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【高校生向け】受験英語の対策ポイントや勉強法をご紹介

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大学受験を控える高校生にとっては英語の対策は必要になります。大学入試において英語は文系・理系共に避けられない重要科目です。どのように勉強すれば良いのかわからない、効率の良い勉強法が知りたいという人もいると思います。そんな人に向けて、ここでは受験英語の対策ポイントと勉強法をご紹介します。

大学受験における英語の出題傾向

昨今の大学入試において、英語の出題形式は長文読解が主流となっています。長文読解は単に単語や熟語の知識を調べるだけでなく、長文の内容が理解できているのかを確かめるものです。長文読解は英語の総合力を確認するには1番適した方法と言えるでしょう。
また、二次試験では、和訳・要約・英作文・リスニングなど各大学によりさまざまな出題形式が取られています。それに対して、センター入試はすべてマーク式といった違う形態なので、受験の対策には工夫が必要となります。

受験英語の対策ポイント

ここでは受験英語を対策するためのポイントをご紹介します。

◇基礎力を身につける
大学入試が長文読解問題中心だからといって「英単語・英熟語」や「基本文法」・「英文解釈」は勉強する必要がないということではありません。基礎がきちんとできていなければ、長文読解は困難になります。長文も基本文型や、熟語から成り立っています。これらのことが揃って初めて長文読解ができるようになるのです。基礎をしっかりと勉強することが長文読解のためのポイントと言えます。

◇各志望校別に対策する
基本ができたら、志望校別の対策を練りましょう。前途のように二次試験では大学ごとに出題形式が異なっています。自由英作文やリスニングを課すなど、さまざまな出題形式が取られています。そのため早い段階で志望校を決めて、それに合わせた対策を練ることがポイントです。赤本等で過去問を徹底的に演習しましょう。

◇勉強の順序と時間配分を意識する
センター英語はすべてマーク式です。対する二次試験は和訳や要約・作文等さまざまな形式を取っています。この相反する2つの形式に対応するには、基礎力を身につけるのが先です。センター試験が早いからといって、マークシートの対策ばかりをしていては二次試験に対応する受験英語の基礎が身につきません。さらに勉強する時間も足りなくなってしまいます。まずは二次試験にもセンター試験にも対応できる英語の基礎力を身につけ、それからセンター試験の形式に慣れるようにしましょう。

具体的な英語の勉強法とは?

それでは具体的にどのように勉強すれば良いのでしょうか。 受験英語に必要な学力は速読(長文読解)・精読(二次試験対応)・英作文・リスニングです。これらの力を身につけるためにはどのようにすれば良いのか詳しく説明します。

◇精読力(単語・熟語・構文・文法・読解)を身につけるには
精読力というのは、英文を正確に理解する力です。受験英語においては二次試験がこれに相当します。精読力を身につけるためには以下の2点を抑えておきましょう。

・英語構文(構造・骨組み)の理解と単語・熟語の暗記
暗記は五感に訴えるのが効果的です。つまり目で読みながら口で発音し、それを耳で聞きながら手で書いて覚えます。これはすべての英語学習の基本です。単語・熟語・文節・文章へと順番に覚えることを増やしていきましょう。

・類推力
すべての単語を覚えることは不可能です。わからない単語は前後関係から類推する訓練が必要です。そのためには単語を単独で覚えるのではなく、文中で覚える練習をしましょう。また、文中に知らない単語が出てきたらすぐに辞書で調べるのではなく、前後関係からその単語の意味を類推する習慣をつけましょう。単語力だけに頼らず、文章全体を読解するためには類推力は必要です。

◇速読力(長文読解力)を身につけるには
速読力を身につけるためには以下の2点を抑えておきましょう。

・リスニングの練習
リスニングは聞く力を身につけるのは勿論のこと、速読力や英作文の力にも大きく寄与します。人間の脳は目で読むより、耳で聞く方が刺激が強く、少ない時間で多くの情報をこなすことができるため、速読の訓練にはリスニングが最適です。これによって、長文読解力が身につきます。またこの時に、聞きながら次から次へと影のように声に出して追いかけるシャドーイングをすると、より効果が上がります。

・日本語に転換(翻訳)しないこと
長文を読む時、文章を日本語に翻訳しながら読むと倍以上の時間がかかるだけでなく、英語の練習になりません。英語のまま受け入れ、英語で考える癖をつけましょう。最初のうちは文節やフレーズごとに音読して理解していき、徐々に長くしていくと良いでしょう。シャドーイングの練習を重ねると、スピードと理解力がアップします。

◇英作文力を強化するには
英作文力を強化するには例文を覚えて、それを発展させたいろんなパターンの文を書けるように勉強していくと良いでしょう。問題集などを使用して色々な文章を書いてトレーニングしましょう。また、速読と精読が両方できるようになれば、英作文は自然とできるようになります。基本的に読めないものは書けません。読解のレベルを上げれば自ずと書けるものが増え、レベルも上がります。

◇リスニング力を高めるには
英作文同様、読めないものは聞き取れません。速読と精読の達成度により、リスニング力は上がります。しかし英語を聞きなれない日本人にとって、リスニング能力を鍛えるためには聞く訓練も必要です。自分の英語力よりも簡単な英語のリスニングから始めると良いでしょう。

受験に向けて効率的に勉強しよう

今回は受験英語の対策するポイントや勉強法をご紹介しました。
受験英語は基礎固めを先にしてから、速読と精読を極めることが成功への近道です。まずは基礎をしっかりと理解して、その後に受験対策に移るようにしましょう。受験までの時間は限られているため、受験までいかに効率よく勉強できるかがポイントになります。勉強できる限られた時間の中で、より効果を得るための勉強法を実践してみてはいかがでしょうか。


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