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受験の面接が好きになる!身だしなみと基本のマナー

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受験の際、テストと同じかそれ以上に緊張するのが面接です。どう答えるのが正解なのか、入室から退室までのマナーや身だしなみも気になりますね。本来面接は、自分が行きたいと思う学校への熱意を先生に伝えられる良い機会でもあるのです。当日は受け答えに集中できるよう、基本のマナーや身だしなみについて確認していきましょう。

 

面接へ行くときの身だしなみ

「面接は制服で行くんだから、特に身だしなみに気を使う必要はないんじゃない?」と思うかもしれませんが、面接する側は意外とチェックしています。せっかくの熱意が身だしなみでマイナスにならないように、制服着用時でも以下のポイントは押さえておきましょう。

 

■男子生徒の場合:清潔感と「先端」が大事

男子生徒が面接の際に気をつけたいのは、何よりも清潔感でしょう。普段あまり身なりに構わないでいると、細かい部分を見落としがちです。後頭部の寝ぐせや、洗顔を済ませた後に取った朝食の食べこぼし、服についているほこりなども要チェックです。

 

おしゃれ好きな男子は華美なヘアスタイルを避け、靴下やカバンなどの小物も無地などのおとなしいものを選びましょう。靴の汚れや紐のゆるみ、袖口や襟のボタン、ネクタイの結び目、爪の長さなど、体の先端部分は意外と目立ちます。ボタンが取れかかっていないか、爪が伸びていないかなど、前日にチェックしておきたいものです。

 

■女子生徒の場合:長い髪はまとめて、小物選びもチェック

男子と同じく、女性生徒の場合も清潔感と先端部分のチェックは大切です。ハンカチやキーホルダー、小物につけているチャームなど、面接時には目立たないものを選びます。派手なハンカチで汗を拭いたからといって面接官が悪いイメージを持つとは限りませんが、場の空気に合わない小物を取り出すのは気まずいですし、そのせいで受け答えに影響が出てしまう可能性もありますね。

 

ロングヘアや前髪の長い人は、無意識に髪を触るくせがついていることがあります。面接時に顔に髪がかかったり、髪が気になって何度も手で触ることのないように、長い髪はゴムなどでまとめておき、前髪は目にかからないように黒いピンなどで留めておきましょう。

 

面接時の基本マナーと本当に大切なこと

身だしなみが整ったら、次に面接時の振る舞いとマナーをチェックします。入退室時の基本マナーも大切ですが、マナー以上に大切なことについても考えてみましょう。

 

■順番を待っている間は静かに、携帯やスマホは触らない

受験で面接を受ける際、前の人の面接が終わるまで会場の外で待つことになります。係の人の指示に従い、決められた場所で静かに座って待ちましょう。知り合いを見つけても話し込んだりせず、携帯やスマホも電源を切るか、マナーモードにしてカバンにしまっておきます。待っている間は志望動機や、聞かれそうな質問に対する答えなどを頭の中で確認して過ごします。

 

■入退室時のミスは気にせず、思いをしっかりと伝えよう

入退室のマナーとしては「ノックは2~3回」や「すすめられるまで着席しない」、「失礼します」と「ありがとうございました」を忘れないなどがあります。このあたりは、現在通っている学校でマナー指導を受けた人も多いでしょう。

 

一般的なマナーももちろん大切ですが、覚えておいてほしいのは「もし失敗しても引きずらない」ことです。入室時のマナーを多少間違えても、その後の受け答えで充分挽回することができますし、良い印象を残すことができれば、退室時の些細なミスもご愛敬です。

入学したいと思った理由や、入学したらどんなことをやりたいかなど、その学校の持つ魅力を交えて、しっかりと伝えることに集中しましょう。

 

ノックが弱かったり、声が上ずったりすることよりも「あれを言えばよかった」「言い忘れたことがあった」と後から思い出す方が悔いは残るもの。志望校への思いを真摯に語れれば、身だしなみとマナーはより輝き、面接に花を添えてくれることでしょう。

執筆者:木村紫 
貿易業務とライター業を兼務するシングルマザー。人より少し豊かな人生経験から、恋愛・健康・転職・ライフハックなど、様々なジャンルで執筆活動中。ダメな人への優しいまなざしに定評がある。


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