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【保存版】覚えることが多すぎる!!化学の暗記攻略法

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元素周期表の特徴や、炎色反応、化学反応式に酸化還元反応……などなど、化学はとにかく覚えることが多いですよね。
「暗記が苦手だから理系に進んだのに~!」という生徒の悲鳴もよく聞こえてきます。
でもまだまだあきらめないで!
この記事の暗記方法を実践して、化学の点数アップにつなげましょう。

 

単位に注意する

理論化学では、物質量・濃度計算などのいろいろな計算問題に出くわします。
計算問題とはいえ、中途半端に計算式を覚えていると痛い目に遭うのも計算問題。この手の問題のポイントはズバリ「単位に注意すること」です。

・この問題では何の情報(体積など)があるのか?
・この問題では何を算出したいのか?

という目的意識をはっきりさせ、「何をしようとしているのかわからなくなってしまった」ということがないようにしましょう。
そのための有効手段として、式の途中でもしっかり単位を書くことが有効です。

 

生活と結びつける

化学はとっつきにくい印象があるかもしれませんが、実は生活にとても身近な科目です。
たとえば高校化学をしっかり勉強していれば、「塩素系洗剤はなぜ『まぜるなキケン』と書いてあるのか」「塩素系洗剤と酸性洗剤をまぜるとどうなってしまうのか」がわかります。(ヒントは次亜塩素酸ナトリウムの反応です)

また、「なぜ掃除に重曹がいいといわれるのか」「なぜ米は炊くと柔らかいご飯になるのか」「花火はなぜカラフルなのか」などなど、生活には化学があふれています。
化学図説や一般書でこのような知識を先に持っておくと、化学のハードルがぐーんと下がり、覚えやすくなりますよ。

 

目に焼き付ける

今からずらっと炎色反応を書きます。
リチウムは紅色
ナトリウムは黄色
カリウムは紫色
カルシウムは橙赤色
バリウムは黄緑色
……炎色反応を文字だけで覚えるのは、本当に困難ですよね。
英単語を覚えるのが得意だけど、化学の炎色反応などの色が覚えられない!という人も多いはず。

そんなときはがりがり書かずに「目に焼き付ける」ことをしてみませんか?

たとえば、

・赤い文字でリチウムと書いてじっくり見て目に焼き付ける
・図録などで実際の実験での写真を眺める
・花火で実際の炎色反応を見る(!)

ことで強く印象を残せば覚えやすくなります。

 

ゴロ合わせを見つける<> 化学には有名なゴロ合わせがいくつかあります。
・水平リーベ僕の船…(元素周期表)
・リアカーなきK村…(炎色反応)

このようなゴロ合わせがずっと昔から語り継がれています。
というのも、化学のこうした「理屈で暗記量を減らすことのできない部分」は、ゴロ合わせなどで語感よく覚えてしまうのが非常に有効だからです。

このような有名なものに頼るだけでなく、自己流でゴロ合わせを作ったり、なんとなくリズムのいい読み方を見つけるのも楽しいものです。
面白いゴロ合わせを見つけたらどんどん友達とも共有していきましょう!


■仕組み・基本はしっかり理解する
有機化学の基本ルール(官能器、命名法など)、酸化還元の仕組みなど理解が必要な部分は、図録・詳しい参考書などを繰り返し読んでしっかりと理解するようにしましょう。

「理解することで暗記量が減らせる部分は、極力深く理解して暗記量そのものを減らす」ことは、暗記法というだけでなく、入試問題で追うよう問題に対応することにも役立ちます。

理解しきれない部分、疑問点は必ずあるものですが、学校の先生や塾の先生など身近な人にどんどん質問しましょう。


■覚える量を最低限に減らす
一言に「教科書を暗記する」といっても教科書の隅から隅まで覚えられる人はほとんどいません。
かといって、学習を始めた頃はどこが暗記のポイントなのかもわからないものです。

ポイントがわからないときは、教科書の演習問題や、問題集などを眺めてみましょう。
もちろん、すぐに問題が解ける必要はありません。問題と解答を見比べながら

・この問題は何を聞いているのか?
・どんな知識があればこの問題が解けたのか?

を書き出したり、問題集で聞かれていた項目と同じところを教科書・ノートに印を付けていくのです。
これにより「頻出問題」「絶対に覚えていないといけない部分」がわかるようになっていきます。

高校化学で何からすればいいかわからない人は、問題集から抽出した「最低限必要な知識」に取り組んでいくことで、効率よく平均点を目指しましょう。


■暗記にはアウトプットも大切
これは化学に限った話ではありませんが、何かを暗記(インプット)するときはアウトプットに力を注ぐことが大切です。

・1分暗記項目を眺めたり音読したら、ノートを閉じて覚えたことを書き出してみる
・教科書を数ページ覚えたら、その範囲で小テストを作って取り組んでみる
・問題集を解く→覚えていれば解けた知識を書き出す→覚える→もう一度解く

など、繰り返しアウトプットに取り組みましょう。

スムーズにアウトプットが出来るようになる頃には化学の成績はぐーんとあがっているはずです。


執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ


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