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【化学】定期テスト対策にバッチリ!おすすめの3STEP勉強法

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化学は物理や化学と比べて、暗記問題と計算問題の2つがバランス良く出題される科目です。設問では、最初に基礎となる暗記問題が、次にその応用となる計算問題が出題されるパターンが多いです。それぞれ勉強の取り組み方が異なりますが、しっかりと勉強すれば安定して得点を取ることができます。

この記事では、その方法を3つのSTEPに分解してわかりやすく解説します。読み終える頃には、定期テストの効果的な対策がはっきりとわかることでしょう。

化学の特徴

化学とは、物質がどのようなもので構成され、どのような性質を持っているかを勉強する科目です。なんだか、途方もない話のように聞こえますが、実はそれほど難しくありません。 なぜなら、化学は大きく分けると、物質に関する“性質”と“変化”の2つの話しかないからです。

これをわかりやすい言葉に置き換えると“性質=暗記問題”、“変化=計算問題”となります。先述のとおり、化学はこの2つがバランス良く出題されるため、暗記問題か計算問題の片方だけを勉強していても高得点は取れません。

その一方で、化学はその特徴から、次のようなことが起きにくいという面もあります。
・例年頻出した出題範囲がガラリと変わり、せっかく暗記したのに点数が全然取れない
・基本的な問題で計算ミスをしてしまい、そのあとの応用問題も続いて落としてしまう

ですから、化学はしっかりと勉強さえしていれば、努力が安定して点数に結びつきやすい教科だといえます。

【STEP1】教科書を読んで用語の理解と暗記をする

化学は、まず基本を固めることが大切です。そのためには、物質名や実験器具などの聞きなれない用語を覚えていかなければなりません。
そのハードルが少しでも下がるように、化学の用語が暗記しやすくなる手順を示していくので、しっかりと押さえておきましょう。

◇用語を理解・暗記する
化学のテスト問題では、用語自体を問われたり、用語の意味を問われたりするものがあります。そのため、その用語がどういったこと・状態を指すのかを理解したうえで、暗記しなければなりません。

用語を暗記するには、一問一答の問題集などで出題された用語の意味を答えられるようにするのがおすすめです。

化学は冒頭でも述べたとおり、暗記問題によっても得点を取る必要がある教科です。
繰り返し復習し、記憶をしっかり定着させることで、確実な得点につながります。

◇表や図でイメージを作る
化学で勉強する物質の性質と変化は、それぞれたくさん組み合わせがあります。とにかく数が多いので、文字や数字だけで理解しようとするのはあまり効率的とはいえません。
そこでおすすめなのが、表や図でイメージを作ることです。

教科書や資料集の表や写真などを見ながら、何がどうなるのかをしっかりと理解できるようにしていきましょう。また、ある程度覚えたら、自分で表などを書き出してみることで、さらに記憶に定着しやすくなります。

【STEP2】問題を解いてみて不足点と問題のパターンを知る

基本的な用語や概念をある程度押さえたら、次は問題集に取りかかりましょう。

◇問題集を解いて不足点を見極める
基礎の用語を押さえることができたら、実際に問題を解いていきましょう。
自分では覚えたつもりでも、問題集を解くことで足りない部分があぶり出されます。

ポイントは用語を完璧に覚えてから挑戦するのではなく、ある程度勉強したと自分で感じたら、間違えることを前提で問題集に取りかかることです。間違えた部分があれば解答を見て、正しい知識を身につけていきましょう。

◇問題のパターンを知る
もちろん、テストでは毎回同じ問題が出るわけではありませんが、その出題傾向にはパターンがあります。なぜなら、「その分野で重要なことをどのくらい理解しているのか」が設問を作る出題者の意図であり、彼らが聞きたいことは大きく変わらないからです。

では、何が変わるかというと、それは“問い方”です。問い方にパターンがあるため、教科書や問題集を解いて、そのパターンを把握することが必要になります。

問い方のパターンをしっかり把握できれば、テストでは知っている問い方のパターンに当てはめて解くことができます。

◇足りていない要素を教科書や解説から補う
勉強を進めるうえで注意したいのは、足りていないところをそのままにしない、ということです。もし、あまり理解ができていないところがあるなら、教科書を読み返してみましょう。

定期テストは、授業で習った内容をもとに出題されます。そのため、教科書の内容を理解できるまで読み込むことで、化学において大切なポイントを押さえることができます。
もし、教科書の説明ではわかりにくいという場合は、教科書の内容に沿ってわかりやすく説明している参考書などを選ぶと良いでしょう。

【STEP3】実践と復習を積む

ここまで来たら、あとは反復練習あるのみです。実際に問題を解き、間違った問題は復習して、解けるようにしていきましょう。

物質名、構造式、実験器具名、公式などを問う暗記問題や、それらを応用した計算問題など、いろいろな問題を繰り返し解いていきます。そうするうちに、“知っている出題パターンの問題”が増え、“解けなくて復習が必要な問題”が徐々に減っていき、より記憶が定着します。

実践と復習を積み重ねることは、できないことをできるようにし、できることをより確実にできるようにするという唯一の方法です。

化学は努力が報われやすい科目。基礎のあとは実践と復習あるのみ!

化学は、暗記問題と計算問題の勉強がどちらも必要にある科目です。そのため、用語の理解・暗記をすることや、問い方のパターンを把握することが大切になります。

また、記憶の定着と弱点の克服のために、実践と復習を積み重ねることも重要です。できないことを新たにできるようにし、できることをより確実にすることは、定期テストでの得点につながります。

化学はしっかりと勉強すれば、その頑張りが安定して報われやすい科目です。ここまで解説したことを実践して、定期テストで高得点を目指しましょう。


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