【高校生向け】留学のメリットとは?留学経験が何に役立つかも紹介
日本以外の国の生活にあこがれて留学をしたいと考えても、高額な留学費用に文化の壁などがあり、なかなか留学への一歩を踏み出せない人はいるのではないでしょうか。
どれだけ事前準備をしていても、留学先でトラブルに巻き込まれるリスクはあるものです。
そういった側面があるものの、高校での留学経験には、将来に役立つたくさんのメリットがあります。
ここでは、高校生が留学することで得られるメリットを紹介します。若いうちに留学することは、これから生きていくうえでの大きな武器となるでしょう。
留学で得られるおもなメリット
留学で得られるおもなメリットとして、次の4つが挙げられます。生きた英語はもちろん、自分自身を変えられるきっかけになるでしょう。
◇実践的な英語力が身につく
海外留学の大きなメリットは、実践的な英語力を鍛えられることです。英語圏の国に留学すると、ホームステイ先の家族との会話や街中で見る看板など、留学中は日常生活で英語に触れられます。
現地の人と会話をするには、相手の言葉をリスニングで聞き取り、英語で返さなければなりません。英語づけの環境に身を置けば、日本では味わえない実践的な英語を学べるでしょう。
◇自信がつく
大きな自信を得られることも留学のメリットです。留学中は親や先生に頼らず、自分でトラブルに対処しなければならない場面があります。
例えば、乗り継ぎの飛行機に乗り遅れたときです。英語でコミュニケーションを取り、自分の意思を相手に伝えなければなりません。困ったことやトラブルなどの困難に立ち向かってくことで成功体験が積み重なり、自信がつながるでしょう。
◇自分の価値観が広がる
留学先には独自の文化があります。これまで触れたことのない価値観を持つ人と接することで、自分の価値観を広げられるでしょう。
日本でのマナーや文化などは、海外で通用しないことがあります。日本の文化と海外の文化を比較することで、新たな体験や気付きの発見にもつなげることが可能です。
今まで知らなかった世界を知ることは、人生に深みを出し、心の奥底に眠っていた好奇心を刺激するはずです。新しい価値観から得られた好奇心は、生きるうえでの原動力にもなるでしょう。
◇コミュニケーション能力が鍛えられる
留学先には、他の国からも留学生が来ている場合もあり、さまざまな国の人と交流できる機会があります。
初対面でも臆することなく、積極的にコミュニケーションを取ったり、行動したりすれば、積極性も身につきます。慣れない英語を使って、繰り返し意思の疎通を図ることで、コミュニケーション能力も自然に鍛えられるのです。
留学のデメリット
留学はたくさんのメリットがある一方で、デメリットもあります。留学時のデメリットを知ったうえで、留学を検討しましょう。
◇費用が高い
留学する場所や期間によっては、多額の費用が必要になります。留学中の授業料や教材費はもちろん、渡航前の航空運賃や海外保険料などの費用も必要です。
とはいえ、留学費用を安く抑えようとすると、サポート体制や環境が整っていない語学学校へ通うことになりかねません。留学をする際は、留学エージェントの説明会やカウンセリングでしっかりと情報収集をしたうえで検討しましょう。
◇生活環境が合わない
海外で生活をすると、「文化になじめない」「食事がおいしくない」など、生活環境が合わないこともあります。人によっては、日本での常識が通用しないことにストレスを感じるため、慣れるまでには時間がかかるでしょう。
留学の際は、異国の文化を受け入れたり、妥協したりする姿勢も必要です。
◇積極的に行動しないとネイティブとの交流や英語力の向上は難しい
留学をしても、すぐにネイティブと交流できないこともあります。語学学校にいる生徒は、ノンネイティブな留学生ばかりです。
自分で勉強することも必要ですが、積極的にネイティブと関わらなければ、実践的な英語はなかなか身につきません。ネイティブがいそうなイベントやサークル活動には、積極的に参加して、コミュニティを広げましょう。
留学経験は将来的に役立つ
語学の上達を目指して留学すると、他人との差別化ができます。高校卒業後の選択肢が広がり、就職時に有利になる場合もあるでしょう。
次に、留学経験が役立つ3つの場面を紹介します。
◇進路選択
留学経験は、進路選択をするうえでの大きな強みとなります。留学で身につけた語学を活かして、そのまま海外の大学を受験したり、通訳の仕事を請け負ったりすることもできるでしょう。日本で過ごしているだけでは選べない進路を選択できます。
◇入試
留学が終わって日本の大学に入学したい場合は、一般入試だけでなく、”帰国生入試“でも受験できます。留学経験を活かして、入試を有利に進められるでしょう。
また、大学の生徒としての資質や適性を重視されるAO入試でも、留学経験が活きることもあります。
◇就職活動
留学が終わって日本の大学に入学したい場合は、一般入試だけでなく、”帰国生入試“でも受験できます。留学経験を活かして、入試を有利に進められるでしょう。
また、大学の生徒としての資質や適性を重視されるAO入試でも、留学経験が活きることもあります。
高校生での留学はメリットがたくさんある
今回は、高校生が留学をすることのメリットを紹介しました。
高校時代に留学をすれば、自分自身の可能性を大きく広げられます。語学スキルの向上はもちろん、さまざまな価値観も得られるでしょう。留学での経験を活かせば、大学入試や就職活動を有利に進められる可能性もあります。
ただし、留学をしただけでは、これらの効果を期待することは難しいでしょう。積極的にネイティブと交流するなど、留学先での努力が必要です。
今回紹介したメリット・デメリットを考慮したうえで、留学をするかどうかを検討してみてはいかがでしょうか。
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