【高校受験】受験勉強をはじめるのはいつから?志望校の選び方についてもご紹介
現在、中学生の皆さんの大きな悩みのひとつに、高校受験があるはずです。「第一志望校に合格するためには、もう勉強をはじめないとまずいのでは?いやもうすでに遅いのでは?」と焦燥感にかられることでしょう。部活動などとの兼ね合いもあるし、中々勉強をはじめる時間がないという方も多いでしょう。この記事では、受験勉強をはじめる時期を決めるにあたって、その基準となる事柄について述べていきます。
受験勉強をはじめる時期は自分で意識したタイミング
前提として、この時期から受験勉強をはじめるべきだという絶対的な基準はありません。 人によって、志望する高校のレベルが違うためです。難関高校に入りたいのであれば、早い時期から受験勉強をはじめなければなりませんが、今の学力で入れそうな高校を狙うのであれば、無理して勉強する必要はないでしょう。自分の現在の学力や志望する高校のレベルによって、必要となる勉強量は変わってきます。そのため、受験勉強をはじめる前に、志望高校をどこにするか明確にしておくことが望ましいと言えます。
また、部活動をしているかそうでないかによって、受験勉強をはじめる時期は変わってきます。例えば、強豪の吹奏楽部に所属していて、全国大会にまで出場するといった場合、本格的な受験勉強はその大会が終わるまではできないでしょう。
逆に、部活動にそんなに打ち込んでいない、または部活動に入っていないというなら、部活動の影響が受験勉強に生じることはあまりないでしょう。部活動と受験勉強の両立もできないことはありません。このようにご自身が置かれている状況も考慮にいれ、勉強の計画を立てましょう。
高校受験における定期テストの重要性と注意点について
高校受験では、中学の成績である内申点の良し悪しが合否に大きく影響してきます。日頃から内申点についても意識するようにしましょう。
定期テストが内申点に影響する
内申点は、定期テストの結果である程度決まるので、中間や期末テストの結果が大切になります。中学1年のうちから、定期テストでいい点を取れるようになっておけば、3年間の積み重ねで内申点はかなり高くなり、受験での大きな武器になります。
また、定期テストの内容は最近習った範囲の復習であるため、定期テストのたびに対策を積み重ねると、自然と全教科の実力がついてきます。公立高校の一般入試は、中学1年から中学3年までの非常に幅広い範囲のため、1年からやりはじめたとしても、どこか間延びしてしまうものです。それならば、その都度の定期テストごとに集中的に取り組む方が、理解度があがります。 また、受験勉強は短期的に勉強しても、急激に理解度が増すものではありません。日々の積み重ねがあってこそ、理解度が深まるのです。そのため、次の定期テストでは全力を尽くすという姿勢で、毎回の定期テストに取り組むことが大切になると言えます。
定期テスト以外で注意すべき点
前途した通り、定期テストを頑張ることは受験勉強を楽にするため、また内申点を得るためといったメリットがあります。公立高校の入試は、入試の点数と内申点を合わせて合否を決定するケースがほとんどなので、内申点があがれば合格率があがりますし、受けられる高校の範囲も広がります。
しかし、定期テスト以外にも注意すべきことがあります。内申点は定期テストの結果のみで決まるのではなく、日々の生活態度なども考慮して決められるということです。そのため、提出物は必ず出す、係や委員などを積極的に引き受けるなど、普段から生活態度に気を付けることも大切です。
志望校を選ぶ際のポイント
受験勉強をいつから開始すればいいのか、また定期テストの必要性について解説してきましたが、行きたい高校がわからないという理由から受験勉強を開始できない人もいるのではないでしょうか。ここではそんな人のために志望校を決めるコツを3つご紹介します。
自分の学力から選ぶ
自分の現在の学力を指標として受験する高校を選ぶ方法です。
学力には「内申点」「模試の成績」「過去問の成績」の3つの指標があります。自分の学力の指標を元に、少し上の挑戦したい高校、同じ学力の本命の高校、少し下の滑り止めの高校を受験するといった考え方があります。
学校の雰囲気から選ぶ
それぞれの高校で違った雰囲気があります。自分にその高校の雰囲気があっているのかどうかは学校を選ぶ際に重要なことです。学校の説明会や高校の見学など積極的に参加してその高校の雰囲気を確認するようにしましょう。
自分の目的から選ぶ
自分が将来何をしたいのか目的から学校を選ぶことも重要です。高校は普通科の他にも「工業高校」「商業高校」など専門的な学習をする高校があります。自分は大学まで進学したいのか、専門的ことを学びたいのか考えて選ぶことも高校を選ぶポイントです。
自分にあった受験勉強開始時期を見つけよう
ほとんどの中学生は中学生活の中で受験勉強を開始してからが一番勉強をすることになると思います。定期テストを頑張ることは重要ですが、定期テストはその名の通り定められた期間に勉強した範囲のテストです。毎回良い点数を取っていても継続して覚えておかなければ入試では良い点数を取ることは難しいです。そのため、本格的に受験勉強をスタートする場合は中学1年生から学習したことを復習することになります。
受験勉強の開始時期が早いことに越したことはありませんが、自分がどういう高校に入りたいのかも確認するようにすれば合格するためのモチベーションにも繋がると思います。今回紹介した、内申点や志望校の選び方も考えながら受験勉強を開始する時期を考えてみては、いかがでしょうか。
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