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あなたはどっち?受かる受験生・落ちる受験生の10の特徴

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私の通っていた予備校は「服装の乱れは心の乱れ」を強く押し通すところでした。
「君は学生時代茶髪だったから受験に失敗したんだぞ!」などと他の生徒に言っているのを見ながら「そんなわけないじゃん」と思っていたものです。

私は服装の乱れが不合格の原因とは思いませんが、受かる受験生と落ちる受験生の差は確かに成績以外の場所にも表れます。
これは「真面目だから受かる」「不真面目だから落ちる」といったような簡単なものではありません。
むしろ真面目すぎる学生の方が空回りしてうまく行かないこともあるのです。
受かる受験生と落ちる受験生、あなたはどちらでしょうか。

 

受かる受験生 10の特徴

・行動力がある
まずはなんといっても行動力です。
受験生は、勉強時間や休憩時間のメリハリが求められます。
受験生活は有限なのです。

・浮き沈みが少ない
自信のあった試験に失敗したらどう感じますか?予想外にいい成績だったら?人間なので感情は起こりますが冷静に原因を見つめ、引き続き勉強することが大切です。

・謙虚さがある
これも上記とかぶりますが、「自分なら勉強しなくても平気だろう」という人よりも「心配だからもう少し勉強しておこう」という人の方が比較的成績がいいです。

・周囲の協力があり、そのことに感謝している
受験で周囲の協力は必須です。でもそれが当たり前でないことを理解している人はより勉強にも力が入ります。

・淡々と勉強できる
「よし、やろう!」と大きく意気込むよりも時間になったらすっと始められる人は総じて勉強時間が長いです。

・友達を大切に出来る
得意科目も友達とは異なったりするもの。うまく協力しあえる人は心が折れることもなく長続きします。

・うまくいかない原因を冷静に分析できる
「自分がダメだから」と悲観することもなく「ここが弱点だから重点的に復習しよう」ととらえましょう。

・体調管理などの自己管理ができる
自己管理の出来る人は、試験当日も実力を出し切りやすいです。

・困ったときに素直に助けを求めることが出来る
わからない問題、受験生活で困ったことを素直に周りに打ち明けることで解決も早まります。

・ストレスを上手に発散できる
勉強の時間と趣味の時間をうまく区切ることで集中力を発揮し、結果趣味でも何らかの結果を残すことも多いです。

 

落ちる受験生 10の特長

・やるべきことを先延ばしにする
「だらだら過ごしていたら時間が足りなくなった」なんてこと、珍しくないんですよ。そのうちに受験日がやってきます。

・一喜一憂する
模試の結果に感情的になって勉強が手に着かなくなると、得意科目の勘すら悪くなってしまいます。

・甘い言葉に流されがちで謎の自信がある
「現役生は冬が一番のびる」のは真実ですが、冬まで努力を続けた人に限ります。根拠のない自信は必要ですが、勉強しなくていいわけではありません。

・周りが受験生の自分に合わせて当然だと思っている
「受験生である私がいるのに○○は~」と考え始めたら要注意です。世の中には受験生以外にも苦労している人や頑張っている人が星の数ほどいます。

・気合いや思い入れだけはすごいが勉強できない
一見、見た目はいいのですが気合いの入れすぎはむしろ自分で自分にプレッシャーを与えすぎてしまうのでマイナスです。

・同じ受験生を敵だと考えてしまう
時々疑心暗鬼になってクラスメイトを敵視する人がいますが、少しも自分のためにはなりません。
あなたがライバルとして見つめるべきは全国の学生であって、クラスメイトではないのです。

・うまくいかないと周りのせいにする
周りのせいにするのは簡単ですが、解決しなければ合格は遠のくばかりです。
家庭環境が悪ければ極力外で勉強を済ませるなど、周りに原因があったとしても自分の工夫で回避できないか、自分に出来ることを探してみましょう。

・自己管理ができない
自分がどんな環境なら体調を壊さないのか、学習ペースは予定通りなのか、などを管理できない人は学習が進まないだけでなく、試験当日も実力を発揮できない可能性が高いです。

・一人で全部抱え込もうとする
受験生の悩みは、同じ受験生である友達もまた抱えているかもしれません。
そしてそんな悩みを毎年のように先生が見ているかもしれません。
勉強はひとりですることかもしれませんが、悩み事などは信頼できる人に相談するようにしましょう。
案外身近な人が解決策を知っていたりするものです。

・ストレスをためこむ
受験生だからあれもいけない、これもいけない、と我慢をため込んでしまうと、だんだん勉強も休憩もだらだらするようになってしまいます。

 

まとめ

よくポジティブは良い、ネガティブは悪い、と言われがちですが、受験はそれに限りません。
ポジティブも油断につながれば成績が落ちますし、ネガティブでもネガティブなりに「心配だからもう少し勉強しよう」などうまくコントロールすれば成績アップにもつながるからです。

このように「こんな受験生は絶対受かる」はありません。落ちる受験生も同様です。
しかし、一つの指標としていまの受験生活を見直してみてはいかがでしょうか。

受かる受験生に少しずつシフトチェンジしていきましょうね。

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。


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