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高校入試における国語の特徴とは?具体的な勉強法についてもご紹介

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高校入試における国語科目について不安や悩みがある人も多いのではないでしょうか。
定期テストでは点が取れるのに入試問題になると全く解けないという人もいると思います。また、答えの求め方がわかりにくく、数学のようにハッキリしないから苦手だと感じる人もいることでしょう。
そこで今回は、高校入試における国語の特徴と、国語の勉強のコツ、具体的な勉強法についてご紹介します。国語の勉強の仕方がわからないという方はもちろんのこと、自分の国語力をもっと磨きたいという人も参考にしてみてください。

高校入試における国語科目の特徴

まずは、高校入試における国語科目の特徴を見ていきましょう。
県によって内容が多少異なりますが、概ね以下のような内容で構成されていることが多いです。

・説明文(論理的文章)
・物語文(文学的文章)
・古典
・漢字の読み書き・文法

説明文は文字通り説明する文章のことです。小説などの物語ではなく、筆者が何かについて主張している文章です。筆者が何を主張したいのかきちんと読み取る必要があります。
対して物語文は、小説などの文章のことです。登場人物の状況や心情を読み取ることを求められることが多いです。
古典は、古文や漢文など古い時代の文章のことです。深い知識は必要とされませんが、重要語句や時代背景の知識を求められます。
この他に、漢字や文法問題などが出題されます。どの分野もまんべんなく出題されるので、どれかを捨てることはせずにバランス良く勉強する必要があります。

国語の勉強のコツ

ここでは、国語の勉強のコツを解説します。どういうことに気を付けて勉強すればいいのかきちんと把握しましょう。

◇説明文
説明文では文章のつながりを意識することが大事です。そのためには、指示語、接続語、主語と述語の関係などを常に意識しておく必要があります。「この文では前の文の根拠になっている」とか、「この文は前の文の例え話なんだな」などと考えながら読むと、筆者の主張が読み取れるようになります。

◇物語文
物語文では、登場人物とその情景を思い描きながら読むことが大事です。そのためには、「いつどこで誰がどうした・どう思っている」といったことを意識する必要があります。「この人はこういう反応をしたからこう思ったはずだ」というように、推理しながら読むと、登場人物の心情が読み取れるようになります。
また、物語文ではその文章での大事な言葉、キーワードがあることが多いです。何がキーワードになるのか考えて読めば、内容が理解しやすくなります。

◇古典
古典は多くの文章を読んで、当時の人々の感覚や話の作り方に慣れることが大事です。教科書に出るような有名な文章を多く読んで、基本的なパターンを把握しましょう。語彙もできるだけ暗記して、古典独特の表現に慣れるようにしてください。

◇漢字
漢字はひたすら書いて読んで覚えていくしかありません。説明文や物語文に出てきた漢字でわからないものがあったらメモを取り、確実に覚えていくようにしましょう。
暗記のコツとしては、部首などのグループごとに覚えていくというものです。やみくもに暗記するよりは覚えやすいでしょう。
また、漢字には「願」「顔」や「精」「清」「晴」というように、形を見れば読みがわかるものもあります。漢字のルールを知り、効率良く漢字を覚えていきましょう。

具体的な国語の勉強法について

国語の勉強のコツがわかったところで、次は具体的な国語の勉強法を見ていきましょう。

◇問題演習
国語の勉強法は、基本的に問題演習をこなしていくことになります。とにかく数をこなしてさまざまな文章に触れて問題形式に慣れることで、国語の点数をアップさせることができます。
しかしながら、何も考えずに解くだけでは点数アップにはつながりません。問題を解くときは、以下のことを意識して演習するといいでしょう。

・説明文では指示語、接続語にチェックを入れる
・根拠だと思うところに線を引く
・選択肢問題は間違っているところを見つけて消去していく

これらを意識しながら問題演習するだけで点数が大きく変わります。何となく解答することは避け、どうして自分がそういう答えをしたのか、説明できるようになりましょう。国語はセンスだと思わず、根拠を探し出して解答する姿勢を身につけることが大事なのです。

◇暗記
国語は暗記科目ではないとはいえ、漢字、文法、専門用語など最低限の言葉を暗記する必要があります。わからない言葉があったらすぐに調べる癖を付けて、知識をどんどん増やしていきましょう。
暗記が苦手な人は、暗記カードを作ったり、語呂合わせで覚えたりして、少しでも多くの言葉を覚えるようにしましょう。他の教科との兼ね合いを考えて、確実に知識を増やすことが大事です。

国語は努力で点数アップできる

高校入試では、定期テストとは異なり、見たことがない文章を解くことになります。本番で慌てないためにも、基礎知識を身につけつつ、多くの文章を読んで国語の問題に慣れましょう。
解答するときはどうしてその答えになるのか根拠を考える癖を付ければ、点数が安定していきます。何となくではなく、きちんと理屈を持って解答するようにすれば、点数アップしていくでしょう。


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