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高校の勉強が難しい!授業についていけないときの3つの対処法を解説

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高校の勉強は中学よりもレベルが高く、量も多いことから「難しくてついていけない」「どうしたら勉強がうまくいくの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

今回は、高校の学習レベルや授業についていけないときの対処法を解説します。勉強時間が取れない方へ向けた学習のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

高校の勉強を難しいと感じる理由

高校の勉強は中学に比べて難しく、ついていけなくなる方も多くいます。ここでは高校の勉強が難しいと感じる理由を3つに分けて解説します。

◇学習内容が難しくなるから

高校では中学よりも学習の内容自体が難しくなり、ただ覚えるだけでなく覚えたことを活用して答えを導き出す過程も重視されます。1つの事柄に対して全体像を把握して理解する必要があるため、内容もより専門的です。

例えば高校の数学では、公式を理解して応用すること、問題文の意図を正しく読み解くことが求められます。中学では公式を覚えれば問題が解けたという方でも、高校では中学で学んだ内容を深掘りするため、基礎固めができていないと理解が追いつかず難しく感じてしまうのです。

◇科目や学習範囲が増えるから

中学校では国語・数学・英語・理科・社会に、副教科の美術・音楽・保健体育・技術家庭を合わせた9科目を学習しますが、高校ではより細分化され、科目数が増えます。例えば、数学は「数学I・数学II・数学III・数学A・数学B・数学C」、理科は「化学・物理・生物・地学」に分かれるなどします。

専門的な内容に加えて科目数も多いため、テスト直前の詰め込み学習では範囲が広くて太刀打ちできません。毎日の予習・復習を怠ると授業についていけなくなってしまう可能性があります。

◇授業のスピードが速いから

高校では、限られた時間内で広く専門的な内容を学びます。また、それらの学習を大学受験までに終える必要があるため、中学よりも授業のスピードが速く、1回の授業で教科書が10ページ以上進むことも珍しくありません。

授業はこれまでの内容を理解している前提で進むため、一度つまずくと新しい内容が理解できず、授業についていけなくなる可能性があります。

高校の授業が難しくてつらいときの対処法

先ほど紹介したように、高校の授業はレベルが高く授業のスピードも速くなります。ここでは、高校の授業が難しくてつらいときの対処法を3つのステップで解説します。

◇どこでつまずいたのかを明確にする

まずはどこでつまずいたのか明確にしましょう。わかる部分とわからない部分を明確にすれば、必要な対策が見えてきます。最初から全部復習するよりも、ポイントを絞ったほうが効率良く学習できます。

つまずいた部分を探すには、過去の定期テストや模擬試験の活用がおすすめです。不正解の部分を確認して苦手な単元をリストアップしてください。

◇わかる部分まで戻り、基礎固めをする

つまずいた部分が明確になったら、わかる部分まで戻り基礎固めをします。

まずは、難しい問題ではなく簡単な問題を繰り返し解いて理解しましょう。インプットだけでなく、アウトプットも行なえば効率的に学習できます。教科書やノートを確認しながら、スラスラ解けるようになるまで繰り返して知識を定着させます。

基礎を理解できたら、テストや模擬試験で間違った問題をもう一度解いてみましょう。わからない部分は先生に質問したり、塾を活用したりして苦手克服を目指します。

◇予習・授業・復習のサイクルを確立する

新たな苦手を生み出さないためにも、予習・授業・復習のサイクルを確立しましょう。

予習では教科書を読んだり問題を解いたりして、事前にわからない部分を調べておきます。授業後は教科書やノートを見直し、授業内で解いた問題を復習して理解度を確認しましょう。

理解を促し、学習を定着させるために予習・復習は大切です。予習・授業・復習のサイクルを確立すれば授業でつまずくことも少なくなり、定期テストに向けた勉強も効率良く行なえます。

高校の難しい勉強についていくには、学習時間の確保が大切

高校の勉強についていくには、学習時間をしっかり確保することが大切です。しかし、なかには部活が忙しく時間が取れない方もいるでしょう。ここでは、まとまった時間が取れないときでも勉強時間を確保するためのコツを解説します。

◇スキマ時間を活用して勉強習慣を確立する

部活などで忙しい場合は、スキマ時間を活用した勉強が大切です。まずは一日の流れを振り返り、勉強に使える時間を探しましょう。通学や休み時間などの数十分でも、工夫次第で勉強はできます。

例えば、英単語を暗記したり、何も見ずに授業内容を思い出したりするだけでも授業の理解度が上がります。短時間でもこまめに予習・復習する習慣をつければ、テスト前でも慌てずに済むはずです。

◇睡眠時間は削らない

忙しくて勉強の時間が取れなくても、睡眠時間は削らないようにしましょう。睡眠は学習内容の定着や疲労回復において重要です。

寝不足になると知識が定着しづらくなるだけでなく、授業や自宅での学習時間に眠ってしまい、勉強の時間が減ってしまうかもしれません。健康のためにも自分に合った睡眠時間を確保して、無理のない範囲で勉強しましょう。

高校の勉強を難しいと感じたら、早めに対策しよう

高校の勉強はレベルが上がるだけでなく、学習範囲が広くなるため授業のペースも上がります。わからない部分が出てきたら早めの対策が重要です。

本記事で紹介した内容を参考に、自分に合った学習習慣を確立して苦手部分を克服しましょう。忙しくてまとまった勉強時間が取れない場合でも、スキマ時間を活用して勉強を続けることが大切です。


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