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【英語を得意になる】英語のノートの作り方!【効率化】

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・教科書の英文を全文書き写す
・全文日本語に訳す
・単語には日本語訳のみ
・ノートはいつもぎゅうぎゅう詰め

このようなノートの取り方はしていませんか? そんなあなたは、まだまだ効率よく英語のノートをつくることが可能です! 今回は無駄を減らして密度の高い学習をすることを目標に、いくつかのコツを取り上げてみました。

本文はコピーを活用しよう!

本文をノートに書き写すことにメリットがないわけではありませんが、労力・時間を使うのでデメリットの方が大きいです。

重要構文の部分だけ自分の手で別紙に書き写せばいいので、教科書などの本文はコピーしてノートに貼ってしまいましょう!

そのときは、書き込みや品詞分解するときに備えて、原寸よりも少し大きめ(110%~)にコピーすると読みやすくなりますよ。

おすすめのノート構成


ノートの構成は以下がおすすめです。
・左上(ページの3分の2くらい):教科書のコピー
・右のページ:原文を読むために必要な情報(構文・単語・要約など)
・ページの下のほう:単語関連の情報
・単語や構文のポイント部分:ピンクのペンなどで書く→赤シートで復習

学校のルールや個人での使いやすいフォーマットもあるでしょうから、上を参考にしつつ自分に使いやすいノートの作り方を少しずつ確立していきましょう。

全文日本語訳しないこと!

長文読解のつまづきやすいポイントとして「英文を読みながら全部日本語訳してしまう」というものがあります。

頭の中で日本語全訳してしまうクセがあると ・日本語の考え方でしか英語が読めなくなる ・読解速度のがどうしても遅くなる ・読むのが遅いので文脈のつながりがわかりにくくなる ・リスニングでは理解が追いつかない などのデメリットが発生してしまいます。

この状態から脱却するためには、
・単語を「日本語」ではなく「イメージ」で思い浮かぶようにする
・単語を見て考えるのではなく反射的に意味が思いつくまでマスターする
・スラッシュリーデング(節で区切って読む)をする
・脳内で訳すときはせめて前から順に訳して意味を捉える(日本語の語順に戻さない)

ことから心がけていきましょう。 同じようにノートでも全文訳す必要はありません。 重要構文などの難しい部分は何度でも自分の中やチラシの裏などに練習する必要はありますが、「ノートとしてまとめる」必要はありません。

それよりも「この情報があれば英語のまま読める」という情報(構文・単語・全体の要約)を書いておき、 英文を読む→わからないときは右ページみる→英文を読む ことを繰り返して長文読解に慣れましょう。

どうしても全文訳がないと心配!という場合は、学校の教科書の副読本(同じ出版社から発売されている全訳が載っている本)を持っておくと安心です。

余白はたくさん使おう!

ノートはついぎゅうぎゅうに書いてしまうかもしれませんが、私はどんどん余白を残すのがおすすめです。 というのも、ノートは復習しているときにいろいろなことに気がつきます。

「この単語は覚えにくいな~。派生語や例文を調べよう」
「この単語は模試にでた!訳語は3つのうちこれだった!」
「同じ構文の問題がでた!こんな問題だった。」

などの新しい情報はどんどんノートに書き込むべきです。 そのためにも、ノートはとにかく広くとっておきましょう。 数ページに1ページ真っ白な予備ページを用意しておいてもいいくらいです。

練習用、演習用のページを後ろから使おう!

復習をしていると、覚えきれない構文や単語を何度かかいて覚えていこうとしたり、自分なりに小テストを行うこともあります。

そんなときに普段のノート部分に書いてしまうと、見直しが必要な情報とそうでない情報が混ざってしまいます。 情報を分けるために、演習や練習にはその専用のノートを分けるか、同じページの一番後ろから逆方向に使っていきましょう。

出てきた単語は、ほかの訳語・品詞・発音・派生語もしっかり確認しよう!

単語は本文に出てきた意味を覚えるだけでは、ほかの文章で応用がききません。

たとえば「mind」という単語には6つの意味がありますが、そのうち一つしか知らないと別の文章を訳すときに意味がつながらず混乱してしまいます(ちなみにこのmindの訳は受験頻出です!)。

そこで新しく単語を覚えるときは、
・ほかの訳語
・品詞の確認(英文法・英作文で必要)
・発音(発音記号を覚えておくと便利)
・派生語(同じ単語の名詞形、動詞形など)
・例文(覚えにくい単語を覚えやすくする)

までざっと確認してメモしておきましょう。

ノートは「まとめるため」でなく「覚えるため」にある

ノートはついつい「きれいにとろう!」と思ってしまう学生もいるようですが、ノートは「まとめるため」ではなく「覚えるため」にとるものです。
そのためには必要最低限の情報を詰め込んで、なおかつ見やすく復習しやすいように作りましょう。

 

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ


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