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集中して勉強するときにおすすめの食べ物9選!食べるときのポイントも紹介

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大事な試験の前に、集中して勉強したいのにできない、ということはありませんか?

そういったときには、勉強に集中するための方法として、勉強時の環境を整える、適度に休憩をはさむなどが挙げられますが、実は「食べ物」も集中力に関係しているといわれています。

今回は、集中して勉強したいときにおすすめの食べ物を9種類厳選して紹介します。ぜひ、この記事を参考に毎日の食事に取り入れてみてください。

勉強の集中力アップに効果的な成分

おすすめの食べ物を紹介する前に、まずは集中力アップに効果的な5つの成分を解説します。

◇ブドウ糖

ブドウ糖は脳の重要なエネルギーであり、これが不足すると疲労感が増したりイライラしたりしてしまいます。

ただし、エネルギーが必要だからといってブドウ糖を過剰に摂取すると、急激に血糖値が変化し、集中力が下がる原因となってしまうので注意しましょう。

◇DHA

DHAは正式名称を「ドコサヘキサエン酸」といい、脳の発達に関わっています。摂取すると記憶力や言語能力にプラスの影響を与えるとされているため、不足しないよう適度に摂取するとよいでしょう。DHAは体内で生成されないため、積極的に摂取したい成分です。

◇ビタミンB

ビタミンBは直接身体のエネルギーになるのではなく、他の栄養素をエネルギーに変換されるのを助ける成分です。

ビタミンBにはビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンなど、さまざまな種類があります。そのなかでも特に、糖質の代謝に重要なビタミンB1と、タンパク質の代謝に重要なビタミンB6を意識的に摂取するようにしましょう。

◇レシチン

レシチンは脂質の一種で、脳や神経細胞に多く含まれています。睡眠や記憶に関わっており、集中力や記憶力の低下を防ぐといわれています。

◇テオブロミン

テオブロミンは集中力や記憶力を高めるといわれる成分です。カカオの加工品にたくさん含まれているため、市販のお菓子から手軽に摂取できます。

勉強の集中力アップに効果的な食べ物

ここからは、集中力アップに効果的な成分を含む、おすすめの食べ物を紹介します。

◇あんこ

あんこの原料である小豆には、糖質やたんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6などの栄養素が含まれています。お菓子のなかでもカロリーが低いため、勉強の合間のちょっとしたおやつにも最適です。

◇ラムネ

市販されているラムネの多くは、ブドウ糖(グルコース)が原料となっています。手軽に食べられるため、勉強中のエネルギー補給に役立つでしょう。

◇お米

お米には、分解されるとブドウ糖になる炭水化物が多く含まれており、ゆっくりと消化・吸収されるため、腹持ちが良く、血糖値の急激な上昇を防げます。お米はいろいろなおかずと相性が良いため、毎日の食事に積極的に取り入れましょう。

◇バナナ

バナナはブドウ糖やショ糖、果糖など多くの糖質が含まれています。糖質の種類によってエネルギーに変わるまでの時間が違うため、バナナを食べておけば持続的にエネルギーを補給できます。また、消化が良く食べやすいため、食欲があまりないときにもおすすめです。

◇青魚

サバやイワシ、サンマなどの青魚には、DHAが多く含まれています。DHAは熱を加えると分解されてしまう性質があるため、生でも食べられるものは刺身で食べるとよいでしょう。

◇豚肉

豚肉にはビタミンB群が多く含まれており、特にビタミンB1は100gあたりで見ると食品のなかでトップクラスの含有量を誇ります。ビタミンB1は水に溶ける性質があるため、豚肉をゆでたり煮たりした場合は、煮汁も一緒に摂取するよう工夫しましょう。

◇赤身の魚

マグロやカツオ、ブリといった赤身の魚には、たんぱく質やDHAが多く含まれています。脂質が多いぶん、カロリーが高いので食べすぎには注意しましょう。

◇大豆製品

大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどさまざまな栄養素を持つ食材であり、記憶力の向上に効果があるとされる大豆レシチンも含まれています。大豆製品には納豆や味噌、しょうゆ、豆腐などさまざまな種類があるため、自分の好きなかたちで食事に取り入れるとよいでしょう。

◇チョコレート

チョコレートにはテオブロミンのほか、ストレスを軽減させるといわれるフラバノールも含まれています。手軽に食べられるのがチョコレートの魅力の一つですが、一度に多く食べると血糖値が急激に上昇してしまうため、食べすぎに注意しましょう。

おすすめの食べ物を摂取するときのポイント

ここでは、食べ物を摂取するときのポイントを解説します。

◇しっかりと噛んで食べる

よく噛んで食事すると、脳に入ってきた情報を処理する「海馬」や、脳の中枢機関である「前頭前野」が活性化されます。

おすすめは、一口で30回以上噛むことです。ゆっくりと時間をかけて食べると食べ物の消化吸収が良くなり、脳の血流も促進されます。また、食べすぎの予防にもつながるでしょう。

◇良い姿勢で食事する

より食事の効果を高めたいなら、食事をとるときの姿勢にも注意しましょう。良い姿勢で食事すると、食べ物の消化や吸収が良くなります。

正しい姿勢を保つためには、身体に合った椅子や机を選ぶことも大切です。食事環境を見直して、食事の効果を高めてください。

食事に気を付けて勉強の集中力を高めよう

勉強を頑張っていると、つい食事をないがしろにしてしまう人もいるでしょう。しかし、食事の内容を工夫すれば、集中力や記憶力を高めるといった、勉強の助けになる効果も期待できます。

この記事で紹介した成分や食材を、日々の食事に取り入れて、ぜひ集中力アップにつなげてください。


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