• TOP
  • >
  • コラム
  • >
  • 進路相談は誰にするもの?高校生が進みたい道を見つけるためのポイント

進路相談は誰にするもの?高校生が進みたい道を見つけるためのポイント

「進路相談は誰にするもの?高校生が進みたい道を見つけるためのポイント」サムネイル画像


高校生の大きな悩みといえば、進路選択が挙げられます。将来の方向性を決める重要な選択であるため、すぐには決断できない方も多いでしょう。

とても重要な意味を持つ進路選択ですが、迷ったときにはいったい誰に相談すべきなのでしょうか。本記事では、進路相談の相手の決め方や相談する際のポイントを解説します。

進路相談は誰にする?

高校生の進路相談の相手として多いのは、家族や友人、学校の先生、塾の先生などです。

先生に相談する際は、担任の先生以外でもかまいません。例えば、進路指導の先生や自分が話しやすい先生など、相談したい先生に話をしてみましょう。

「大学受験の情報を教えてほしい」「志望校の決め方で迷っている」といった場合には、塾の先生に相談するのもおすすめです。

相談相手で迷ったときは、自分にとって話しやすい人や、ポジティブな考え方で親身になって話を聞いてくれる人を選ぶことが大切です。複数人に相談してみて、いろいろな考えを聞いてみるのも参考になります。

同じ悩みを持つ者同士で話したいときは、身近な友人に相談してみるのもよいでしょう。

高校生が進路相談をする際のポイント

高校生のあなたが進路相談をする際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

◇進路相談の前に自己分析をしてみよう

進路で悩んでいる高校生のなかには、自分自身のことを十分に理解できていない方もいます。誰かに相談する前に、自己分析をしてみてはいかがでしょうか。

自分自身について深く分析することを、自己分析と呼びます。自己分析をする際は、紙にひたすら書いていくか、スマートフォンやパソコンを使用するとよいでしょう。過去の経験や出来事を振り返りつつ、自分の得意不得意や好き嫌い、興味があるものなどを書き出していきます。

自己分析を進めていくうちに、自分の強みや能力など、意外なものを発見できるかもしれません。

自分自身について把握できれば、自分に合った進路をスムーズに見つけられるでしょう。将来チャレンジしてみたい仕事が見つかれば、その進路に向かうためのルートを考える段階へと進めます。

◇相談したい内容を整理しておく

進路相談の相手を決めたら、今回の相談で何を話したいのかを事前に整理しておきましょう。

とはいえ、「悩みが漠然としていて、そもそも何を相談すればいいのかわからない」という方も少なくありません。進路選択の悩みが漠然としているなら、まずは大学関連の情報収集を徹底的に行ないましょう。

気になる大学があるなら、大学のホームページ、大学案内の資料を隅々までチェックしてください。何となくのイメージで行きたい大学を決めるのではなく、大学が求める人物像、学部・学科、カリキュラムなど、詳細を調べてから決めるのが重要です。

ほかにも、文系・理系、国公立・私立のどちらを選ぶのか、希望する職業はあるのか、といった点を自分なりに整理しておきましょう。

◇オープンキャンパスの個別相談を活用しよう

大学のオープンキャンパスでは、大学の教員や先輩に質問できる「個別相談」が実施されています。ホームページや大学案内からは得られないような生の情報を得ることができるので、積極的に参加してみましょう。

個別案内では、気になることを何でも相談することをおすすめします。話をいろいろと聞くことで、「この大学に絶対に行きたい」とモチベーションが上がるかもしれません。反対に、「話を聞いたら行く気がなくなってしまった……」という声もあります。

オープンキャンパスに参加すれば、進路相談ができるだけでなく、学生の雰囲気もチェックできます。開催日が限られているので、早めから日程の確認をしておきましょう。

最近では、オンラインでのオープンキャンパスも開催されています。オンライン上で個別相談をできる機会もあるので、ぜひ活用してみてください。

◇最終的な進路を決めるのは自分自身

自分以外の方の考えや将来に向けたさまざまな選択肢を知るという意味で、進路相談を誰かにするのは良い方法です。しかし、ほかの方の意見をそのままうのみにするのではなく、自分なりに考え十分に納得してから、最終的な進路を決める必要があります。

「○○さんが言っていたから」「先生におすすめされたから」という理由で進路選択をすると、その選択がうまくいかなかったときに、相談相手を責めたくなってしまいます。

たとえ進路相談の相手から反対されたとしても、自分なりに納得できていれば、どの選択肢を選んでも大丈夫です。

高校生の進路相談は、今後を左右する大切な機会

進学か就職か、どの大学を受験するのか、考えるべきことは大量にあります。進路相談がきっかけで、将来の方向性が大きく変わることも多々あるでしょう。学校や塾の先生でも、家族や友人でも、話しやすい方を見つけて相談してみてください。

進路相談をする際には、事前に自己分析をしたり、何を相談したいのか整理したりするとスムーズです。自分自身が深く納得できる、後悔のない選択をしましょう。


関連記事

人気記事一覧

最新記事一覧

カテゴリー

月別アーカイブ