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体調不良のときはどうやって勉強する?無理なくできる勉強法を紹介

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中学生や高校生にとって、テスト前や受験期間中など、長時間勉強をどうしても頑張らなくてはならない時期があります。しかし体調不良になったとき、できる範囲で勉強をすべきか、ゆっくり休むべきか悩んでしまうものです。

今回は、体調が悪くなったときの判断基準、無理のない範囲でできる勉強法について紹介します。体調不良で焦っている方、休むことに不安がある方は、本記事をぜひ参考にしてください。

体調不良のときは身体の回復を最優先に

体調不良のときは、体調をこれ以上悪化させないこと、なるべく早めに回復させることが大事です。しっかり休んで体調を回復させてから、元気な状態で勉強をしたほうが、結果的に効率がよいでしょう。

頭痛や発熱で頭がもうろうとしているとき、目を開けているのが辛いと感じるときは、無理をせずベッドで休みましょう。喉が少し痛いだけ、身体が何となくだるいなど、症状が比較的軽い場合は、無理のない範囲で勉強を進めます。風邪の初期症状の可能性もあるため、くれぐれも無理は禁物です。

体調不良のときの勉強法4選

軽い体調不良のときは、身体への負担が少ない、以下のような勉強法を取り入れてみましょう。ただし、ストレスが体調に悪影響を与えることもあるので、勉強のしすぎには注意が必要です。

◇教科書や参考書を読む

教科書や参考書を何度も読み、全体の内容を把握します。本を読む程度であれば、ベッドで横になりながらでも行なえるでしょう。

体調不良のときは、今まで勉強していない範囲を読むのではなく、これまで勉強してきた範囲のおさらいがおすすめです。一度は学習した内容ですので、脳への負担も少なくすむでしょう。軽く読み流すだけでも、過去に勉強した内容が思い出されて、良い復習になります。

「教科書を7回読んで覚える」という学習法もありますので、気軽に試してみるとよいでしょう。

関連記事:
7回読み勉強法とは?東大主席の学習法を徹底解説

◇暗記科目に取り組む

体調不良のときは、英単語や古文単語、漢字、社会の用語など、暗記系の勉強に取り組むのもおすすめです。英語の単語帳、サイズの小さい暗記本なら、ベッドに入りながらでも気軽に取り組めます。

新しいものを覚えようとするのは、脳への負荷が大きく、気持ちも休まりません。体調が悪いときは、すでに覚えた範囲の確認を行なうとよいでしょう。同じ内容を何度も覚え直すことで、徐々に記憶が定着していきます。

体調不良のときは、一問一答形式の問題を解くのも良い方法です。一問一答形式のスマートフォンアプリであれば、ベッドで寝ながらでも解けるでしょう。

◇音声教材で勉強する

音声教材での勉強なら、ベッドで横になりながらでも、目を閉じていても勉強できます。英語のリスニング音声、講義動画の音声などを活用してみましょう。

軽い不調の場合は、できるだけ音声に集中してみてください。体調がすぐれないときは、音声を聞き流すだけでもかまいません。身体が辛くて眠ってしまいそうなら、そのまま寝てしまうもよいでしょう。

◇講義動画を視聴する

体調不良のときは、机に向かって椅子に長時間座るだけでも大変です。講義動画であれば、ベッドやソファで身体を休めながらでも視聴できます。食事や水分補給をしながら、リラックスした状態で視聴しましょう。

YouTubeなどの無料動画のなかにも、勉強に役立つものがたくさんあります。学んだことのある内容でも、講義動画で学び直すことで、さらに理解が深まります。

体調不良にならないための対策

そもそも体調不良にならないことが一番です。そのためには、普段の生活習慣を整えることが大切です。起きる時間と寝る時間をできるだけ一定にすること、睡眠の質を高めることで、体調不良になりにくくなります。

受験生のなかには、睡眠時間を削って勉強時間を確保する方もいるでしょう。しかし、睡眠時間を削ると、勉強中の集中力が落ちてしまうことがあります。今の睡眠時間で足りているか、勉強中の集中力も含めて意識してみましょう。

また、栄養バランスの良い食事を摂ること、適度に運動することも大切です。ただし受験生の方は、運動で手にケガをしないよう気を付けましょう。

受験直前期は、手洗いやうがい、マスクの着用など、感染症対策もしっかりと行なってください。

体調不良のときは無理をせず、回復に努めること

体調不良のときは、思い切って休む決断も必要です。勉強の遅れ、ライバルとの差が気になるかもしれませんが、無理をした結果、さらに回復が遅れたり症状が悪化したりするケースもあります。

症状が軽いときは、ベッドで横になりながらでもできるものを勉強しましょう。教科書を読むだけ、音声を聴くだけ、講義動画を視聴するだけなど、身体への負担が少ないものを選択します。ただし、勉強することで脳に疲労が溜まったり、ストレスが生じたりもするため、無理のない範囲で行なってください。


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