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古典を制する方法

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「古典の勉強って、覚えること多いし大変」

それは、本当にそうでしょうか?

イメージだけで、そう思い込んではいませんか?

 

実は、古典は押さえるべきポイントさえマスターすれば、簡単に得点源にできる科目です。

「大変そう」「面倒なイメージ」と後回しにしているのは、とてももったいのないこと。

サクサク覚えて、得点アップにつなげてしまいましょう!

 

「古典」の入り口に「あさきゆめみし」

苦手意識がとても強い場合には「あさきゆめみし」を読んでみることをおすすめします。

「あさきゆめみし」は、大和和紀という漫画家の描いた源氏物語の漫画です。

少女漫画ですから、男子は少々抵抗があるかもしれませんが、あらすじを押さえるのにはぴったりの作品です。

古典のテストでは、あらすじが理解できていると解ける問題も存在します。

源氏物語は、非常によく取り扱われる作品ですから、あらすじを理解しておくのもいいでしょう。

「あのシーンね」とイメージできるだけで、得点につながります。

 

そのほかにも、古今和歌集などの和歌を暗記するのもおすすめです。

短歌のなかには、単語や文法などがたくさん含まれています。

短歌を現代語訳する作業は、なかなか面白さもあるもの。

時間的に余裕がある場合は、ぜひ古今和歌集暗記に挑戦してみてください。

余裕がない場合でも、休憩時間に「あさきゆめみし」を読んだり、古今和歌集を読むのもおすすめです。

 

文法を理解しよう!

古典の勉強で重要になってくるのが、文法知識です。

「動詞の活用」「助動詞」「助詞」この3点は、必ずといってもいいほど出題されます。

しっかりとマスターしましょう。

「暗記がなかなかできない」そんな時には、ぜひ例文と合わせて覚えることをおすすめします。

記憶している例文が増えれば増えるほど、まるでパズルを組み合わせていくかのように、問題は解きやすくなります。

 

古典単語を暗記しよう!

暗記すべき古典単語は、400語前後と考えていいでしょう。

「そんなにたくさん?」と思われるかもしれませんが、覚えるべき英単語と比較してみましょう。

大学受験に必要な英単語は、おおよそ4000単語と言われています。

そう考えると、大した量ではないことが分かるでしょう。

センター試験で見てみると、現代文100点、古典50点、漢文50点ですから、英語と比べると配点が違うと言われてしまうかもしれません。

でも、たった400単語覚えることで、この50点が揺るぎないものになるというのは、大きいなもの。

古典はさくっとマスターして、得点源にしてしまいましょう。

 

尊敬語をマスターしよう

古典において、尊敬語をマスターすることは、主語を見つけるのに大変役立ちます。

古典を読み解くためには、主語を正確に把握することが必須です。

「誰から」「誰に対して」の敬語かが分かると、文章を正確に読み解けるようになります。

これを押さえてしまえば、現代語訳も簡単になるのです。

 

古典は国語の一部と考えると「読解メイン」というイメージになるでしょう。

ですが、押さえるべき基本を覚えるまでは、暗記科目にイメージが近いかもしれません。

暗記科目と言っても、先ほども触れた通り、暗記すべきポイントはそれほど多くはないのです。

暗記すべきポイントをマスターしてしまえば、文章を読み解いていくのも面白くなります。

そこから初めて、作品として古典を楽しむことができるようになると言えるでしょう。

 

古典は、人によっては「フィーリングで解けてしまう」という科目でもあります。

ただ、フィーリングで解いているうちは、確固たる得点源にはなり得ません。

なんとなく解けてしまうと思っても、押さえるべきポイントはしっかりマスターしましょう。

そうすれば「感覚」+「知識」で、古典を解くことになりますから、古典を強みとすることができるのです。

Tomoko Maruyama

大学卒業後、大学や専門学校等、教育系をメインにライターとして活動。

現在は小学校5年生女子と、この春より小学校1年生になる年長女子の母。


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