計画倒れしない!必勝ノート術
受験勉強や、定期試験勉強を始めるとき、何からスタートさせますか?
「まずは計画を立てよう」と、張り切って机に向かう方も多いかもしれません。
でも、それで本当に大丈夫でしょうか?
このコンテンツでは、計画を立てることに隠れた落とし穴と、計画倒れを防ぐ必殺技についてご紹介します!
「計画を立てたことに満足する人」にならない
計画を立てていると、それだけで勉強が進んだような気分になることはありませんか?
これが、大きな落とし穴となります。
ただ、計画を立てること自体は、とても重要なこと。
まずは、正しく計画を立てることから始めましょう。
自分のキャパシティを知る
まず、計画を立てるときに大切なのが、自分のキャパシティを正しく理解するということ。
「あれも、これもやって、そうすれば3日でこの単元は終わるから…」と、つい自分を過信してはいませんか?
最初から無理な計画を立てないことが、大切なポイントとなります。
自分が無理なく、一日どの程度学習を進められるかを、まず知りましょう。
これは、試験前に考えるのではなく、日々の勉強のなかで見極める必要があるもの。
試験前になってしまっては、そんなことをしている余裕はありません。
自分のキャパシティ、ペースを正しく理解し、それをベースに計画を立てるのが、大切なのです。
早めに計画を完成させる
当たり前ですが、計画を立てることに時間をかけすぎてはいけません。
「これで完璧!」という計画を、時間をかけて練ってしまうと、ついそれで満足しがちな面も、
これが、大きな命とりとなります。
ここでは、定期試験の計画について例にあげますが、定期試験の場合は試験の1か月前には計画を完成させておきましょう。
1ヶ月時間があれば、詰め込むことなく各教科充分に準備することができます。
毎日無理なく継続して勉強することで、スムーズに試験準備を整えることができるのです。
「To do List Note」を作ろう
続いて、計画を立てるときのちょっとしたコツをお教えします。
計画を立てるときに、しなくてはいけないことをリストアップするのは、大切なポイント。
試験範囲に対して、すべきことを明確にしていくと、頭のなかが整理されていきます。
せっかく整理されたことを、記録に残さない手はありません。
各教科1冊、ノートを用意して「To do List Note」を作ってみることをおすすめします。
「To do List Note」には、まず試験の名前と範囲を書き出します。
そして、その範囲を網羅するためにしなくてはいけないことを、リストアップしていきましょう。
その後ろのページからは、毎日実際に行ったことを書き出していきます。
細かく、詳しく書く必要はありません。
日付と勉強した単元、教科書のページ数や問題集のページ数をシンプルに記録します。
何問中何問正解したかも記録しておくと、あとで見返した時に自分の苦手分野が分かりやすくて、便利です。
ある程度勉強が進んだら、最初のページに戻って「何が準備できたか」をTo do Listを使ってチェックしましょう。
書き出した項目を、横線で消していく作業はとても達成感があります。
横線で消すのではなく、シールを貼ったり、スタンプを押して「これは終了」と分かるようにするのもいいでしょう。
計画倒れしないコツのまとめ
いかがでしたか?
「自分のキャパシティを知る」「すべきことをリストアップする」「日々何をしたか記録を残す」
ちょっとした工夫で、計画倒れしないようにすることは可能です。
計画を立てたり、ノート作りに凝ったりしたくなる気持ちも分かります。
でも、大切なのは「今、それをする必要があるか」ということ。
目前に迫った試験から、目を背けてはいけません。
シンプルに管理し、上手に気持ちをコントロールしながら、試験準備を進めましょう。
Tomoko Maruyama
大学卒業後、大学や専門学校等、教育系をメインにライターとして活動。
現在は小学校5年生女子と、この春より小学校1年生になる年長女子の母。
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