入試対策もバッチリ!政経のおすすめ参考書6選
政経は覚える知識の量が少ないにも関わらず、なかなか得点しづらいイメージを持たれやすい分野です。そのため、政経の学習方法で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
政経の入試で合格点を取るためには、適切な参考書を使用して学習することが大切です。
そこで、政経の入試対策をする際、どのような基準で参考書を選べば良いのかを具体的に解説します。併せて、基礎学習向け・入試対策向けにおすすめの参考書を各3冊紹介しています。政経の入試対策に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
政経の参考書の選び方
政経の参考書は状況や目的を考えたうえで、入試対策に適したものを選ぶことが大切です。具体的には、以下の基準で政経の参考書を選ぶとよいでしょう。
◇できるだけ最新の参考書を選ぶ
政経の入試では毎年、最新の時事問題が出題されます。政経で出題される時事問題は、直近の出来事をきっかけに政治や経済のことを聞いてくるのが特徴です。
そのため、最新の時事問題に対応できるように、参考書もできるだけ新しいものを選びましょう。最新の参考書には、直近の試験に出題されそうな時事問題に関する情報が記載されているからです。
政経の参考書を選ぶ際には、必ず出版年度を確認しましょう。
◇基礎を押さえたい人は図解入りの参考書を選ぶ
政経の入試に対応するには、政治の仕組みや経済のシステムを理解する必要があります。ただ単語や用語を覚えただけでは、入試問題に対応できないケースも少なくありません。
基礎的な知識から身につけたいと考えている人は、図解入りの参考書がおすすめです。参考書に図や表の記載がたくさんあると視覚的に頭に入ってくるため、その分理解するスピードもアップします。
政経の入試では、提示された図や資料から基礎的な知識を使って答えを出すタイプの問題も出題されます。図解入りの参考書で学習すれば、そのような問題に対応できる実力も身につけられるでしょう。
◇入試の本番前には過去問や予想問題が充実した参考書を選ぶ
入試の本番前になると学習する時間が限られてくるため、本番前は過去問や予想問題が充実している参考書がおすすめです。
過去問を解くことで過去の出題傾向や範囲がわかるため、入試に必要な知識を短期間で集中的に覚えられます。予想問題にもあたることで、入試問題に対応できる自信をつけられるでしょう。
<基礎を押さえたい人向け>政経のおすすめ参考書
政経の基礎を押さえたいという人は、効率良く知識整理ができる参考書や、制度や仕組みが設けられた背景から理解できるような参考書で学習すると効果的です。
ここでは、基礎から知識を身につけたい人におすすめの参考書を紹介します。
◇受験スイッチが入る 政治・経済基礎づくり
『受験スイッチが入る 政治・経済基礎づくり』は、政経の基礎知識から学習できる初学者用の参考書です。
この参考書は教科書レベルの問題を解いて、要点整理する形で学習が進められるため、政経の基礎知識をしっかり身につけることができます。基礎レベルの知識を身につけたあとは過去問にチャレンジでき、実践力まで養えるのもポイントです。
◇蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本
『蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本』は、政経の入試問題に必要な知識が体系的にまとめられている参考書です。各章には、「Point整理」と「Point講義」という項目が設けられています。
「Point整理」では図や表によって各章で学ぶ知識がわかりやすくまとめられていて、「Point講義」では「Point整理」にある知識を講義形式で説明しているのが特徴です。
この参考書を読むだけで、政経の入試に必要な基礎知識をしっかり押さえられるでしょう。
◇政治・経済一問一答 【完全版】2nd edition
『政治・経済一問一答 【完全版】2nd edition』は、政経の入試対策で活用できる一問一答形式の参考書です。
政治や経済に関する用語の知識だけではなく、なぜその制度や仕組みが設けられたのかといった背景も盛り込まれています。各知識を制度趣旨からしっかり理解でき、確かな実力を身につけることができます。時事対策問題も掲載されているため、入試の実践対策としても活用できるでしょう。
<入試対策向け>政経のおすすめ参考書
入試対策向けの政経の参考書は、出題傾向を意識しながら効率的にインプットとアウトプットできるものを選ぶのがよいでしょう。
具体的には、以下に挙げる参考書がおすすめです。
◇大学入学共通テスト 政治・経済重要問題集
『大学入学共通テスト 政治・経済重要問題集』は、問題を解くことによる実践演習という形で知識を身につけられる問題集です。
基礎知識が確認できる「Check&Answer」、各分野の問題を解いて実践力を身につけられる「問題(類題)演習」、入試の対策として活用できる「試行調査(プレテスト)」から構成されています。
「Check&Answer」と「問題(類題)演習」を繰り返せば、インプットとアウトプットの学習を効率よく進められるでしょう。解説も詳しく記載されているため、演習問題の内容と関連する知識も同時に学習できます。
◇畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義
『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義』は、入試直前の知識整理を効率良く行なえる参考書です。
見開きの左ページに用語、右ページにその用語に関する解説が記載されていて、見やすいのが特徴です。優しい語り口なので、まるで講義を受けているような感覚になるでしょう。
各ページには出題のポイントも記載されているため、入試に向けてメリハリをつけた学習ができます。
◇スピードマスター政治・経済問題集
『スピードマスター政治・経済問題集』はテーマごとに分かれている問題集で、問題を解きながら分野ごとの実力を確認できます。
インプット用の参考書で学習を終えた分野ごとに、この問題集で問題演習を行なうという使い方がおすすめです。巻末には入試で出題されやすい分野の総まとめが掲載されているため、学習の総仕上げとしても活用できるでしょう。
制度趣旨が理解できて問題演習を数多くこなせる参考書を選ぼう
政経の入試では、覚えた知識を駆使して事例問題や図の読み取り問題などを解くことが求められます。各用語に関する制度趣旨を理解しながら、知識整理もできる参考書で学習するのがよいでしょう。
問題演習を数多くこなさなければ政経の入試で得点を伸ばすのは難しいため、アウトプットできる参考書もおすすめです。
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