こんな場所でも？気分転換して勉強できるおすすめスポット

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自分の部屋、自習室、図書館、カフェ・・・
あなたの周りにはいろいろな勉強場所があると思います。

しかし、どこへ行っても勉強できないということもよくあるのではないでしょうか。

こんなときは今まで思いつかなかったところで勉強すると気分転換になって、はかどることがあります。

今回はそんな、意外とはかどる勉強場所を紹介していきます。

リビングは家の中でも特に勉強におすすめの場所です。

家族の目があるため、集中しないといけない状態を作ることができます。

普段くつろぐ場所でもあるので自然体で勉強できるのも大きなポイント。

リビングで最も勉強のジャマになるのはテレビです。

面白そうな番組をやっているとついつい見入ってしまうのは、あなたも経験したことがあると思います。

集中して勉強したい場合はテレビを消すというのもいいのですが、実は「CMの流れている数分間を勉強にあてる」というのも意外にも効果的です。

「CMはたかだか2～3分だけども、その間に英単語帳に目を通す」

これだけでも、あなたが毎日テレビを観ているとすれば1年で時間的に大きな差がついてしまいます。

しかも2～3分という超短時間を集中するので、その中で覚えたことは忘れにくくなる効果もあるのです。

CMをダラダラ観たり、スマホでゲームアプリを開く前にまず、この短時間でどういう勉強ができるかを考えてみてください。

学校や塾への通学時間も工夫次第で良い勉強時間です。

単語帳や授業のまとめノートなどを読んでいくのはもちろん、座席に座れればノートに問題を解いていくこともできます。

通学時間は毎日決まった時間だけ取られてしまうのですから、ここを使わない手はありません。

先ほどのCM時間の利用例もそうですが、短時間をどう活用するかがポイントになります。

混雑時は教材を出して勉強というわけにもいかないので、それなりの工夫も必要です。

私が高校生のときは、登校時に前日勉強した内容を思い出し、下校時にその日の授業で大切な部分を思い出すということをしていました。

思い出すだけなら、教材を出さなくてもできるはず。

もし思い出せなかったとしたら、学校に着いたり家に帰ってきたりしたときに、教材を出して思い出すというところまですれば復習は完璧です。

ただ、あなたが徒歩や自転車で通学している場合は、危ないので注意が必要です。

信号待ちなどで瞬間的に思い出す訓練をすると、学んだ物事が繋がってくることもあります。

信号が変わるのは十数秒と、CMよりも短い時間ですが、勉強したものを少しでも多く思い出すということが、少しずつ知識の積み重ねになってくるでしょう。

意外に思われるかもしれませんが、お風呂も絶好の勉強場所です。

特に直前に暗記したものを確認していくのが一番です。

そしてお風呂の中で思い出せなかったところは、あがってから確認する習慣をつけるとその後の勉強にスムーズに繋げられます。

小学生の頃、お風呂に浸かって九九を唱えて覚えた人も多いはず。

同じ要領で覚えたことの確認や、忘れてしまったところの点検をしてみてください。

寝る前に一手間、ぼんやりと覚えたことを思い返しながら就寝するということも立派な勉強です。

こうすることで睡眠時に記憶の整理が行われ、確認したことが定着しやすいのだとか。

しかも何も考えずに、ただ思い返しているだけなので、すぐに就寝できて一石二鳥です。

もちろん普段から布団にこもって勉強するのはおすすめできません。
一度だらけてしまう癖がついてしまうと抜けきらないものです。

あくまで夜の本格的に寝るときにだけ、布団という勉強場所を使ってみてください。

以上で私がお伝えした、勉強がはかどる場所は共通点があります。

それは、あなたの生活の場であるということ。
変に気負わずにリラックスして勉強できる場所なのです。

リラックスしているときほど、集中できて頭が冴えたり物覚えがよくなったりします。
椅子に座ってペンを持つことだけが勉強ではありません。

ぼんやりと参考書や単語帳を読んだり、今日の授業内容を思い返したり…
工夫次第でいろいろな場所、シチュエーションで勉強することはできるのです。

もちろん、座って勉強する時間も必要なので、普段の勉強は自分の部屋や自習室など、 本腰を入れて勉強に取り組める学習スペースを使ってください。

日頃の集中した勉強があってこその、リラックスの勉強の場です。

様々なところで勉強する一番のコツは、「思い出す努力をして、後で確認する」ということです。

リラックスの場でスムーズに思い出せるようにして、それを本格的な勉強の場で確認していく。
これを繰り返すだけでも、相当量の知識が頭に入ってきます。

集中とリラックス。 この2つのバランスを上手にとって、勉強していってくださいね。

執筆者： Moriarty
中学、高校、大学の3つの受験を経験。その経験を生かし、大学在学中の4年間は 個別指導塾での指導者として活動。半年受け持った小学生3人を第一志望中学に合格させた実績などあり。

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