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内申点ってなに?部活を辞めると影響がある?気になる点を解説!

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受験生なら一度は、「内申書に響く」「内申点が下がる」といった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。また、部活をしている生徒であれば、「部活を辞めると内申点が下がる」というウワサを聞いたことがあるかもしれません。

内申書は高校入試や大学入試、一般入試、推薦入試を問わず、入学の願書を提出する際に必要になります。特に、推薦入試では内申書の良し悪しが重要になるといわれていますので、どういったことで内申点が下がってしまうのかは押さえておきたいものです。

ここでは、部活を辞めることで内申点が本当に下がってしまうのかどうか、詳しく解説していきます。 また、内申書に記載される中身や、部活が内申書に与える影響などもご紹介します。

内申書ってどんなもの?

内申書とは、受験生の学校での成績や活動記録などをまとめた書類です。学校の先生が作成して受験する学校に提出するもので、受験の合否を判定する際に使用する資料の1つになり、調査書と呼ばれることもあります。

内申書には、欠席日数、部活動や生徒会などの学校活動の記録、授業態度や生活態度などの学校生活の記録、生徒の健康状態や保有する資格などの事項が記載されています。

内申書に記載される事項のうち、学校で勉強する各教科の成績を具体的な数字で表したのが「内申点」です。内申店の他に、調査書点と呼ばれることもあります。 内申点は数字が高いか低いかで生徒の成績を比較することができるので、内申書の記載事項のなかでも、特に受験の合否に関わる重要な要素です。

部活を辞めると内申点は下がるの?

勉強に集中したい、他にやりたいことが見つかったなどの理由で、それまで頑張っていた部活を辞めたくなることがあります。これまで続けてきた部活を辞めてしまうと、内申書の評価が下がってしまうのではないかと心配になるでしょう。

しかし、実際には部活を辞めても内申書の評価にはあまり影響がありません。

内申書は、その生徒が学校生活のなかでどんなことを頑張ったかを説明するための書類なので、基本的に良いことのみが書かれています。部活を辞めたとしても、それが理由で不利になる事項が書かれることはありません。 内申書の評価が下がることを心配し、本当は辞めたい部活を無理して続けて体調を崩してしまっては本末転倒ですので、無理をしない範囲で頑張ることが大切です。

部活が内申点に与える影響は?

部活動で優れた成績をおさめると、内申点アップにつながります。具体的には、県大会で入賞しているようなレベルであれば評価の対象になるでしょう。

内申書で最も重視されるのは国語や数学などの科目に関する内申点なので、部活などの課外活動の記録が試験の合否に直接影響するわけではありませんが、課外活動でなんらかの成果を出せばプラスの評価につながります。

部活以外にも、生徒会などの活動や英検などの勉強に関する資格も特別活動の記載事項に含まれるので、それらの活動でも結果を出せば内申書の評価のアップが期待できます。

特に英検や漢検などの勉強に関する資格は、試験に合格すればそれだけで内申書に記載できるので、努力した成果を見える形で証明しやすいのが特徴です。

なお、先ほど述べたように、部活動で内申書の評価を高くしたいと思っても、県のコンクールで入賞するなどの大きな成果でなければ高評価を獲得するのは難しくなっています。

そのため、部活動の結果に対する評価を得るのではなく、部活を継続して頑張ることで、物事に積極的に取り組む姿勢を身につけられる点に意義があると考えましょう。 部活や生徒会活動を頑張ることで忍耐力・集中力・積極性などを獲得すれば、内申書の評価を高くできるだけでなく、受験やその先の人生の試練を突破する力を身につけることにつながります。

内申点が良いと受験が有利に進む!

推薦入試でも一般入試でも、内申点が良いと受験を有利に進めることができます。特に推薦入試では、内申書の評価が合格に大きく関わってきます。

推薦入試の場合、学校の成績がどれだけ良いかが合格か不合格かを決める重要な要素になることが多いです。そのため、学校での成績や活動記録について記した内申書の内容が良いことが、合格を得るための重要なカギになります。

一方、推薦入試ほどではありませんが、一般入試でも内申書が良いことはプラスになります。

一般入試では内申点に関係なく、純粋に入試の点数が高い順に合格するのが基本です。しかし、試験の点数が同じボーダーライン上にある生徒が多い場合は、内申点を考慮して順位を決めることがあり、内申点が高いほうが合格しやすくなります。

このように、一般入試でも内申点が合格と不合格を分けることがあるので、内申点が良いに越したことはありません。

無理せず部活を頑張りながら、内申点を良くしよう

内申書は生徒の学校での成績や活動の内容を記載した書類で、受験の合否を決める資料の1つです。一般入試では内申書の内容はあまり重視されませんが、推薦入試では内申書の内容が良いかどうかが合否を決める要素になることが多いです。

内申書には部活動の記録も記載されますが、基本的に良いことしか書かれないため、部活を辞めることに関してあまり神経質になる必要はありません。

内申書の記載項目のなかで、内申点として具体的に数値化されるのは国語や数学などの教科の成績なので、無理をしない程度に部活も勉強も積極的に頑張りましょう。


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