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リスニングは「メモ」を使いこなして!高得点を叶えるメモのコツを紹介

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「リスニングではメモが大切」という話はあちこちで耳にします。しかし、メモすることを意識していても、なかなか必要な情報を見極められなかったり、メモの内容を活かしきれていなかったりする学生は多いかもしれません。

今回は、リスニングになぜメモが大切なのかをくわしく解説します。コツや注意点も一緒に説明しますので、ぜひ参考にしてください。

リスニングでメモを取る必要はあるの?

そもそも、リスニングでは必ずメモを取らないといけないのでしょうか。まずは、メモが大切な理由について説明します。

◇リスニングでメモを取るべきかどうかは、試験によって異なる

TOEICなどの一部試験ではメモを取れない場合もありますが、反対に高校受験や大学受験、TOEFLなどではメモが取れます。試験によって変わってくるので、必ずメモが取れるわけではない点に注意が必要です。

高校受験や大学受験の場合は、ほとんどの場合メモしても問題ありません。可能なときは、必ずメモを活用しましょう。

◇リスニングでメモを取ることが大切な理由

それでは、リスニングではなぜメモする必要があるのでしょうか。メモには、2つの効果があります。

1つ目は、大切な情報を残しておくためです。試験にもよりますが、音声が流れるのは基本的に1~2回だけです。たくさんの情報が与えられるなかで、記憶だけに頼って回答することは難しいでしょう。特に数字などの詳細は忘れやすいため、必ずメモしておく必要があります。

2つ目は、集中力を高めるためです。メモを取ろうと思いながら音声を聞くと、重要な部分を意識的に探せるようになります。その結果、集中力が高まって正答率が上がるといううれしい効果が得られるです。

リスニングでメモを取るときのコツ

メモの重要性を理解していても、音声を聞きながらメモすることを苦手としている学生は多いでしょう。この記事では、リスニングで必要な情報をメモするために意識したい3つのコツを解説します。

◇リスニングでメモを取るコツ(1)あらかじめ問題文を読んでおく

質問文が初めから記載してあるタイプの問題の場合、必ず目を通してから音声を聞くようにしましょう。問題の内容をあらかじめ読んで把握しておくと、音声が流れたときに何をメモすればよいか判断できるようになります。

時間配分を考えるときは、意識的にリスニング問題の内容を把握する時間を作るようにしてみてください。

◇リスニングでメモを取るコツ(2)重要なキーワードのみをメモする

流れてきた音声で聞こえたすべての情報をメモすると、集中力がそれてしまうだけでなく、時間も足りなくなります。そのため、メモするのは重要なキーワードのみで大丈夫です。

なお、重要なキーワードは以下のような部分に隠されているケースが多いです。

●違う単語を用いて同じ内容を繰り返す部分
●会話をする声に感情がこもっている、または強く話される部分
●firstやthen、there are 3 typesなど、キーワードとなる単語がある部分
●誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように、といった部分(5W1H)

コツをつかむと重要な部分がわかるようになるので、たくさん問題を解いて慣れておくとよいでしょう。

◇リスニングでメモを取るコツ(3)略語や記号を活用する

耳から聞いた情報をすべて日本語で書くと時間が足りなくなるので、略語や記号を活用することをおすすめします。

例えば、以下のような表記を活用してみてはいかがでしょうか。

●ex:例 ※exampleの略
●@:場所 ※atの代用
●ppl:人数 ※peopleの略
●cuz:理由 ※becauseの略

上記のように、何でもよいので自分が理解できるものを作っておくと便利です。

リスニングでメモを取るときの注意点

最後に、メモをより効果的に活用するために注意したいポイントについて説明します。 コツを押さえても注意点を意識できないとリスニングは攻略できないので、必ず目を通しておきましょう。

◇リスニングでメモを取るときの注意点(1)聞き取れなくても焦らない

わからない単語が出てきたり、聞き逃したりした部分があっても、焦る必要はありません。多くの場合、回答は前後の文脈から推測できるからです。

うまく聞き取れず、パニックに陥ってその後の会話に集中できなくなると、正しい予測を立てることすら難しくなります。完璧に理解することにこだわらず、わかる部分から回答を導き出すことを意識して進めてください。

◇リスニングでメモを取るときの注意点(2)英単語の知識を増やしておく

前述のとおり、リスニングはすべての内容を聞き取れなくても解けるケースが多いです。しかし、意味がわからない単語や聞いたことのない単語があまりにも多いと、メモすべき内容の見極めが困難になるため、事前知識のインプットは必要不可欠です。

対策するときは聞く練習だけではなく、しっかりと基本の単語や慣用句の勉強もするようにしましょう。

◇リスニングでメモを取るときの注意点(3)聞きながら書く練習をする

リスニングが苦手な学生の中には、メモを取りながらだと聞くことに集中できないという方は少なくありません。聞きながら書き取りをすることには慣れが必要なので、日頃から練習しておくことをおすすめします。

自宅でも、音声を聞きながらメモをとる練習をしてみましょう。いきなり書き取りをすることが難しいという場合は、速度を落として少しずつ慣れていくと練習しやすくなります。

まとめ

得意不得意が分かれやすいリスニングですが、メモのコツや活用法を理解していれば、問題が大幅に解きやすくなります。「何をメモしたらよいかわからない」とお悩みの方は、ぜひ解説したテクニックを実践してみてください。

とはいえ、テクニックを知っているだけで全問正解できるわけではありません。高得点の獲得には英単語の練習や書き取りといった地道な訓練が欠かせないので、日頃から意識して対策をしていきましょう。


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