数学が苦手な人は必見!苦手な数学を克服できる勉強法
「数学が苦手」「勉強しても全然できるようにならない」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
この記事では、なぜ数学ができないのか、どのように勉強していったら良いのか、などを詳しく解説していきます。自分の勉強方法を確立させ、苦手な数学を克服してしまいましょう。
数学を苦手と感じる人の特徴
数学を苦手と感じる人には、ある特徴があります。その特徴をよく理解して改善していくことは、苦手克服への一歩につながるはずです。
それでは、「数学が苦手な人の特徴」を見ていきましょう。
◇公式、定理を覚えていない、覚えているが応用できない
公式、定理というのは、数学の問題を解くうえで必要不可欠なものです。どのように解けば良いかおおよその見当がついていても、公式や定理を忘れてしまっていては解ける問題も解けません。その都度、公式を導くことも不可能ではありませんが、その導出にもまた時間がかかってしまうので、覚えておくに越したことはないでしょう。
また、「公式は覚えているけど応用できない」という人は数式だけを覚えていて、その中身をきちんと理解していないことが大半です。公式の導出過程をもう一度おさらいしてみましょう。
◇答えを求める方法が思いつかない
公式、定理を覚えていて、応用することもできるのに、答えを求める方法が思いつかないという人は、答えからの逆算ができていないことが多いです。
その答えを求めるために何が必要なのか、どのような公式を使えば良いのかが明確にわかっていれば、問題を解く手が止まることはないでしょう。
◇適当な解き方をしてしまう
自分では完璧に解けたと思っても、採点を終えてみたら答えが全然違っていた、という経験はありませんか?
そういう人は、問題文をよく理解せずに解き進めてしまっている可能性が高いです。
また、複雑な計算で途中計算を省いてしまったことで、イージーミスが起こることもあります。途中式を省かず、きちんと問題文を理解して解き進めていけば、本来の実力に見合った点数を取れるでしょう。
苦手な数学を克服する勉強法
数学は、ただ闇雲に問題を解いているだけでは、あまりできるようにはなりません。より早く数学を得意にするために以下を参考にして、自分に合った勉強法を探してみましょう。
◇試験などで自分も苦手分野を把握する
苦手を得意に変えるには、自分の弱点を把握し克服するのが一番の近道です。
そういう観点から見ると、自分の苦手分野をフィードバックしてくれる模試は自分の苦手を見つけるのに最高の機会といえます。試験を終えて一安心するのではなく、必ずできなかったところ、よくできたところを自己分析して、苦手の克服に努めましょう。
◇やさしい内容の参考書を使って理解を深めていく
基礎ができていない人は、やさしい内容の参考書を使うのがおすすめです。
やさしい内容の参考書でもきちんとやりこめば、公式を正しく使えるようになり、基礎的な問題を解けるようになります。基礎的な問題ができれば、それらを組み合わせることによって、ある程度の応用問題も解くことが十分可能です。
数学では、原理を正しく理解し使えることが実に重要です。基礎が固まってないのに、時間がないからといって難しい問題に取り組んでも逆効果です。焦らずじっくりと基礎を固めていきましょう。
◇しっかり復習する
どの教科でもいえることですが、復習は最も大事なことです。せっかく覚えたことも、復習をしないとすぐに忘れてしまいます。
復習の仕方としておすすめなのは、夜寝る前にその日解いた問題を見直すことです。
自分ができなかった箇所を見直し、どのような考え方をすれば解けたのかしっかり考察をしましょう。
数学が苦手な人におすすめの参考書
数学が苦手な人は、やさしめの難易度をやりこんで基礎を固めるのが数学を得意にする第一歩です。これらの参考書でしっかりと基礎固めをし、次なるステップへの準備をしましょう。
◇高校これでわかる数学
この参考書は、センター数学の問題を解くために必要な公式や基本事項をゼロから学ぶことができます。解説がとても丁寧なので、数学が苦手な人におすすめです。
また、基本問題、練習問題、応用問題、章末問題と幅広いレベルに分かれているので、自分のレベルに合わせて学習していくことができます。
「数学ⅠA編」、「数学ⅡB編」、「数学Ⅲ編」の分野ごとに3冊に分かれているので、苦手な分野から挑戦してみてはいかがでしょうか?
◇直接書き込むやさしい数学ノート
問題とノートが一つになった、直接書き込める問題集です。
例題と問題がセットになっているため、例題で考え方や解法を学び、それを応用して問題を解く、といった反復練習が行なえます。それにより、考え方や公式の定着を図ることができるでしょう。
参考書に書き込めて、すぐに自分の解答を確認できるため、苦手克服に役立つことが期待できます。
数学の勉強は地道にコツコツと
数学という教科は、少し勉強したからといってすぐに成績が上がるものではありません。
いろんなパターンの問題を解いて計算力をつけ、たくさん考えることによって数学力は上がっていくのです。
地道にコツコツ勉強を続けていれば、急にぱっと目の前が開けたように理解できる瞬間が来るはずです。わからないものが解けるようになったときほど、勉強をしていて楽しい瞬間はありません。いつか来るその瞬間を心待ちにしながら、地道に勉強を進めていきましょう。
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