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勉強用のボールペンの選び方とは?勉強がはかどる理由も解説

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中学生や高校生が勉強をする際、どの筆記用具を使うとよりはかどるのでしょうか。シャーペンや鉛筆を使っている方は、ボールペンを試してみても良いかもしれません。

本記事では、勉強用のボールペンの選び方、勉強に向いている理由を紹介します。ボールペンのメリットを知りたい方、勉強方法を変えてみたい方は、ぜひ参考にしてください。

勉強用のボールペンの選び方

まずは、勉強に適したボールペンとは何なのか、選び方のポイントを解説します。

◇試し書きをするのがおすすめ

まずは店頭に行って、ボールペンの実物を手に取ってみましょう。ノートに大量の文字を書くなら、自分の手にフィットする、持ちやすい形状のものを選びたいところです。人によってペンの持ち方、書く際の力の入れ方が変わるため、実際に試し書きをすることをおすすめします。

手に持った際に違和感がなければ、書き味や重さをチェックしてみましょう。軽くてなめらかな書き味、軸が重くて安定した書き味など、自分の好みに合うものを探します。

線の太さも好みによりますが、勉強内容によって変えるのもよいでしょう。小さな紙に文字をたくさん書く際は、芯の細いボールペンがおすすめです。何度も書いて暗記したい場合は、芯が太いボールペンで書いてみてください。

◇インクの種類を確認

ボールペンを選ぶ際に重要なのが、使われているインクの種類です。インクによって書き心地、乾きやすさなどが大きく変わってきます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

水性インク
軽い書き心地で手が疲れにくい。一方で、水に弱い、滲む、裏写りするといったデメリットがある。

油性インク
すぐに乾いて文字が滲みにくいのが利点。ただし、裏写りしたり書き味が重かったりする場合がある。

ジェルインク
なめらかな書き心地で、速乾性も高い。インクが減りやすい点はデメリット。

上記がインク別の一般的な特徴ですが、商品によって書き心地や乾きやすさには差があります。可能であれば、店頭で試し書きをしたうえで購入しましょう。

迷うようなら、水性と油性の良い点を兼ね備えた、ジェルインクを試してみてください。

ボールペンでの勉強がおすすめな理由

ボールペンが勉強に向いている理由は、以下のとおりです。

◇消しゴムを使う手間がない

シャーペンや鉛筆の場合、一度書いた文字をあとから消すことができます。消しゴムを使えるのはメリットですが、「間違えた部分はすべて消したほうが良い」という気持ちにもなるでしょう。文字を消してきれいに書き直す手間が発生すると、授業の板書をする際、問題を解く際にも余分に時間がかかってしまいます。

ボールペンの場合は、そもそも「消しゴムを使う」という選択肢がありません。修正液や修正テープで消すことはできますが、毎回それを行なうのは大変です。消しゴムで気軽に消せない分、割り切って文字を書き進めやすいでしょう。書き間違えた部分は、二重線などで消せば問題ありません。

◇書きやすくて手が疲れにくい

シャーペンや鉛筆の場合、文字を書く際の筆圧調整が必要です。筆圧が弱いと文字が薄くなり、力を入れすぎると芯が折れてしまいます。また、紙と芯の間に摩擦が発生するため、手が疲れやすいのがデメリットです。

一方のボールペンは、ペン先がボール状になっており、ボールを転がしながらインクを紙に擦り付けます。シャーペンや鉛筆と比べると抵抗が少ないため、長時間の勉強にも向いているでしょう。

◇努力の結果が目に見える

ボールペンはインクの残量が見えるため、自分がどれだけ文字を書いたのか、勉強量の目安になります。

学校の成績を上げるため、受験で志望校に合格するためには、相応の勉強量が必要です。このとき、自分の頑張りをどれだけ可視化できるか、モチベーションを維持できるかは重要なポイントになります。

ボールペンを1本使い終わるごとに、「自分はこれだけ頑張ったんだ」という達成感を味わえるでしょう。受験勉強など、長期的に勉強をする際は、使い終わったボールペンを毎回保管しておくのもおすすめです。

◇色分けができる

色違いのボールペンを用意すれば、書く内容によって使い分けることも可能です。例えば、基本的には黒のボールペンを使い、重要な部分は赤、追加のメモは青、といったように色分けを行ないます。一定のルールを決めて色分けすれば、見返しやすい自分のノートが完成します。

ただし、複数の色のボールペンを使う際は、色数を増やしすぎないように注意が必要です。色が増えすぎると復習のときにかえって見づらくなったり、ペンを持ち替える手間が発生したりとデメリットが大きくなります。

勉強用ノートの色分けに関しては、以下の記事もぜひ参考にしてください。

関連記事:
ノートの色分けで勉強の効率が変わる!ペンの使い分けや選び方を解説

消せないボールペンは、勉強に向いている

ボールペンを使うとなると、「簡単に文字を消せない」というデメリットが気になるかもしれません。しかし、ペンと消しゴムを持ち替える手間がないため、勉強に集中できます。

シャーペン、鉛筆、ボールペンのどれが向いているかは、個人の好みによるところが大きいです。勉強を効率的に進められるよう、自分に合う筆記用具、勉強方法を見つけましょう。


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