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オンライン授業におすすめのヘッドセットとは?選び方や注意点を解説

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新型コロナウイルスの蔓延により、オンライン授業形式や対面授業とオンライン授業を組み合わせた形式をとっている学校は少なくありません。この対応は学校だけではなく、塾や予備校なども同様 です。

そこで今回は、オンライン授業におすすめのヘッドセットの選び方を紹介します。どういったヘッドセットを選べば良いのか、どういう点に気を付ければ良いのかと悩んだ際には、ぜひ参考にしてください。授業にしっかり集中できるよう、自分にぴったりのものを選びましょう。

オンライン授業にヘッドセットを取り入れるメリット

まずは、ヘッドセットとはどういったものかをあらためて把握しておきましょう。
ヘッドセットとは、ヘッドホンとマイクがセットになったもので、おもにパソコン上で通話する際に使われるアイテムです。頭部に装着できるので両手が空き、先生の話を聞きながらメモを取ったり教科書を開いたりすることができます。

なお、ヘッドセットをオンライン授業に取り入れるおもなメリットは、次の2点です。

・授業の内容がしっかりと聞きとれる
・授業に集中できる

ヘッドセットを使うと、音がクリアに聞こえて授業がしっかりと聞き取れます。先生や他のクラスメイトの話が聞き取りにくいとそれだけで集中力が途切れてしまうので、オンライン授業においては必須といえるでしょう。

また、自分が発言するときに、部屋の音や外の音も拾ってしまうことがあります。意見を伝えようとしても、家族の話し声や家の外を通る車の音が入ってしまうと、相手にうまく聞き取ってもらえません。

こうした事態を避けるためにも、きちんとヘッドセットを選ぶことが大切です。

オンライン授業で使用するヘッドセットの選び方

ヘッドセットといっても、さまざまなタイプがあり、迷ってしまうでしょう。オンライン授業向けのヘッドセットを選ぶポイントは、大きく分けて「形状」「接続方法」「マイク性能」「ノイズキャンセリング機能の有無」の4つがあります。

◇ヘッドセットの形状から選ぶ
ヘッドセットには、オーバーヘッド型、ネックバンド型、イヤーフック型があります。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。

・オーバーヘッド型
ヘッドホンのように頭に装着する形です。耳をしっかりと覆うため、他の形状よりも音がはっきりと聞き取りやすいでしょう。ただし、あまりサイズが合っていないものを選ぶと耳が圧迫されるため、長時間つけると耳が痛くなる場合があります。

・ネックバンド型
首に引っかけるようにして使うタイプです。髪型が崩れにくく、頭部の締め付けがないのがメリットといえます。

・イヤーフック型
フックを耳にかけ、イヤホンのように装着するタイプです。他の型よりも比較的軽く作られていて、耳への負担が少ないことが特徴といえます。ヘッドホンだと耳が疲れる方におすすめです。

なお、それぞれの型には「両耳タイプ」と「片耳タイプ」があります。片耳タイプは周囲の音を聞きやすいというメリットがありますが、オンライン授業の場合は先生の話に集中できる両耳タイプがおすすめです。

◇マイクの性能から選ぶ
リアルタイム形式のオンライン授業では、自分が発言することもあります。
周囲の雑音を拾わず、自分の声をはっきりと伝えやすいマイクを選ぶには、指向性をチェックしましょう。指向性とは、どの方向の音を拾えるかを示しめしています。

・双指向性
双指向性はマイクの正面と背面のどちらからも、同じくらいの感度で音を拾います。人が向かい合っている状況で話す際に適しているので、対面で行なうインタビューやラジオ収録などで使われています。オンライン授業で使用する場合は、もう一方向からノイズを拾ってしまう可能性があるでしょう。

・単一指向性
単一指向性は、一つの方向からの音だけを拾います。オンライン授業では自分の声だけを拾えば良いので、周囲の雑音が入りづらいこのタイプが重宝します。

・無指向性
無指向性はどの方向からの音も等しく拾います。マイクの向きを気にせず話せることはメリットですが、部屋の雑音なども相手に届いてしまうデメリットもあります。

◇ノイズキャンセリング機能の有無から選ぶ
ノイズキャンセリング機能とは、周りの雑音を抑える機能です。価格は比較的高くなりますが、授業がクリアに聞こえて先生の話へも理解しやすいのでおすすめです。

ヘッドセットを選ぶときの注意点

ヘッドセットを選ぶときは、いくつかの注意点があります。「せっかく買ったのに、使えない」ということのないよう、以下の点に気を付けましょう。

◇ヘッドセットは価格と音質が比例していることが多い
ヘッドセットの価格は非常に幅広く、1,000円台のものから10万円近く するものまであります。一般的に、あまりにも安価なものは音質が悪いことが多いので注意しましょう。

授業用であればそれほど繊細な音は聞こえなくても問題ありませんが、先生の話が聞こえにくいと授業そのものが理解できなくなってしまいます。価格の目安として、2,000円~4,000円のものであれば、ある程度の音質が得られるでしょう。

◇無線の場合は混線や充電不足に注意
無線はケーブル不要で非常に便利ですが、実は以下のような欠点もあります。

・混線する可能性がある
Bluetoothなどの無線では、混線する可能性があります。特に、人の多い場所では接続が不安点になり、音が飛び飛びで聞こえることがあるので注意が必要でしょう。

・充電不足だと途中で切れてしまう
無線の場合は、充電が必要です。もし、電池切れに気付くのが授業直前だった場合、充電が間に合わない可能性があります。

こういった事態を防ぐためには、始業前や授業後、寝る前などに充電をするよう習慣化しておきましょう。

自分にあったヘッドセットを選ぼう

ヘッドセットには形状や接続の仕方など、さまざまな種類があります。それぞれにメリットやデメリット、特徴があるので、自分や利用するデバイスに合ったものを選びましょう。

購入したら、初めての授業で慌てないように、事前のテストとして、友人とオンラインで会話をしておくのがおすすめです。ヘッドセットの性能や使い心地をしっかり理解して、万全の状態でオンライン授業に臨みましょう。


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