• TOP
  • >
  • 勉強ノウハウ
  • >
  • 【共通テストの物理対策】参考書を選ぶポイントやおすすめの参考書を紹介

【共通テストの物理対策】参考書を選ぶポイントやおすすめの参考書を紹介

「【共通テストの物理対策】参考書を選ぶポイントやおすすめの参考書を紹介」サムネイル画像


「共通テストの物理対策で参考書を買いたいけれど、何を選べば良いんだろう」といった疑問を持っている学生は多いのではないでしょうか。数ある参考書のなかから、自分に合った参考書を見つけるのは、なかなか難しいものです。

そのような学生に向けて、本記事では共通テストの物理対策に使う参考書を選ぶ際のポイントと、おすすめの参考書を6冊紹介します。参考書を選ぶポイントを把握して自分に合った一冊を選び、万全の状態で共通テストに臨みましょう。

物理の共通テスト対策に適した参考書を選ぶポイント

まずは、物理の共通テスト対策に適した参考書を選ぶポイントを解説します。参考書を選ぶポイントには次の3点が挙げられます。

◇自分のレベルに合わせる
自分のレベルに合っていない参考書を選ぶと、理解できずに挫折したり簡単すぎて身にならなかったりする場合があります。物理に対する自分のレベルを知るには、共通テストの過去問を解くなどして、物理をどれだけ理解しているのか把握することから始めましょう。

物理に苦手意識がある人は基礎知識を網羅した参考書を選び、特定の分野だけ苦手な人は、その分野に特化した参考書を選ぶことが大切です。特に苦手分野がない人は、復習用として全体を網羅した参考書を選ぶとよいでしょう。

◇写真や図表が多く掲載されているものを選ぶ
近年の出題傾向から、共通テストの物理では身近な出来事を写真や図表にした問題が増えること が予想されます。写真や図表の問題を解くには、物理の基礎知識を応用して写真や図表の問題を解く力が必要です。

写真や図表が多く掲載されている参考書を選ぶことで、物理に苦手意識のある人でもわかりやすく、物理の基礎知識がどのように写真や図解として応用されているのか学べるでしょう。

◇丁寧に解説されているものを選ぶ
文字だけの解説や、問題文が中心で解説が少ない参考書だと、問題を理解するのに時間がかかります。また、わかりづらい解説だとスムーズに勉強が進まず、イライラすることもあるのではないでしょうか。

図解や例題を交えて丁寧に解説している参考書を選ぶことで、問題への理解が早まり効率良く勉強できます。

丁寧に解説されている参考書を選ぶには、本の分厚さをチェックするとよいでしょう。丁寧に解説するためには、自然と文章が長くなったり、例題や図解を使うためにページ数が多くなったりする傾向にあります。

特に物理が苦手な人は、苦手意識をなくすためにも解説欄のボリュームが多く、わかりやすい参考書を選ぶことをおすすめします。

【共通テスト物理】特定の分野に特化したタイプのおすすめ参考書3点

先ほど紹介した参考書の選び方を踏まえ、まずは物理の特定分野に特化したタイプのおすすめ参考書を3冊紹介します。

◇宇宙一わかりやすい高校物理
物理が苦手で共通テストが不安な方におすすめなのが、こちらの参考書です。

左のページに説明文があり、右のページは図解のみという構成で、イラストや図解をふんだんに使って解説されています。問題を理解しやすいように例え話をうまく交えて解説されているので、物理の基礎を把握しやすいでしょう。

種類は、「力学・波動」版と「電磁気・熱・原子」版の2つがあります。自分が苦手な分野を選んで基礎から固めていきましょう。

◇ひとりで学べる『秘伝の物理講義』
適所に図を使って解説されていてわかりやすく、特定分野の入門書に最適な参考書です。

解説動画をYouTubeで見られるので、参考書を読んでもなかなか理解できない場合はチェックしてみることをおすすめします。解説動画を通学時に聞き流せば、隙間時間にも勉強しやすいでしょう。

なお、参考書の種類は「力学・波動」版と「電磁気・熱・原子」版の2種類があります。この他に、全5分野をまとめた問題集もあるので、苦手分野を学んだあとの実力チェックとして利用するとよいでしょう。

◇イメージでわかる物理基礎&物理 橋元流解法の大原則
物理の参考書として人気が高い『橋元流物理』がカラー仕様になり、内容も大幅にリニューアルされて、よりわかりやすくなったのが本書です。

文章中心で解説されていますが、例題を使って解説されているので理解しやすい内容になっています。また、ところどころに図が入っていて、見やすく構成されているのが特徴です。

なお、こちらの参考書も、「力学・波動」版と「電磁気・熱・原子」版の2種類があります。

【共通テスト物理】内容網羅タイプのおすすめ参考書3点

続いて、物理の内容を網羅しているタイプのおすすめ参考書を、3冊紹介します。

◇2021年受験用 全国大学入試問題正解 物理(国公立大編)
前年度のセンター試験で出題された物理の問題から、2021年度も出題される可能性のある問題が厳選して収録されている参考書です。各問題の解答や解説が詳しく書かれているので、共通テスト前の総仕上げとしても活用するとよいでしょう。

さらに、本書には全国の大学・学部別の出題傾向や、次年度の共通テストに向けた対策も記載されています。

過去問題の傾向を押さえながら、志望大学の特徴も理解できる良書といえるでしょう。

◇2021 実戦 物理重要問題集 物理基礎・物理
本書は、大学入試で頻出されるような基礎レベルのA問題と、応用力を身に付けるために高い難易度となっているB問題の2種類があり、幅広いレベルの入試に対応しています。問題の解き方を解説した要項もあるので、要項でコツを押さえてからA問題・B問題を解く、という流れで進められるでしょう。

押さえておくべき「必解」の問題や、判断力や表現力が必要な「考察問題」も記載されています。別紙の解答集が、本書よりも分厚くなるほど丁寧に解説されている点も魅力です。

◇大学入学共通テスト 物理 実戦対策問題集
本書は、基本問題で物理の基礎を固め、実戦問題で応用力を身に付けられるように構成されています。

また、著者が実際に学校で行なった実験をもとに作られた、オリジナル問題も含まれています。共通テストの物理に必要な知識を網羅的に学ぶだけでなく、オリジナル問題で実験データの読み取り方や考察方法なども身に付けることが可能です。

物理の基礎問題と応用問題をバランス良く学べる一冊といえるでしょう。

まとめ

本記事では、共通テストの物理対策として参考書を選ぶ際のポイントとおすすめの参考書を紹介しました。

参考書を選ぶ際は「自分のレベルに合わせる」「写真や図表が多く掲載されているものを選ぶ」「丁寧に解説されている参考書を選ぶ」という3つのポイントを意識しましょう。

今回おすすめしたのは、どれも上記のポイントに該当するわかりやすい参考書です。参考書選びでつまずいている方は、ぜひ参考にしてみてください。


関連記事

人気記事一覧

最新記事一覧

カテゴリー

月別アーカイブ