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予備校に通う浪人生の時間割とは?理想のスケジュールを紹介

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「来年こそ第一志望の大学に合格してやる!」と意気込んで予備校通いをスタートした浪人生。最初は勢いだけで乗り切れたとしても、途中からモチベーションが維持できなくなり、成績が伸びなくなった方もいるのではないでしょうか。

今回の記事ではモチベーション維持の方法論として、予備校に通う浪人生の理想の時間割を紹介します。浪人生の皆さんは、これを取り入れて入試当日まで勉強に集中し、第一志望校合格を勝ち取りましょう。

浪人生は一年間勉強に集中できる

浪人生活は、自分に必要な勉強に集中できる貴重な期間であるため、自分で一日の時間割を決めて自己管理をすることが大切です。もちろん、予備校では講義があるのである程度の時間割は自動的に決まりますが、漠然と講義を受けているだけでは成績は上がりません。

なぜなら、講義はあくまでインプットの場であり、講義とは別にアウトプットの場を設ける必要があるからです。アウトプットの場とは、自習室や自宅での復習です。アウトプットが甘いと、高い授業料と貴重な時間を費やしたとしても、実力はなかなか身につきません。

ですから、予習・復習を効率的に行なうために、いつ・どこで・何を・どのように勉強するかをスケジューリングすることをおすすめします。アナログ派の人は手帳に、デジタル派の人はスマートフォンの手帳アプリでスケジュールを毎日更新しましょう。

浪人生は、一年間の武者修行のようなものです。その期間を有意義に過ごせるかどうかは、あなたのスケジューリング能力にかかっているのです。

浪人生にとって理想的な一日の時間割・スケジュール

具体的に、浪人生の理想的な一日のスケジュールを時間帯別に紹介します。

◇起床後
適量の朝食をとりましょう。あえて勉強ではなく朝食について述べているのは、朝食は一日の勉強に影響をおよぼすからです。

朝から食べ過ぎてしまうと講義中に眠くなり、パフォーマンスが低下してしまうので注意しましょう。おすすめのメニューは、トースト、コーヒー、サラダです。「家で朝食を用意する時間がもったいない」という人は、喫茶店のモーニングメニューなどで同様の朝食を注文するとよいでしょう。

朝食後は、予備校への移動中に英単語を覚えていきます。朝から暗記モノをやっておくと、脳の準備体操になります。

◇午前中
講義開始の1時間前には予備校に到着するようにして、自習室に向かいましょう。その日に受ける講義の内容を、テキストを読んでざっと予習します。

ざっと予習というのは、入念な予習が前日の夜に完了していることを前提にしています。それでもわからなかった部分や、しっかり聞いておきたい部分を明確化するために、予習を講義前にやっておきましょう。

その後、自習室から教室に移動し、2コマの講義を受けます。講義を受けても理解できなかった部分は、休憩時間に講師に直接質問しましょう。

◇午後
朝食と同様に、適量の昼食をとりましょう。どうしてもお腹が空いている場合は朝食より多めに食べても問題ありませんが、腹八分目を超えないように注意してください。

昼食後は2~3コマの講義を受けますが、どうしても眠いときは、カフェインの力を借りましょう。講義後は自習室に向かい、その日の復習をします。4~5コマ分の講義の復習を完璧に行なうことはできないので、苦手科目を中心に2~3時間を復習に充てましょう。

◇就寝前
帰宅後は、夕食と入浴を早めに済ませましょう。就寝までの時間、翌日の講義に備えて予習を2~3時間行ないます。自習室での復習と同様、苦手科目に多くの時間を割くようにします。
また、睡眠は6時間とるのがおすすめです。

浪人生が一日の時間割を作るうえでの注意点

ここからは、一日の時間割を作るうえで注意すべき点を紹介します。

◇志望校を決める
まずは志望校を決めることですが、現役時代から行きたかった大学を目指しましょう。
「せっかく浪人するのだから」と、ワンランク上の大学を目指すのもよいです。

ここで注意したいのは、浪人生は模試の成績が高めに出てしまうことが多く、油断してしまうことです。浪人生は現役生と違って入試を経験しているので、春から夏にかけての模試では現役生よりも良い成績が出ることが多いです。

これによって、あたかも成績が伸びたかのように錯覚してしまいます。
浪人生が油断している間に、現役生が秋から冬にかけてめきめきと成績を上げてきます。春から夏にかけての模試で志望校の合格判定がA判定だとしても、それはあくまで現状であって、努力の成果ではないと厳しく受け止めましょう。

◇リフレッシュする時間を確保する
勉強時間とは別に、リフレッシュする時間を確保しましょう。
おすすめのリフレッシュ方法は、週1回ジョギングをすることです。適度な運動は健康の維持だけでなく、脳の血流を促進する効果が期待できます。

なお、リフレッシュの時間は大切ですが、予備校のラウンジで仲間と長時間交流することはおすすめしません。節度を守って交流する分には問題ありませんが、誘惑に負けて何時間も入り浸ってしまうと肝心の勉強が疎かになります。
できれば、リフレッシュはジョギングのように1人でできることを選びましょう。

◇無理しすぎないよう体調管理に気を付ける
気合いが入りすぎて無理をしないよう、体調管理には十分気を付けましょう。

ここまでで紹介したような、規則正しい食生活と適切な睡眠がポイントになります。夜遅くまで勉強すると、翌日睡魔に襲われて講義に身が入らなくなるおそれがあるので、睡眠時間は極端に削ってはいけません。また、風邪を引いたときは、周囲に迷惑をかけないためにもきちんと休むことが大切です。

スケジュールどおりにいかなくても焦らない

ここまで紹介したスケジュールは、あくまでも理想です。実際にスケジュールどおりに進まなかったとしても、落ち込む必要はありません。
むしろ、なぜスケジュールどおりに進まなかったのか、次はどうすればスケジュールどおりに進むのかを前向きに考えましょう。原因を究明し対策を講じることで、スケジューリング能力が磨かれていくはずです。


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