受験生は大晦日・お正月をどう過ごす?年末年始の過ごし方のポイント
受験本番が目の前に迫るなか、大晦日やお正月をゆっくり過ごしても良いのか、悩んでしまう受験も多いのではないでしょうか。「ラストスパートなので休まず頑張りたい」という気持ちと、「年末年始くらい休みたい」という気持ちが混ざり合って、気持ちが乱れてしまう方もいるはずです。
受験生は大晦日やお正月を、どういった気持ちで迎えれば良いのでしょうか。本記事では、大晦日・お正月の過ごし方のポイント、新しい年を気持ち良く迎えるための時間の使い方について解説します。
そもそも受験生は大晦日・お正月に休んでも良い?
勉強と休みのメリハリを付けられるなら、大晦日やお正月に思い切って休むのも一つの方法です。ただし、丸一日、二日と長めに休むとなると、勉強していないことに不安を感じたり、受験勉強のペースが崩れてしまったりするおそれがあります。
大晦日やお正月の休み方としておすすめなのは、完全に一日休むのでなく、短時間だけ軽く勉強することです。例えば、大晦日の午前中~夕方まではいつも通り勉強して、午後からしっかり休むなどの方法がよいでしょう。「ここからは完全にお休み」という時間の区切りを付けることで、年末年始の貴重な休みを十分に満喫できます。
もちろん、「大晦日やお正月でも気にならない」「朝から夜まで勉強したい」という方は、いつも通り勉強を続けるほうがよいでしょう。受験直前の年末年始に勉強を頑張った経験は、その後の人生にもおおいに役立つはずです。
【受験生向け】大晦日・お正月の過ごし方のポイント
ここからは大晦日やお正月の過ごし方のポイントについて、受験生向けに説明します。
◇隙間時間で勉強する
年末年始のイベントとして、親戚の家で過ごしたり、初詣に出かけたりすることもあるでしょう。受験生が大晦日・お正月に外出する際は、移動中の時間を活用して勉強するのがおすすめです。
電車やバス、車のなかでもサッと確認できるよう、持ち運びのしやすい小さめの参考書や単語帳を持っていきましょう。隙間時間で勉強するなら、暗記系の内容が向いています。勉強時間は短いですが、小さな積み重ねが受験本番での点数アップにつながります。
◇生活リズムを乱さない
年末年始はテレビでの特番も組まれるため、日付が変わるまで起きている方も多いでしょう。つい夜更かしや朝寝坊をしてしまう方もいますが、試験本番を控えた受験生は、できるだけ普段通りの生活リズムで過ごすのが望ましいといえます。
大晦日やお正月で一度生活リズムが乱れると、お正月明けの勉強のペースまで乱れてしまうおそれがあるためです。夜眠れなくなったり朝起きられなくなったりすると、学校や塾、予備校に行くのが辛くなりますし、日中に眠気が残って勉強に集中できなくなるでしょう。
大晦日・お正月だからこそ気を引き締めて、早寝早起きを徹底することが大切です。
◇周囲のペースに合わせる必要はない
大晦日やお正月に勉強を休みたくなるのは、その時期が休日であること、家族や親戚で集まったりする機会があることなどが挙げられます。受験生でない友人から、初詣や遊びの誘いを受けることもあるでしょう。
ただし、たとえ家族や友人が大晦日・お正月の雰囲気を楽しんでいたとしても、流されないことが重要です。「大晦日・お正月だから」「ほかの人も休んでいるから」という理由で休んだ結果、そのまま気が抜けて勉強に戻れなくなるケースがあります。
大晦日に家族と一緒にそばを食べたり、お正月に初詣に行ったりするくらいなら、短時間でも十分に年末年始の気分を味わえるでしょう。休みの時間を設けるなら、周囲のペースに合わせて休むのではなく、自分で決めた範囲内で計画的に休むことが重要です。
◇イベントに参加しなくても問題ない
大晦日やお正月といえば、年末のカウントダウンイベント、初売りなど楽しいイベントがたくさんあります。しかし、そのようなイベントに参加するのは受験が終わってからでも遅くはありません。
大晦日やお正月に勉強すると決めたなら、家族や親戚にも協力してもらいましょう。誰かからイベントに誘われると、つい流されて参加してしまったり、行きたい気持ちを抑えてストレスが溜まったりするものです。
年末年始は勉強に集中したいこと、受験が終わってから誘ってほしいことを伝えておくと、家族や親戚にも快く応援してもらえるでしょう。
◇外出するなら初詣がおすすめ
大晦日やお正月に一日中家にいても、勉強のモチベーションが上がらないこともあります。そのようなときは、気分転換に外出するのもよいでしょう。
受験生が外出するなら、初詣が特におすすめです。神社やお寺に参拝して合格祈願をすることで、受験に向き合う気持ちが高まるでしょう。「学問の神様」を祀る神社については、以下の記事でも多数紹介しています。
関連記事:
受験の直前までに行っておきたい全国の「学問の神様」を祀る神社14選
大晦日・お正月に休むなら、時間の使い方が大切
大晦日やお正月の過ごし方は人それぞれですが、その後の勉強に気合いが入るよう、自分に合った過ごし方をすることが大切です。
年末年始も休まず頑張れそうなら、いつも通りの勉強をするとよいでしょう。「休んだほうがメリハリができる」「年明けから本番までの勉強を頑張れる」と思うなら、大晦日・お正月に休みを入れるのも良い方法です。
冬場で体調も崩れやすい時期ですので、生活リズムに気を付けながら、自分らしい大晦日・お正月を迎えましょう。
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