合格後は初めての一人暮らし！失敗しない物件の探し方

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県外の大学に合格したらあこがれの一人暮らし！
その前に立ちはだかるのが自分の生活する住宅探しです。

大学に受かったばかりの学生にとって、物件探しは初めての方がほとんどでしょう。
しかし、合格から入学前のオリエンテーションまでの期間が一ヶ月もありません。

そんな短い期間でのアパート・マンション探しのコツ、そして住宅選びのポイントをしっかり押さえておきましょう！

物件を探すタイミング

県外の大学に合格すると、あまり喜びに浸っている時間はありません。

国公立の前期の合格通知が３月上旬とすると、数日で入学手続きを終え、２～３週間後には入学前の説明会が待ち受けています。
また、一人暮らしにいち早く慣れ、万全の体制で大学生活をスタートする必要もあるので、急いで住む場所を見つけなくてはいけません。

社会にでてもこれほど急ピッチで住宅探し、引っ越しをすることはほとんどありません。
筆者も引っ越しをしますが、だいたい１ヶ月くらい前には下見に行きます。

そこで合格判定の良い大学であれば、受験日当日や翌日に下見に行って仮おさえしてしまうのもアリです。
都内は物件も多いのですが、地方国立大学周辺のいい物件は、合格シーズンになるとすぐ埋まってしまいます。

合格できそう/必ず合格する大学ならば、受験日＋１日滞在し、住宅探しに出かける、あるいは自分が受験している間に親御さんに家探しをお願いしておくと、合格後に慌てずに済みます。

不動産に下見の連絡をしよう

不動産に連絡する前に、ネットなどで５件以上の目星をつけておきましょう。
予算や交通の便の確認を忘れないようにしてくださいね。
ハトマークの全宅連に所属している不動産だと安心です。

目星がついたら下見の日にちを連絡しましょう。
不動産は水曜日が休みのところが多いので気をつけてください。

下見をしてみよう

下見では、このようなところに着目します。

①家賃・管理費など
②交通の便
③街の雰囲気
④家周辺の夜道は明るいか（夜にもう一回いってみるといいです）
⑤壁の厚み（騒音対策）
⑥日当たり
⑦家の作りがしっかりしているかどうか
⑧間取り
⑨クーラーなどの家電
⑩オートロック・セコムなど防犯対策

「この不動産やさんは信用できそうだな」と感じたら、他にも似た条件の家を何件か見せてもらうと自分にあった家を見つけやすくなります。
その他気になることがあればどんどん質問してください。
質問に対する受け答えやサポートの細やかさでも不動産屋さんが信用できるところかどうかわかります。

学生マンション・女性専用マンションについて

物件の中には、大学生に限定した学生マンションや女性に限定した女性専用マンションもあります。

学生マンションは、大学生向けなだけあって、インターネット環境・家具付き・セコム付きなどの学生のための仕組みが整っているので親御さんも安心かもしれません。
筆者も大学一年の時は学生マンションに住んでいました。
たしかに建物自体はよかったのですが、大学生しか住んでいないためか、騒音やゴミのルールが守れない人も多くかなり悩まされました……。
なのであまりおすすめはできません。

女性専用マンションも、防犯に力を入れていて女性しか住んでいないので安心だと思われるかもしれませんが、逆に言うと「その建物には女性しか住んでいない」ことが筒抜けです。

住宅には、男性が住んでいるか・女性が住んでいるかも大切な個人情報であり、特に女性は、そこに女性が住んでいることがバレないようにした方が賢明です。

なので学生マンション・女性専用マンションは、メリットもありますが、あまりおすすめできません。

寮・シェアハウスについて

１・２年生の間は寮で、３年生以上は一人暮らしで、という人もいます。

寮の場合食事などの心配がないのと、防犯も安心です。

あまり気軽に友達が遊びに来れなかったり、自由がきかない、忙しい３年生からの一人暮らしは大変などのデメリットもあります。

また、近年ではシェアハウスで暮らす大学生・社会人も増えてきました。
家賃が安くおさえられますし、大きな家に住めるので生活が快適です。
仲のいい友達となら安心ですし、基本的に同性同士での生活になるので楽しいようです。

自宅か、寮か、シェアハウスか、なかなか悩み所ですが方針だけでも立てておくと良いでしょう。

まとめ

浪人生含め、高校を卒業して間もない学生にとって自分の家探しは大仕事です。
とにかく親御さんともよく相談し、はやめはやめに決めていき、不動産屋さんともしっかり話合うことです。

余談ですが、筆者は合格後に慌てて学生マンションに入居した結果、騒音に悩まされて後悔したので、読者の皆さんには少しでも満足のいく部屋に住んでほしいです。
せっかくつかんだ合格からはじまる新生活を少しでもいいものにしていきましょう！

執筆者：てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。

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