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高3春休みの平均的な勉強時間とは?教科別の目安時間と対策内容を紹介

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本格的な受験勉強を目前に控えた、高校3年生の春。受験で良いスタートダッシュを切るためには、春休みから勉強を開始することが大切です。

しかし、いきなり受験勉強を始めようと思っても、「どれくらい勉強時間を確保すれば良いのか」「何を勉強すれば良いのか」がわからず、迷ってしまう方も少なくないはずです。

そこでこの記事では、高3の春休みの勉強時間について紹介します。平均的な時間の目安や勉強しておきたい内容を押さえて、志望校合格への大きな一歩を踏み出しましょう!

高3の春休み、どれくらいの勉強時間が必要?

まずは、高3の春休みに確保しておきたい勉強時間について見ていきましょう。ただし、大切なのは時間よりも質であるため、無理せず可能な範囲からスタートすることを意識してみてください。

◇【高3の春休み】平均的な勉強時間

最適な勉強時間は人によって異なりますが、1日あたり5~6時間を目安に勉強することが理想的です。もちろん、ずっと机に向かう必要はなく、朝2時間勉強して友達と遊んで帰宅したあと、夜3時間勉強するというスタイルでも構いません。

また、勉強のために部活の頻度を極端に下げる必要はありません。部活にも力を入れられるストイックさがあれば、引退したあとの勉強の伸び幅も大きくなるでしょう。

◇【高3の春休み】勉強時間よりも習慣づけを意識しよう!

高3の春休みは、今までの学生生活を「受験生活」に切り替えるための重要な期間です。この時期に日常生活のなかで勉強する習慣をつけられれば、学校生活と受験勉強を両立しやすくなります。

やみくもに勉強時間を確保するよりも、まずは生活習慣を変えることを意識するのがおすすめです。スキマ時間に勉強する習慣をつけたり、自分に合った勉強時間を見つけたりと、試行錯誤しながら勉強を日々の生活に組み込んでいきましょう。

高3の春休み、勉強の効果を最大化するコツ

高3の春休みはただ勉強するだけではなく、勉強時間を有意義なものにすることが肝心です。ここでは、高3の春休みに行なう勉強の効果を最大化するコツについて説明します。

◇志望校に合わせて勉強内容を決める

志望校によって、受験教科や力を入れたい教科は異なります。本格的な受験勉強のスタートに向けて、受験科目の確認と復習を進めておきましょう。

大学によって異なりますが、春休みのうちに行なっておきたいおもな対策は以下のとおりです。

●国立:英語・現代文、数学ⅠA・ⅡB
●私立文系:英語、現代文
●私立理系:英語、数学ⅠA・ⅡB
●志望校未定:英語

どの志望校でも英語は重要となるため、迷っている場合は英語の基礎固めを進めることを推奨します。

◇大まかな勉強計画を立てる

「5月までに数学の復習を済ませる」「6月には化学を復習する」など、春休みのうちに大まかな勉強計画を立てておくと、今後の学習がスムーズになります。ざっと年間目標を立てて、そこから1週間・1日ごとの勉強時間を逆算しましょう。

本格的に受験勉強や学校の授業が始まると、あらためて計画を立てる余裕がなくなります。時間がある春休みのうちに合格点や目標を確認し、これからのスケジュールを明確化しておくことが大切です。

【教科別】高3春休みの勉強時間と内容

それでは、高3春休みの段階では、どのような内容の勉強をしておけば良いのでしょうか。最後に、高3の春休みに行ないたい各教科の対策を紹介します。

◇高3春休みの勉強時間と内容(1)英語

英語はすべての志望校で重要となる科目であるため、毎日触れることをおすすめします。特に、今まで習った英単語と英文法、イディオムの復習に力を入れましょう。

英文読解やリスニング対策も欠かせません。単に問題に回答するだけではなく、解きながら英文の文型や文法、わからなかった単語をチェックすると効率的です。ただ文法書や単語帳を読むだけでは印象に残りにくい内容も、「前に間違えた部分だ」と記憶に残りやすくなります。

◇高3春休みの勉強時間と内容(2)国語

国語は、配点が高い現代文の長文読解をメインに勉強してください。

現代文を解くときは、根拠とともに回答できるように解く学習法が有効です。また、「段落ごとに要点を見つける」「接続詞のあとの文章に注目する」「例や要点を区別できるように印をつけながら読む」といったテクニックも必要となります。

古典と漢文は、単語の学習と品詞分解による正しい理解が重要です。基本に立ち返り、単語と文法の復習を進めましょう。

◇高3春休みの勉強時間と内容(3)数学

数学では苦手分野だけではなく、得意分野も見直して問題パターンを頭に叩き込む学習が必要になります。

まずは、基礎をつくるために公式をしっかりとおさらいし、そのなかで苦手分野があれば重点的に復習しましょう。よく出題される問題形式はある程度決まっているため、苦手・得意に関わらず、問題を見たらすぐに解法を説明できるようにしておきます。

文系で数学を選択する場合は、対策に時間がかかるため、高3の春から復習や入試対策をスタートすることが大切です。早いうちから基礎を押さえておけば、高得点を狙える可能性も高まります。

◇高3春休みの勉強時間と内容(4)社会科目

社会科目は後回しにされがちですが、可能であれば1日1時間程度は勉強時間を確保して、基礎知識をインプットしておくべきです。

毎日少しずつ参考書やノートを復習し、アウトプットを繰り返す学習だけでも効果的です。ただし、一度復習するだけでは忘れてしまうため、継続して反復学習することを意識してください。お風呂で一問一答を読む、移動時間はノートを読み返すなど、時間を有効活用しながら勉強しましょう。

◇高3春休みの勉強時間と内容(5)理科科目

大学受験では化学もしくは物理選択の学校が多いため、ここを中心に学んでおくと無難です。志望校に合わせて、生物や地学を勉強しても問題ありません。

理系科目も今まで学んだ基礎知識を徹底的に復習し、公式や用語の理解はもちろん、短時間で計算問題が解けるようになるまで、繰り返し練習することが大切です。理系の方は、英数の基礎と同じくらい時間をかけて、理科科目を徹底的に対策しましょう。

高3の春休みは、勉強時間を確保して基礎を固めよう!

高3の春休みは、受験勉強を本格化するための準備を整える期間です。しっかりと勉強時間を確保するのはもちろん、今後の計画作成や基礎固めに力を入れることを意識しましょう。

まだ志望校が決まっていない方は、この期間を利用してある程度志望校を絞り込むことが肝心です。学校が始まると忙しくなってしまうため、ぜひ春休みの勉強時間を活用してみてください。


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