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【世界史】文化史の効率的な勉強方法とは?おすすめの参考書5選も紹介!

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試験勉強で世界史Bに取り組んでいても、「文化史」はあと回しになってしまっている方は多いのではないでしょうか。

文化史は時代や地域、人物ごとに暗記する内容が非常に多い分野です。
そのため、世界史の勉強のなかでも文化史まではなかなか踏み込めない、文化史の勉強に取り組んでも思うように勉強がはかどらない、といった状態に陥ってしまいます。

文化史まで勉強が回らない人が多い分、ここを得点できればライバル達に差を付けることができるでしょう。

そこで今回は世界史Bにおける文化史の効率的な勉強方法と、勉強を効率的に進めるために役立つ参考書をご紹介します。

世界史の試験での「文化史」の出題率はどれくらい?

センター試験の世界史Bは、基本的に36題で構成されています。
そのうち、文化史にまつわる出題は3~10問程度と幅があり、2019年のセンター試験では文化史にまつわる出題が9題ありました。

もし早稲田大学や慶應義塾大学といった私立大学を目指すのであれば、文化史への対策が非常に重要になります。
さらに東京大学・一橋大学・京都大学といった国公立大学では、論述問題で文化史が出題されることもあり、十分な知識がなければ得点することは難しいでしょう。

だからこそ、文化史を効率的に勉強して世界史全体の得点率を上げていくことが必要です。

世界史の「文化史」を効率的に勉強するための方法とは?

世界史のなかでも、文化史の勉強は「学問・芸術・文学など範囲が広い」「人物名と作品名を丸暗記する必要がある」などの難しさがあります。
いくつかのポイントを意識して、効率的に勉強を進めていきましょう。

◇通史と紐づけて暗記する
覚える範囲の多い文化史において、一問一答での暗記はとても効率が悪いです。文化史を効率よく勉強するには、まず世界史の通史を覚えましょう。

通史を勉強して世界史の全体的な流れを覚えると、当時の政治の状況や各国の関係性から文化史の詳細を関連付けて覚えることができ効率的です。

◇資料集を使ってイメージする
大量の暗記が必要になる文化史では、テキストを読みながら文字を覚えていこうとするとなかなか覚えられず、一度暗記してもすぐ忘れてしまう状態にもなりかねません。
そのためにも、文化史の勉強には資料集を使いましょう。

資料集に掲載されている写真や絵画などを実際に見ることで、覚えるべき内容の詳細が視覚情報としてイメージでも覚えることができます。さらに、通史の知識とイメージも関連付けて覚えられるため効率的といえるでしょう。

昨今は写真資料を伴った出題も見られるため、文化史の勉強には資料集を使うことが非常に重要です。

◇問題集で知識を定着させる
文化史の勉強を進めていくなか、間違えた問題はメモやノートに書き留めて見返す習慣をつけましょう。
間違えた問題を定期的に見返すことで記憶し、効率よく知識として定着させることができます。

さらに効率よく進めていくために、きれいにちぎれるメモ帳などを活用するとよいでしょう。完全に覚えたと思える内容は捨てられるようにすると、見返すべき内容が見やすくなり効率的になります。

文化史を勉強するベストなタイミングはいつ?

「文化史は範囲が広いから、早い段階で勉強しておかないと間に合わない」と思っている方もいることでしょう。

しかし、焦ることはありません。
実は、文化史を勉強するのにベストなタイミングとは「試験直前」だからです。
定期テストや試験本番の直前にまとまった時間を取って、しっかりと勉強しましょう。

文化史は比較的遅いタイミングで勉強を始めても影響は大きくないため、通常の勉強では通史を覚えることに重点を置き、直前に文化史を暗記してから試験に臨むのがおすすめです。

文化史の勉強がはかどる!おすすめ参考書5選

文化史の勉強に役立つ参考書をいくつかご紹介します。
自分にあった参考書を活用して、効率的に勉強を進めていきましょう。

◇タテヨコ総整理 世界史×文化史 集中講義12
図、写真が多く掲載されており、ページ右側のコラムを読むことでストーリー的に文化史を覚えることができます。
掲載されている内容のレベルが高く、早慶上智レベルを志望している人には役に立つでしょう。

◇これ1冊! 世界文化史
スタディサプリで世界史の講師を務める村山秀太郎氏の講座内容が、そのまま一冊にまとめられています。
世界史のなかでも文化史のみに特化した参考書で非常に読みやすく、内容も面白いので楽しみながら勉強を進めていくことができるでしょう。

この本で重要とされている内容を押さえておけば、東京大学といった難関大学の問題でも高い確率で解けるはずです。

◇詳説世界史図録
写真の掲載量が豊富なうえに購入しやすい価格帯で、非常にコストパフォーマンスに優れた一冊です。

理解を深めるために、文字で覚える際に併用する資料としてはもちろん、文字での暗記が苦手な人、ビジュアルで覚えることが向いている人にも役に立つでしょう。

◇流れ図 世界史図録ヒストリカ
時代の概要と流れがまとめられている流れ図は非常に見やすく、各国の通史・文化史を学ぶのに有効です。
教科書やテキストで暗記した知識を整理するのに役立つでしょう。

こちらも購入しやすい価格帯ですので、さまざまな資料集と併用して勉強を進めると、効率よく理解につながるでしょう。

◇流れ図で攻略詳説世界史B
各時代関係や背景がイラストなどでわかりやすくまとめられており、世界史の基礎を網羅するのに非常に役立つ一冊です。

覚えたい内容が過不足なく説明されていて、通史や文化史を覚えるには最適ともいえるでしょう。資料集、問題集と併用すると効率よく勉強を進められます。

文化史を効率的に勉強して世界史の得点につなげよう

今回は、世界史Bにおける文化史の効率的な勉強方法として「通史から先に覚える」「資料集・問題集を併用する」「試験直前に集中的に勉強する」といったポイントと、役立つ参考書をご紹介しました。

みんなが苦戦する文化史の勉強を効率的に進めることでしっかりと得点につなげて、志望校の合格をつかみ取りましょう。


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