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受験期には意外と苦しい!花粉症対策

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勉強をしたいのに、鼻水がとまらない……
あたまがぼーっとしてはたらかない……
目が痛くて集中できない……
鼻炎薬を飲んでも眠い……

受験直前の1月末~2月に発祥する花粉症は、一部の受験生にとってはこの上ない天敵です!
最悪の場合、一年間の努力が無駄になってしまうこともあるかもしれません。

花粉症そのものは、体質なので仕方がないのですが、少しでも快適に過ごす方法、試験日での注意点などを再確認しましょう。

 

花粉症の原因は花粉だけではない!

近年花粉症の発症している人が激増しています。
その理由は以下の4通り

1植林や地球温暖化でスギ花粉飛散量が増加
2排気ガス・大気汚染
排気ガス等で多くの微粒子を含む汚染ガスが抗体を作り、花粉症になりやすい体にしてしまいます。
しかも現代の塗装された道路ではなかなか花粉が吸着してくれません。舞っては落ち、舞っては落ち、を繰り返してしまいます。
3不規則な生活
肉ばかり食べるなど高タンパクな偏食、不規則な生活やストレスもアレルギーを発症するモトになってしまいます。
4住宅環境
通気性の悪い部屋の作りでは、ダニやカビがはびこり、アレルギーを引き起こしやすくなります。
更にダニは死骸もアレルゲンとなってしまいます。
部屋にぬいぐるみがあったり絨毯がある場合も埃がたまりやすくなるので極力減らすのがベターです。


花粉の量が増えていることはどうにもできません。
しかし、2~4は個人でも多少なりとも対策ができますよね。
花粉症を正しく知ることで、症状を軽減することはできるのです。

 

毎日の対策

1 しっかりとした食事・睡眠などの生活を整えて発症しにくい身体近づける
受験期の体調管理もかねて、生活リズムはしっかり保ちましょう。
食事のバランスも考えて栄養もしっかり補給しましょう。
足りないと感じる栄養素はサプリメントでの接種でも構いませんし、個人の経験では野菜不足も濃い野菜ジュースで気休め程度には補給できます。

2 自分に合う薬を見つける
市販の鼻炎薬でも効果はありますが、時間を見つけて病院に行くのがてっとり早いです。
すぐには自分に合う薬は見つからないかもしれませんが、何度か通院しお医者さんと相談することで体に合った薬が見つかるかもしれません。

3 部屋の空気は綺麗に保つ
筆者は去年空気清浄機を導入しましたが、症状がかなり楽になりました。
空気清浄機の導入が難しくても、適度な換気や、家に帰ったらすぐ着替える、コートは外ではたいてから家に入るなど、自宅や自分の部屋に花粉を持ち込まないようにしましょう。

4 予備マスクやめがねは常に持ち歩く
もしも受験会場や模試にマスクを忘れたら…?
考えるだけで恐ろしいですし、鼻がむずがゆくなってしまいますね。
いつも使っているマスクの他にも、かばんに常に予備のマスクを入れておくと、いざというときに安心です。

5 花粉になりにくいお茶を飲む
これはあくまで一個人の経験ですが、筆者は花粉シーズンの一カ月前くらいから「甜茶」や「べにふうき茶」などを飲むようにしています。
筆者の体質には合っていたらしく症状に改善が見られたからです。
誰にでも効くわけではないかもしれませんが、花粉症対策のお茶を取り入れてみるのもオススメです。

試験日の注意点

花粉症の受験生は、試験当日にも注意点がいくつかあります。

・マスク・常備薬を絶対に忘れないこと
試験前日だけでなく、かばんに常にいれておくくらいでいいです。

・ティッシュは中身を出す
ポケットティッシュの中身を出して机に置きましょう。
袋のままおいておくとカンニングを疑われてしまいます。
大学によってルールが違うので、念のため確認しておくとよいですよ。
個人的にはすべすべの保湿ティッシュよりも、普通のティッシュのほうがいち早く鼻水を吸ってくれる気がします。

・鼻炎薬は病院の処方薬を
市販薬よりも、処方薬の方が有効成分が多く含まれていますし、副作用が少ないです。
なにより病院でなら自分に合った薬がもらえます。
受験前で忙しいときは多めにもらえないかお医者さんに相談しましょう。
病院に行けない場合、「アレグラ」等が副作用も少なく使いやすいです。
筆者の場合、症状が重いときは「アレグラ」でも効きが足りない時があります。
強い市販薬を飲むと副作用も強くなるので自分にちょうどいいバランスの薬を探すときはできるだけ病院で相談した方がいいです。

・酔い止め薬・精神薬との飲み合わせに注意
薬の飲み合わせによっては、副作用が大きくなったり、成分がかぶっていることで大量摂取になる場合があります。
他に飲んでいる薬があれば薬剤師に相談してみてください。

まとめ

せっかく頑張った一年間を無駄にしないためにも、花粉症対策はしっかりと行いましょう。
花粉症の治療については、基本的には病院での診察をお勧めします。

しかし病院以外にも生活習慣、自分の部屋の環境の改善など対策出来ることもあります。
なによりも試験日にはティッシュの中身を出すなどにも注意しましょう。

花粉症に負けずに、実力を出し切ってくださいね!

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。


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