<中学生向け>定期テスト対策の勉強計画表の作り方や入れる要素を紹介
定期テスト前に、テスト勉強の計画表を作成している学生も多いでしょう。しかし、効率の悪い計画になったり、計画表を作ったにも関わらず、まったく生かせなかったりすることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、定期テスト対策用の計画表の作り方や、計画表に入れる要素を紹介します。ぜひ、この記事を参考にしっかりとした計画表を作成し、高得点を目指してみてください。
定期テスト対策用の計画表を作る流れ
ここでは、定期テスト対策の計画表を作成する流れを紹介します。
◇前回の定期テストを振り返る
定期テスト対策の計画表を作成する前に、前回のテストを振り返ることが大切です。自分の得意分野や苦手分野をあらためて確認し、点数アップにつなげるにはどうすれば良いかを考えてみましょう。
テストの点数を上げたいなら、前回と同じ勉強方法では点数が上がりません。前回のテスト勉強よりも勉強時間を増やしたり、どこを強化すれば点数が上げられそうかを考えたりする必要があります。
特に、点数を伸ばす必要のある教科に関しては、前回どのように勉強を進めたのかも、併せて確認しておきましょう。
◇今回の定期テストでの目標を決める
テスト勉強では、目標を持って取り組むとやる気を維持しやすくなります。そのため、計画表の作成時には、今回の定期テストでの目標を設定することが重要です。
例えば、点数や順位を目標とするとわかりやすいでしょう。
点数の場合は、前回と前々回の定期テストにおける、各教科の点数をそれぞれ紙に書き出して決めていきます。少しがんばれば、達成できそうな点数に設定するのがおすすめです。順位も、同じように書き出してみてください。
目標を書き終えたら、デスクの前などいつでも見える場所にその紙を貼っておきましょう。
◇やるべきことをまとめる
前回のテストを振り返り目標を決めたら、やるべきことをまとめましょう。各教科のやるべき内容を書き出して、計画表を作成します。
計画表は、学校で配られるプリントやノート、スケジュール帳など、自分が管理しやすいものを使いましょう。もし、パソコンが使えるなら、エクセルやGoogleスプレッドシートを活用するのがおすすめです。特に、Googleスプレッドシートはスマートフォンでも使えるため、いつでも計画表を確認できます。
また、特に優先して取り組むべきことを箇条書きで書き出していきます。何を優先すべきかは、設定した目標から逆算して考えるとわかりやすいでしょう。例えば、前回の国語のテストで読解問題の点数が取れなかった場合、今回のテスト勉強では読解問題の対策に力を入れる、といった形です。
◇教科の優先順位を決める
「得意科目ばかり勉強して、苦手科目を勉強する時間がなくなってしまった」とならないよう、教科の優先順位を決めることも大切です。十分な勉強時間が必要になる苦手科目を優先し、早い時期から勉強を開始するとよいでしょう。
また、テスト対策に時間を要する教科の勉強も、早くから手を付けることをおすすめします。例えば、英語は英単語の暗記や文法の理解、教科書にある文章の英訳・和訳など、やるべきことがたくさんあるので、早くから対策に取りかかりましょう。
◇テスト前日から予定を入れていく
定期テストの前日から、逆算して予定を入れていきましょう。前日を含むテスト直前の1週間は、追い込みの時期です。苦手科目や暗記が必要なもの、解き方が合っているか不安な問題などを重点的に対策できるよう予定を立ててください。
定期テストの2週間前は、本格的にテスト対策を始める時期です。2週間前から勉強を開始する人は、テストの成績が良い傾向にあります。また、テスト範囲が発表される時期でもあるので、この時期からテスト対策に取り組めるよう計画を立てていきましょう。
計画表に入れる内容
ここからは、定期テスト対策の勉強計画表に入れる内容・要素を紹介します。
計画表に入れるべき内容・要素は以下のとおりです。
・計画表のタイトル
・日付や曜日
・教科名
・各教科のテスト範囲
・やるべきこと
・タイムスケジュール
計画表のタイトルは「1学期 期末テスト」というように、パッと見てわかりやすいものにしましょう。そして、教科名と各教科のテスト範囲、その日にやることなどを書き込めるようにします。また、日付と曜日もです。
実際にスケジュールを書き込むときは、帰宅時間や学校の課題を行なう時間、就寝時間などを考え、残りの時間をテスト対策にあてるようにします。平日の夜は3科目、週末は5科目といった具合に決め、1科目に対する勉強時間を1時間に設定すると、計画が立てやすいでしょう。
定期テスト対策の計画表を作って高得点を目指そう!
定期テストの計画表は、前回のテストを振り返り、目標を設定したうえで作成してください。目標から逆算してやるべき内容を考え、教科の優先順位を決めることも忘れないようにしましょう。
前回の振り返りなどが終わったら、教科名や各教科のその日にやるべき課題などを書き込んでください。終わった課題をマーカーなどで塗りつぶしていけば、達成感を味わえるでしょう。また、モチベーションを維持するためにも、無理のない計画にするのがおすすめです。今回紹介した内容を踏まえて計画表を作り、効率的に学習して高得点を目指しましょう。
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