紙の辞書と電子辞書、どちらを選ぶ？メリット・デメリットを紹介

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新たに辞書を購入する際、紙の辞書と電子辞書のどちらを選ぶべきか悩まれる方は多いでしょう。単語の意味の調べやすさ、持ち運びのしやすさなど、重視したい点によってどちらを選ぶべきかは変わります。場合によっては、両方の辞書を併用したほうが良いケースもあるでしょう。

そこで本記事では、紙の辞書と電子辞書のメリット・デメリットについて詳しく紹介します。これから辞書を選ぶ方、自分に合う辞書を使って効率的に勉強したい方は、ぜひ参考にしてください。

紙の辞書のメリット・デメリット

まずは、紙の辞書のメリット・デメリットについて紹介します。

◇紙の辞書のメリット

紙の辞書の大きなメリットは、重要な単語にマーカーを引いたり、付箋を貼ったりと、自由な使い方ができる点です。

紙の辞書を引く際には、その単語の意味だけでなく、用法や用例、関連する単語についても視界に入るでしょう。電子辞書の画面では流してしまいがちな情報も、紙の辞書で見ると印象に残りやすいものです。紙に直接書き込みをして、ページをめくって何度も見ているうちに、その単語の意味を自然と覚えられることもあります。

また、紙の辞書を自分でカスタマイズすることで、勉強した痕跡が残るのもメリットの一つです。辞書を長く使い込むことで達成感も得られ、その辞書に対する愛着もわいていきます。辞書の書き込みが増えることで、勉強のモチベーションにもつながるでしょう。

紙の辞書は、電子辞書に比べると価格が安い点もメリットです。もし合わないと思っても比較的買い替えやすいのは安心感があるでしょう。

◇紙の辞書のデメリット

紙の辞書は、一つの単語を調べるのに毎回時間がかかりがちです。必要な情報をすぐに見つけられず、ページをめくる時間がもったいないと感じる方もいるでしょう。

サイズが大きく、重くて持ち運びしづらい点もデメリットです。学校や自宅に置きっぱなしにする場合は良いですが、カバンに入れて毎日持ち運ぶのは少し大変かもしれません。

電子辞書のメリット・デメリット

続いては、電子辞書のメリット・デメリットを見ていきましょう。紙の辞書と電子辞書の違いを理解したうえで、どちらが自分に向いているかを判断してみてください。

◇電子辞書のメリット

電子辞書のメリットとして、軽くて持ち運びしやすい点が挙げられます。学校や自宅、塾などいろいろな場所で辞書を使いたい方、移動教室が多い学校に通っている方は、電子辞書のほうが便利に使えるでしょう。

サイズも小さくて机に置きやすいため、勉強する際にもスペースに困りません。紙の辞書のように分厚くないため、カバンに入れて手軽に持ち運べます。

また、電子辞書なら、国語辞典や英和辞典、和英辞典など、複数の辞書をすぐに切り替え可能です。紙の辞書とは異なり、単語のつづりを完全に覚えていなくても、部分一致で調べることもできます。

さらに、英単語の音声を再生して発音を確認できたり、今まで調べた単語の履歴を確認できたりと、電子辞書には便利な機能が多数搭載されています。暗記カード機能、単語テスト機能などがある電子辞書もあります。

◇電子辞書のデメリット

電子辞書のデメリットとして、電池が切れたら使用できなくなる点が挙げられます。毎日充電をしたり、頻繁に電池を交換したりする必要はありませんが、急に電池が切れると何もできなくなってしまいます。

また、紙の辞書よりも高価である点もデメリットです。搭載している辞書の種類が多かったり多機能であったりするほど購入する際の金銭的負担が大きいでしょう。

ただし、紙の辞書を複数購入する場合も、それなりの金額が必要になります。電子辞書を購入する際は、何の辞書が搭載されているのかよく確認しましょう。

紙の辞書と電子辞書は、両方使っても良い

ここまで紙の辞書と電子辞書のメリット・デメリットを説明しましたが、どちらの辞書が向いているかは、人によって異なります。普段どの場所で辞書を使うのか、頻繁に使うのか、自分がどういった使い方をするのかを具体的にイメージしてみましょう。

紙の辞書と電子辞書を両方使うという選択肢もあります。例えば、家や学校で使うときは紙の辞書を使い、塾やカフェで勉強する際は電子辞書を使うといったように、場所ごとに使い分ける方法です。

紙の辞書をメインとして使い、持ち運び用として電子辞書をカバンに入れておくのもよいでしょう。また、「英語は電子辞書、国語は紙の辞書」のように、科目ごとに使い分けをしてもかまいません。

紙の辞書と電子辞書を上手に使い分けて

辞書は、紙の辞書と電子辞書の特徴をよく理解して選びましょう。それぞれにメリット・デメリットがあり、人によって向き不向きがあります。

どちらを購入するか迷ったら、書店で複数の辞書を比較したり、家電量販店で電子辞書を実際に触ったりしてみましょう。どうしても決められないという場合には、両方とも購入するのも一つの選択肢です。紙の辞書と電子辞書をうまく活用して、効率良く勉強を進めましょう。

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