【やってられない!】勉強のイライラを完全に鎮める簡単な方法

問題が解けなくなったり、ふと将来への不安がよぎったときにイライラしてしまったりしていませんか?
イライラしてしまうと、勉強の効率が落ちるだけではなく友達や家族に対して、思ってもいないことを言ってしまうことがあります。
イライラで一日が終わっていたり、身近な人を傷つけてしまわないように、イライラへの対策方法を身につけましょう。
イライラを放っておいても効率が下がるだけ
勉強をしていてイライラし始めたとき、多くの場合無視してしまうことでしょう。
問題が解けずに焦っているとなかなか休憩をとって切り替えようという気持ちになりませんよね。
しかし、イライラしている状態ではなかなか参考書の文章は頭に入ってきませんし、もちろん問題を解く余裕もありません。
結局タスクを進められないまま、無駄な時間を過ごすことになってしまうのです。
「ああ、自分イライラしているな。」と感じたら、すぐに気分転換をするなど切り替えを行うようにしましょう。
どうしてイライラしているのか?
イライラするのには必ず理由があります。
マッサージなどで一時的に緩和することはできますが、しばらくして元に戻るようではいたちごっこになりがちです。
まずは、どうしてイライラしているのかを冷静に見つめ直して、根本的に解決できないかを試みてみましょう。
①なにか行動を制限されていないか?
イライラしやすい原因として、「行動の制限」があります。
なにかやりたいことがあっても、外部的、または内部的要因で制限されていませんか?
例えば、以下のようにイライラの原因を見直して解決してみましょう。
・勉強したいけどうるさくてできない
→場所を変えて勉強する
→耳栓やヘッドホンを活用する
・運動したいけど勉強しなきゃ
→「30分散歩する」と時間を決めて休憩
→「このページまで終わったら少し運動する」
・電車が遅れていて勉強時間が減りそう
→学習アプリや英単語暗記などできることはないか?
→休憩時間と割り切る
②プライドが傷ついていないか?自己肯定はできているか?
自信がなかったり、自己肯定感が足りないと、ちょっとしたミスや成績の低下に深く傷ついてしまうおそれがあります。
そんなときは自分を客観的に見つめ直してみましょう。
・勉強記録を見直してここまで頑張ったという実感を得る
・参考書の終わった部分の厚みを見直す
③睡眠不足、空腹など身体の不調からイライラしていないか?
身体の余裕がなくなると、心の余裕もなくなりがちです。
・勉強にのめり込みすぎて、食事をおろそかにしていないか?
・睡眠時間は十分にとれているか?
・体調が悪い部分はないか?
・運動不足になっていないか?
①~③のように自分を見直すことで、まずはイライラの根本的な原因を消すことができないか考えてみましょう。
深呼吸
イライラを鎮めて、まずは落ち着きたい時には深呼吸も効果的です。
①鼻から3秒間息を吸う
②息を5秒間とめる
③10秒かけてゆっくりへこませる
目をつぶるか視線を下ぎみにすると効果的です。座禅などについて調べてみるとさらに応用ができますよ。
簡単なストレッチ
その場でできる簡単なストレッチも、血行をよくして気分をすっきりさせることができます。
①肩まわり
腕を前回り・後ろ回りにまわす、片腕を抱える、など。
②腰まわり
上半身を回してひねる、など
③眼球運動
眼球を時計回り・反時計回りに回す、ぎゅうっと強く目をつぶる、など
散歩などの気分転換
頭の中が勉強でいっぱいになっていたり、不安になったときは気分転換をしてみましょう。
①散歩
校内や、自宅の回りを散歩してみる、など。
②音楽を聴く
アップテンポで元気が出る音楽、リラックスできるクラシック音楽、お気に入りの音楽、など。
③ゲームなどの娯楽
短時間でサクッと遊べるパズル、マンガ、ショートアニメなど。
④クスッと笑える物を眺める
「ねこ あくび」「ねこ はこ」で画像検索、爆笑動画、動物園のTwitterアカウントなど。
ラベンダーなどのアロマテラピー
香りを用いた気分転換は、スポーツ選手も実践する方法です。
香りは感情に関わる大脳辺縁系や視床下部を刺激し、ダイレクトにイライラを香りの情報に置き換えてくれます。
おすすめは、元気が出るグレープフルーツの香りや、リラックス効果の高いラベンダーの香りです。
勉強中にはローズマリーの香りが頭脳明晰にしてくれますよ。
アロマオイルは、スプレーにして持ち歩くことで、家の外でも使うことができます。
スプレー容器の2/3の精製水、1/3の無水エタノール、好みのアロマオイルを数滴をよくいれて振るだけで、アロマスプレーを作ることができます。
リラックスしたいときや集中したいときにハンカチにしゅっとして深呼吸したり、ノートの裏表紙に吹き付けておくことで香り付けをしたりすることができます。
※無水エタノールは引火性があるので火の近くでは使わないでください
※肌に合わない場合は使用しないでください
※レモンなど、光に当ててはいけないアロマオイルの取り扱いには気をつけましょう
まとめ
イライラしているのには、なにか理由があるはずです。
心や身体の声を無視せずに客観的に捉えることで、時にはイライラを鎮める以上のものを得ることができるかもしれません。
イライラやストレスと上手につきあう術を身につけましょう!
執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。
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