受験直前の冬シーズンの敵は風邪！体調をベストに保つ過ごし方

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センター試験の直前に風邪、二次試験本番にインフルエンザ……なんて想像するだけでぞぞぞっと鳥肌がたってしまいますよね。試験本番には実力をすべて発揮できるベストコンディションを保ちたいものです。

勉強に一生懸命取り組みつつも、体調管理する方法を教えます！

ウイルス感染予防対策

受験生が特に注意すべきなのはインフルエンザやノロなどのウイルス感染です。
症状が辛いだけではなく、病院で診断されると外出禁止になるため、最悪の場合受験を休まなければなりません。
センター試験はインフルエンザなどで欠席した場合一週間後に再受験することも可能ですが、二次試験までの期間が短くなってしまいます。

ウイルス感染の予防には以下を徹底しましょう。
・ワクチン接種
インフルエンザワクチンは、毎年流行するウイルスを予測してから行われます。当然、予測がはずれて大流行することもあります。
またワクチン自体、絶対にインフルエンザにかからなくなるわけでなく、かかっても軽少で済むというものです。

・温度と湿度をコントロール
ウイルスが温度が低く、空気が乾燥している環境下で繁殖しやすくなります。
普段過ごす部屋はエアコンや加湿器で環境をコントロールしましょう。
加湿器がない場合は、濡らしたタオルを干しておくだけでもいいですよ。

・手洗い/うがい
人体は口や鼻で９割のウイルスをブロックできます。そこでうがいなどでブロックされたウイルスを洗い流してしまいましょう！
人混みや、不特定多数がさわったものをさわったときには手にウイルスが付着している可能性があります。
手洗い/うがいはウイルス対策の基本中の基本ですよ！

・マスク
マスクは空気中に飛散しているウイルスをブロックするだけではなく、手に着いたウイルスを口に運んでしまうことも防ぐことができます。

・家族みんなで取り組む
受験生がウイルス対策に取り組んでいても、家族がインフルエンザにかかったらマスクや手洗いうがいでは防ぎ切れません。
できるだけ家族にも協力してもらうようにしましょう。

規則正しい生活を心がける

十分な睡眠時間、栄養のある食事は健康を保つだけではなく、試験当日に全力を出しきるためにも必須です。
とくに夜型になってしまっている人は、試験日までに朝型に戻しておきましょう。
試験当日に「いつもはまだ寝ている時間だから眠くて問題が解けない」という事態になりかねません。

免疫力をあげる

免疫全体の２割占めるＮＫ細胞（ナチュラルキラー細胞）と言われる細胞は、体内を巡回しつつウイルスをやっつける役割を担っています。この細胞は昼に活発化し、夜は穏やかになるそうです。つまり、夜型生活はいわゆる「免疫力」も下げてしまうんです。

このＮＫ細胞は、乳酸菌飲料Ｒ－１で活性化できることでも有名ですが、他にもＮＫ細胞を活性化する方法があります。

・頭を真っ白にしてよく笑う
勉強の合間のリラックスタイムとして、面白い動画を漁るのもオススメです。ただしだらだらと見過ぎないように注意してくださいね。

・身体を暖めて体温を上げる
膝掛けを利用したり、外出する場合にカイロを活用するなど、体温が下がらないようにしましょう。

・血液循環を改善する
運動不足になりがちな受験生活ですが、気分転換がてら散歩・ストレッチなども取り入れてみましょう。

花粉症対策をする

花粉症と言えば３～５月のイメージが強いですが、早い年では１月末から花粉が飛び始めます。
かくいう筆者も一昨年は１月から鼻水が止まらなくなってしまいました。
花粉症の方は実感があるかと思いますが、花粉症って鼻水・涙だけでなく、頭がぼーっとする、微熱がでる、眠りが浅いなどの症状も案外やっかいなんですよね。

花粉症持ちの方は、センター試験後～二次試験の時期には花粉症対策をしておいてもいいかもしれません。

花粉症対策には諸説ありますが、私は１月頃から甜茶を飲み始めたり、花粉が飛び始めたら重症化しないうちに薬局で鼻炎薬を買うようにしています。

ブルーベリーなどにもアレルギー反応を緩和する効果があるそうですよ。

受験直前で一番大切なことは？

受験直前で一番大切なことは体調管理といっても過言ではありません。
現役生は受験直前まで成績が伸びるとはいえ、もう時間に限界が迫っています

。
受験直前期は、「成績を伸ばすこと」よりも「試験本番でいかに実力を発揮するか」が大切になってくるのです。

体調管理を徹底し、心身ともに万全の状態で試験に挑みましょう！

執筆者：てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ

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