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英語で自己紹介できる?英語が苦手な学生もすぐ覚えられる例文を紹介!

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これからの英語(外国語)学習は、読み書きはもちろん、実際のコミュニケーションで活用することが重視されます。これは、中学校学習指導要領でも「簡単な情報・考えなどを、理解したり表現したり伝え合ったりするというコミュニケーションを図る資質・能力」のさらなる育成を目標として掲げている通りです。

その円滑なコミュニケーションの第一歩として必須となるのが、英語を使った自然な自己紹介です。英語の自己紹介は、留学を希望する学生だけでなく英検の面接や、将来的にはビジネスシーンで必要となることも考えられます。

しかし、初めて会った相手に自分を紹介するのは、どのような言い方をすれば良いのか迷ってしまうでしょう。日本語でも難しいのに、英語となればなおさらです。難しい英語の自己紹介をスムーズにこなすため、使えるフレーズやコツを見ていきましょう。

まずは日本語で自己紹介のベースを作ろう!

英語で自己紹介をするといっても、いきなり英語で自己紹介の内容を考えるのは難しいものです。ですから、まずは伝えたいことを日本語で書き出し、英文の土台作りをおこないましょう。

その後、作成した日本語を訳すのがスムーズです。難しい単語や文法を使う必要は一切なく、中学英語レベルで十分に伝わります。
作成のポイントは、あまり文章を長くし過ぎないことです。文章は覚えやすく短めにし、順番に話すことでスムーズに伝わります。

そして、自己紹介をするときは、まず簡単な挨拶から入りましょう。
「Hello, everyone!(こんにちは、みなさん)」や「Hi(こんにちは)」、「Nice to meet you.(初めまして)」が言えれば十分です。しっかりと、笑顔で相手の目を見て話しましょう。なお、日本語のわからないネイティブスピーカーほど、反応のない人を嫌います。そのため、自己紹介をするときは身振り手振りをすることもとても大切です。

挨拶が終わったら、自分の名前や学校名、趣味、部活などの紹介に入ります。言いたいことをすべて伝え終えたら、最後に締めの一言を添えて終了です。 具体的なフレーズについては、次章で見ていきましょう。

【学生向け】英語の自己紹介で使えるフレーズ

自己紹介は簡単なフレーズを覚えるだけで誰にでもできます。
英語の自己紹介で使えるフレーズをまとめましたので、自分が話したい項目を選んで文章にしてみましょう。

◇自分の名前
名前の紹介は、おなじみの表現である「I am~」で十分に通じます。もちろん「My name is~」を使ってもかまいません。

・I am(I’m) Nodoka.(私はのどかです。)
・My name is Nodoka Ozawa.(私は小沢のどかです。)

名前の紹介が終わったら、愛称を伝えておくと相手にも親しみが湧きます。

・Please call me Nodoka.(のどかと呼んでください。)

また、日本人の名前は英語圏の人には発音がしづらい可能性があります。その場合は、つづりを伝えるのも良いでしょう。

・N for New York, O for Olive, D for Dog, O for Olive, K for King and A for America.
(ニューヨークのN、オリーブのO、ドッグのD、オリーブのO、キングのK、アメリカのAです)

◇年齢・学歴
年齢は基本的に「I am+数字(+years old)」で伝わります。

・I am 15.
・I am 15years old.
(私は15歳です。)

続いて、学歴を紹介してみましょう。

・I’m in the 3rd grade at ○○ junior high school.(私は〇〇中学校の3年生です。)
・I’m in high school.(私は高校生です。)
・I’m going to high school next spring.(来年の春から高校生になります。)

◇出身地
出身地は、ざっくりと「I’m from Japan.(私は日本出身です。)」という伝え方でも良いのですが、詳細な県や町を伝えたほうが会話のきっかけになります。生まれた町や都市は「hometown」と表現するのが簡単です。

・Nagasaki Prefecture is my hometown.(長崎県は私の故郷です。)
・I was born and raised in Nagasaki Prefecture.(生まれも育ちも長崎県です。)
・I was born in Nagasaki Prefecture but grew up in Okinawa Prefecture.(長崎で生まれて、沖縄で過ごしました。)

◇部活
「部活動」は、「club activity」や「club activities」で伝えることができます。部活名は、文化部なら「○○ club」、運動部なら「○○ team」と表現することが多いです。

・I was on my high school kendo team.(高校では剣道部でした。)
・In school, I was head of the cooking club.(調理部で部長をやっていました。)

◇長所・短所
長所短所を伝えるときは、あまり抽象的になりすぎないことがポイントです。

・One of my greatest strengths is improving myself.(私の長所は向上心があるところです。)
・I’m the kind of person who be flexible in any situation.(私はどんな状況でも柔軟に対応できるタイプの人間です。)
・My greatest weakness is that I am a perfectionist.(私の最大の短所は完璧主義すぎるところです。)

◇理由などの説明
自己紹介をしたあとに理由などの説明を一言つけると、相手も理解が深まります。理由の説明には「because(なぜなら~)」が有名です。「I’m~」のあとに「because」でつなげると、理由を一緒に説明できます。

・I like small animals because they are cute.(私は小動物が好きです。なぜなら、かわいいからです。)

◇締めの一言
自己紹介が終わったら、締めの言葉で結びましょう。

・That’s it, I’m finished.(以上で終了です。)
・That’s all I have to say.(言うことは以上です。)

こんなときどうする?英語の自己紹介でありがちなケースと対処法

慣れない英語の自己紹介であれば、うまくいかないのは当然です。
スムーズな自己紹介のために、英語の自己紹介にありがちなケースと対処法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

◇日本語の自己紹介文を上手に英訳できない!
うまく日本語の文章を英語にできないのは、主語が抜けているせいかもしれません。
日本語では主語が抜けてしまうことが多いため、英訳する前に主語を書き加えると簡単に訳せます。

また、長い文章は分けてしまいましょう。例えば、次のような文章があるとします。

例:私は昨日本屋に行ったけど、欲しい本がなかったからインターネットで注文した。

そのまま訳すと英訳に時間がかかるうえに、主語も抜けてしまいがちです。ですから、「私は昨日本屋に行った」「(本屋には)欲しい本がなかった」「(私は)インターネットで注文した」と、短い文に分けて英訳しましょう。

◇相手の質問が聞きとれない!
相手の言っていることがわからないときは、黙らずに聞き返しましょう。よくわからないまま進めると、ちぐはぐになり、スムーズな会話ができなくなります。 困ったときは以下のように返しましょう。

・Pardun?(もう一回言ってください。)
・Would you please say that slowly?(ゆっくり話していただけますか?)
・Can you please teach me English with Japanese language too?(日本語を交えて話していただけますか?)
・Excuse me? (何とおっしゃいましたか?)

まずは自己紹介から始めて、英語に慣れよう

日本語での自己紹介は丁寧さが求められますが、英語では親しみやすさやテンションが求められます。ぼそぼそと話さず、笑顔で相手の目を見ながら話すことが重要です。

そして、もう一つ大切なのは失敗を恐れないことです。英語は英文をじっと見ていても話せるようにはなりません。積極的に音読し、アウトプットすることでみるみる上達していきます。怖がらず、いろいろな人に英語で自己紹介をしてみることで、あなたのグローバルコミュニケーションが始まるのです。


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