は忙しくても頑張っているのに……」と自分を責めて、ますますふさぎ込んでしまう子もいるようです。

進学校で不登校……親はどのようにサポートする?

進学校に通う生徒が学校に行けなくなったとき、親としては無理にでも学校に行かせたくなるかもしれません。しかし、無理やり学校に通わせると学校に通う辛さがよみがえり、再び不登校となる可能性があります。

学校への早期復帰を目指すためにも、まずは心身の回復を最優先にしましょう。しっかり休んで気力が回復してから、学校への復帰を少しずつ目指していきます。

子どもが不登校の時期には、家族間での会話がとても重要です。子どもがいったい何を求めているのか、何が原因で不登校になっているのか、子どもの話を聞いてみないことにはわかりません。

子どもと話す際には、こちら側の意見を一方的に押し付けたり、子どもの意見を頭ごなしに否定したりしないよう気を付けましょう。

不登校で辛いなら、今の学校から離れる選択肢もある

今の学校への復帰が厳しい場合は、他校への転校も視野に入れましょう。例えば、人間関係が理由で不登校になっているなら、別の高校に入りなおすことで、再び学校に通えるようになるかもしれません。

全日制高校への転校以外には、定時制・通信制という選択肢もあります。通信制高校にもスクーリングはありますが、基本的には自宅学習がメインです。そのため、不登校の方でも比較的通いやすいでしょう。

また、高卒認定試験を受けて、大学進学を目指す選択肢もあります。行きたい大学があるなら、高卒認定試験を受けることを検討してみましょう。

今の高校への復帰にこだわらなくても、別の道を選ぶことで解決する可能性があります。まずは心をゆっくり休めたあと、本人とコミュニケーションを取りつつ、今後の方向性について考えていきたいところです。

不登校の原因を理解し、子どもの気持ちに寄り添った対応を

進学校に入るために努力してきた姿を思い浮かべると、「以前のように高校に通わせたい」と考えてしまうのも無理はありません。しかし、高校に戻るよう努力すべきか、別の選択肢を選ぶべきかどうかは、不登校になった理由にもよります。

他校への転校、高卒認定試験など、高校に戻る以外の選択肢も含めて子どもに教えることで、道が開けるかもしれません。進学校に通えなくなった理由を把握して、子どもにとって最善の道を選べるようにサポートしましょう。


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