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現代文の記述問題は対策できる!?コツをつかんで現代文の点数UP!

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現代文はセンスがすべてだし、対策なんてできない!と思っていませんか?そんなことはありません!現代文にもきちんとした対策はできるのです。
現代文の解き方が分かれば点数も安定するようになっていきます。まずは点数を30点上げるコツから始めていきましょう!

 

評論文の単語をいくつ知ってる?

「現代文は現代の日本語だから全部知ってる単語で書いてある。」と思っていませんか?それは大間違いです。
評論文には「形而上学」「コンテクスト」「二元論」など、【高校生の日常会話では使わない単語】が出てくることが多くあります。
つまり、現代文でも英語や古文などと同じように単語の勉強が必要なのです。

 

論理的な文章は読み慣れてる?

評論文には日常会話で使わない単語が使われることを書きましたが、そもそも評論文のように論理を追っていくような文章を読むには慣れが必要なのです。
評論文になれるには、ある程度の読書量と練習が必要です。
評論文になれるためには、まずは新聞の社説などのコラムを読む習慣をつけてみましょう。毎日でなくてもかまいません。
まずは数日に一度学校の図書館に顔を出して、新聞をめくってみましょう。
これは現代文だけでなく時事対策にもなりますよ!

 

要約してみよう!

評論文の論理を追う練習としては、「1段落ごとに要約してみる」というのがオススメです。
評論文の問題を解くために、本文を進んだり戻ったりするうちにどこに何が書いてあったか分からなくなってしまっていませんか?
まずは問題を解くことよりも1段落ごとに50文字程度の要約のメモを書き、着実にどこに何が書いてあるのか追いかける練習をしましょう。
評論文の場合、1段落目に問題提起をしていたら「○○が△△であることの是非について」というように簡潔に書いてみましょう。
この要約の練習は、記述問題を解く直接的な練習にもなります。

 

論理を追う鍵は「接続詞」と「展開」

「僕は朝起きて、ご飯を食べようとした。しかし、」という文章があったら、続きはどうなっていると思いますか?
「しかし」とついているので、何かしらの理由でご飯を食べられなかったんじゃないか、と予想する人も多いのではないでしょうか。
短い文章ではこれが読みとれるのに、文章が長くなると混乱してしまう学生がよくいますが、実は【接続詞に着目すれば次にくる文章の予測が出来る】ことは評論文でも同じなのです。
「しかし」「さらに」などの接続詞が来たら、鉛筆でぐるぐるマークしてよく目立つようにしましょう。
実はこれは英語の長文対策にもなりますよ。

さらに文章の論理展開を読むコツがあります。
評論文は「起承転結」「序破急」などの文章展開がある程度決まっているのです。
つまり評論文はすべて違う文章のようで、実は骨格は表通していることが多いのです。
だからこそこれが分かるようになると現代文の点数があんていするのです。

 

記述問題の文字数が足りない!

文章の内容をしっかりと終えるようになると、問題を見たときも何となく解答の目処はつくようになっているでしょう。しかし、いざ記述解答しようとすると、文字が足りなかったり、多すぎたりしていませんか?
文字数の勘は過去問で慣れていくのが一番ですが、正解できない場合には以下の原因が考えられます。

例えば「解答にはキーワード「A」「B」「C」が必要」という場合
・「Aの具体例」などを入れて文字数オーバー+「B」「C」が入らない
・キーワード不足で文字数が足りない
・キーワードは揃っているが、説明が回りくどくて文字数オーバー
・いらないキーワードを入れて文字数オーバー
・本文を要約できるのに、丸ごと書き写して文字数オーバー

記述問題は添削してもらうことが近道!

記述問題は、模範解答を見て勉強することも可能です。が、模範解答は「できすぎている」ことが多く、実際の高校生が書いてマルをもらえるような解答にはなっていません。
記述問題は、「必要なキーワードが揃っていて」「大まかな内容が合ってる」状態であればマルを貰え、誤字脱字、論理関係の矛盾などが減点されていく「減点法」になっています。
つまり模範解答をそのままかけなくてもマルは貰えるのです。

したがって記述問題を自己採点で勉強するのは難しく、また自覚できない誤字脱字などのマイナス点がわからないという大きなデメリットがあります。

記述問題を手っ取り早くマスターするには塾や通信教育などの「受験問題のプロ」「問題採点のプロ」に採点してもらい、赤ペンで添削してもらうのがもっとも確実で有効な方法なのです。
もしも身近に添削を頼める先生がいないときは通信講座も対応している「四谷学院」の先生に頼ってみませんか?

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ


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