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勉強も休息も思いのままに!受験生の休日の過ごし方

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現役の受験生にとって平日は塾や自分で勉強する時間は限られています。
そこで大切になるのは、休日をいかに勉強し、いかに休息をとるかです。
今回は受験生の休日の過ごし方のコツを集めてみました。

 

①朝はできるだけいつも通り起きる

休日だけ起きる時間を変えると疲れやすくなります。早起きして勉強したい人もいるかもしれないかもしれませんが、眠気は受験勉強の最大の敵です。
頭が働かなくては、机の前に座っていても仕方がありません。
なのでいつも通りに起きても眠い場合は適宜昼寝を取りましょう。

 

②難しい勉強などは午前中に!

人間は起きて3時間後くらいが頭がクリアで働きやすいそうです。難しい問題を解くなど集中力が必要なものは、午前中にできるだけまわしましょう。
また、朝方勉強を心がけると寝る時間も早くなるので、昼夜逆転防止にもなりますよ。

 

③週に1日は休む

特に受験勉強は長期間で取り組むもの。
毎週毎週全力疾走ではすぐにバテてしまいます。
週に1日はかならず気分転換をしましょう。
適度な運動もいい気分転換にはなりますが、激しすぎる運動で翌日以降に響かせないようにしてくださいね。
平日にへっとへとになるまで全力で勉強している場合は、自分の体調とも相談して2日とも休んでもかまいません。
現実逃避ではなく、趣味に全力で打ち込むなど「心(脳)のリフレッシュ」を心がけましょう。
きっちりリフレッシュすることが次の週の勉強効率を変えますよ。

 

④食事の時間もできるだけ変えない

「朝は同じ時間に起きる」と書きましたが、食事、就寝の時間もできるだけ変えないようにしましょう。
平日と生活のリズムを崩さないことが、体調と勉強リズムを維持するポイントです。

 

⑤予備日として使う

模試や、入試本番に向けてある程度の計画を立てて勉強をしていると思います。
が、休日分の勉強の予定は配分しないことをおすすめします。
平日は学校や塾等もありますし、「今日は疲れてどうしてもできなかった」「気がついたら寝てしまった」などのトラブルで、予定が遅れるのはよくあることだからです。
また、予定通りこなしても、「あそこの単元は理解できたか不安」「時間が足りなかったかもしれない」などの懸念が生まれたりもします。
そんなとき休日の片方が予備日であれば、そこで遅れを取り戻すなり、知識を確実なものにするなり、チューンアップができます。
この予備日を作ることが計画を順調にこなすポイントです。

 

⑥勉強も気分転換をするときは、勉強を先に

週末の気分転換を予定している場合、できるだけ勉強をさきに終わらせてしまいましょう。
先も気分転換をするとだらだらしてしまう可能性もありますし、勉強が先だと「気分転換」というごほうびがあるぶん頑張れます。
また、午前中の方が頭の回転も速いので効率的です。
一日勉強したとしても、必ず夕方以降に疲れて効率も落ちるので、気分転換は後に効率的です。

 

⑦いろいろな勉強に取り組もう

一日中勉強するのはなにかとマンネリ化しがちです。ずっと同じ科目や参考書に取り組むよりも、30分しっかり集中して、30分ごとに科目や参考書を変えて勉強した方が緊張感も保て、メリハリができます。

 

⑧試験日と同じスケジュールで過ごしてみる

これは休日だからできる勉強法です。
模擬試験や過去問を解いても、参考書で勉強してもいいのですが、何回か試験日と同じ時間配分と教科で過ごしてみてください。
バランスよく勉強も出来ますし、時間感覚も身につきます。
なによりもいかに一日集中するのが大変で疲れるか実感できますよ。そしてこれが”勉強に体力が必要”な理由でもあります。

 

⑨今週の目標を立ててねよう

週末の寝る前に、一週間を振り返ってみましょう。
しっかり頑張れたな、と達成感を感じられたらまた次の週も頑張ればいいですし、今週はあまり勉強できなかったな、と感じたら、どうしたら次の週はよりよくなるか考えればいいんです。

・睡眠時間を減らさない
・時間配分に気をつける
・過去問にチャレンジしてみる
など、ささやかでいいので目標を決めておくと少しずつ成長できます。

 

適度の息切れしないリズムを作ろう

休日にいかに気分転換や休息を挟むかについては、
・自分が勉強でどれだけ疲れるか
・自分なりに疲れをとる方法が確立できてるか
・勉強の予定がどれだけ順調か
・試験日までどれだけの時間が残っているか
などいろいろな要因で変わるので、一概にはいえません。

しかし適度に休みを取らなければ、効率が落ちるだけではなく、体調を崩してしまう危険性があることも確かです。

夏休みまでは最低週に一回リフレッシュデーを取ることをおすすめしますし、受験前でも休憩などで少しでも趣味に触れて上手にリフレッシュしましょう。

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。


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