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大学選びで迷わない!志望校の賢い選び方まとめ

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「志望校の選び方」と聞くと、とにかく勉強を頑張って一番偏差値の高い大学へ行くのが正解、と思うでしょうか。
確かに成績を上げればそれだけ入学できる学校が増え、学校選びの選択肢は広がります。

しかし、勉強さえしておけば大学選びで迷わないのか、というと実はそうでもありません。
選ぶべき学科や学びたい方向性はもちろん、その先の進路についても見据えた上で志望校を選ばないと、入学してから学習意欲が湧かなかったり、後悔することもあるのです。

学校選びに時間がかかると、受験勉強の計画にも影響が出てしまいます。
ここでは志望校の選び方で迷わないために、学費や場所、受験方法や学科の強みなどの情報をまとめてご紹介します。

 

大学に進む目的について考えよう:

早い段階から志望校や将来の夢が定まっていれば迷うことなく突き進めますが、ただなんとなく「みんな行くし」と進学を決めているだけだと、自分にはどの大学が合っているのか、たくさんある学校の中からどうやって調べていいのかわからず、時間ばかりが過ぎてしまいますね。

そうならないためにも、まずは自分が大学へ進む目的についてはっきりさせてみましょう。
何のために大学へ行くのかがイメージできるだけでも、志望校はある程度まで絞れてきます。

 

■自分の得意なことは何かを考える

高校生までの学習では、得意なことも不得意なことも学びます。
特に受験勉強ではバランスよく成績を上げることが大切ですが、大学入学後は自分がこれ、と決めた分野について専攻していきます。
大学には英文科や理学科など、高校までの学習で馴染みのある学科もある一方で、経済学や法学、教育学など、大学で基本から学ぶ学科もあります。

各学部の特色については後で詳しく説明しますが、勉強や課外活動など、自分がこれまでの学生生活の中で得意なことや掘り下げてみたいと思うこと、先生や両親から「上手だね」と褒められたこと、それについてなら時間を忘れて没頭できる、というようなものがあるか、あるとしたらどのようなものかを考えてみましょう。

そこには大学卒業後の進路へのヒントも隠れています。

 

■将来なりたい職業について考える

自分の得意なことや好きなことについて考えた延長線上に、将来の仕事やなりたい職業へのイメージが続きます。医者や教師といった専門的な職業はもちろんですが「サラリーマンになる」という希望だって、専攻によって就職が有利になる業種というのは存在します。

たとえば計算が得意で、貯金や節約するのが好き、といった程度の理由でも、経済や商学などお金や経済の流れについて学べる学部を専攻し、その延長で金融関係の会社へ就職したり、金融関係以外でも会計に関わる職業を希望したりといったイメージを描くことができますね。

大学は4年間ですが、その後に続く仕事は一生続けていくものです。自分が好きなこと、得意なことを深く学び、その後の仕事に活かせる学部に強みのある学校を志望校に選びましょう。

 

■自分にとっての優先順位を考える

志望校を選ぶ前に「就職に強いところ」「自宅通学できるところ」など、自分の中で優先するべき点をはっきりさせておくことが大切です。

行きたいと思う学校があっても成績が足りなかったり、距離が遠かったりすることもあれば、校風は好きだけど希望の学部がない、設備は充実しているけど学費が高いなど、どの学校を選んだとしても一長一短があるものです。

難関でも頑張って志望するのか、自宅から遠くても下宿してでも通うのかなど、何を一番に優先するべきか、自分の中で譲れない部分はどこなのかをはっきりさせておく必要があります。

・専攻したい学部があるか

・希望の進路に強いかどうか

・自宅からの距離

・現役合格を目指すのか

など、自分にとってこだわりたい部分を書き出し、進路相談などのときに「だからここを受験したい」と発言できるとよいでしょう。
なんとなく流されて受験すると失敗しやすいので、志望校に対する強い気持ちを持つことも大切です。

 

高校の方針などで早い段階から志望校が決まっている人でも、情報収集をしておいて損はありません。
自分の希望する分野の進路で実績を残している学校や、新しい学部を設置して力を入れている大学などがあるかもしれません。
後で後悔のないように、参考として他の学校の情報もチェックしてみましょう。

志望校の選び方についてなんとなくイメージが固まってきたら、次のステップです。具体的に志望校を選んで、比較検討していきましょう。

 

志望校の賢い選び方:

志望校を選ぶ際に、上で挙げたような優先順位のほかにも、入試方法や国公立か私立かなど、チェックするべき情報があります。
インターネットや資料請求、オープンキャンパスなどを利用しながら、志望校を選ぶ際に参考にするべき情報について見てみましょう。

 

■まずは家庭でしっかりと相談を

志望校を選ぶうえで自分の希望が固まり始めたら、早い段階で家族へ報告し、しっかりと話し合う場を持ちましょう。
特に学費と距離については、どこまでサポートできるかは家庭の事情によって違います。

・国公立か私立か

・奨学金利用についての有無

・遠距離の場合の一人暮らし、その場合の費用

・現役合格にこだわるのか

といった点については、必ずしっかりと相談しましょう。
自分と家族だけで相談するのが不安なら、学校や塾の進路相談で先生を交えて話し合ったり、オープンキャンパスへ家族と同伴することをおすすめします。

 

■大学のホームページを見てみよう

大学の情報を調べるときに、1番手軽に利用できるのがその学校のホームページです。
その大学の特色や理念、学部一覧や、学校によっては学費やシラバス、進路なども掲載されています。

説明会やオープンキャンパスの日程などもチェックできるので、気になる学校のホームページは定期的にチェックしましょう。

 

■オープンキャンパスへは積極的に参加しよう

オープンキャンパスは、志望校を選ぶうえで重要なたくさんの情報が得られます。
実際に学校へ足を運んで、自宅からのアクセスや周辺環境、学校内の設備などが見られるほか、体験授業や説明会では、入試の際のアドバイスや過去問題を配ってくれるところもあります。


何よりもその学校の雰囲気などが非常によくわかります。
百聞は一見に如かずです。

オープンキャンパスは年に数回開催されるので、スケジュールが合うなら同じ学校のオープンキャンパスへ何度も参加してみましょう。
1度ではチェックしきれない部分が確認でき、講師や先輩との交流を深めて受験へのモチベーションを上げられるのでおすすめです。

 

■入試方法について確認しよう

志望校を決める際、入試方法についても確認しましょう。
高校によっては、ある大学への推薦枠があったり、ある大学へはAO入試での進学が多い、といった実績を持っている場合もあります。

大学によっては、センター試験で好成績の受験生に特待制度を設けていたり、AO合格後も入学手続きの猶予が長く、第1志望の結果を待ってから手続きできる学校などもあります。

推薦やAO制度を使う場合とセンター試験を利用するのとでは、受験のスケジュールが大きく変わってきますので、自分がどの方法で受験するのかも決めておきたいところです。

 

※センター試験は2019年の実施を最後に廃止され、2020年から「達成度テスト」と呼ばれる新たな制度がスタートする予定です。
自分の受験する年が重なる人は「新制度になる」ということだけ頭に入れておき、今後文科省から発表される情報を待ちつつ、今まで通りの受験勉強を続けましょう。

 

■特殊性の高い学部を選ぶときの注意点

音大、芸大などある方向に特化した大学を目指す場合「その道で生きていく」という覚悟があるかどうかが重要になります。
音楽やデザインを扱う仕事や、教職に就くという目標があればよいですが、ただ音楽や芸術が好きというだけなら、通常の大学で学び、サークルや教室などで活動しながらコンテストを目指す方法もありますし、技術について学びたいなら、大学よりも専門学校の方が適切な場合もあります。

将来に対してのイメージがまだふんわりとしているなら、言葉は悪いですが「潰しがきくところ」を選んだ方が無難です。
音大や芸大を選択する人の多くは、早い段階で「その道でしか生きられない」という確信のようなものを持っていたりします。

そうでないなら、就職の際の選択肢が多い一般の大学をおすすめします。

とはいえ、昨今の大学は多様化が進み、一般の大学でも芸術科を設置しているところもあれば、芸術系の大学でも工業、商業について学べる学部もあります。
大学に設置されている主要な学部には、ほかにどんなものがあるのでしょうか。

 

系統別にみる学部の特色:

多くの大学に設置されている主要な学部は以下の通りです。

■人文学

文学や語学、哲学や心理学、歴史や宗教といった、文化的背景を通して人間の心に迫ることを目的とした学部です。
卒業後は教職や研究職のほか、出版関係、メーカーなどへの就職が主な進路となります。

■社会学

経済や法律、経営マネジメントなど、現在の社会活動について学ぶ学部です。
卒業後の進路において選択肢が1番幅広く、一般企業への就職はもちろん、公務員や起業する際にも役立ちます。

■教育学

小学校や中学校教諭に限らず、スポーツや環境学、情報学など、あらゆる分野で人を指導する「教育」について学ぶ学部です。
卒業後は公務員や指導員、インストラクターといった「教える」道へ進みます。

■理工学

数学、物理、機械工学、バイオなど、いわゆる理数系について学ぶ学部です。
卒業後は研究職のほか、工業デザインやIT関連といった方向へ就職の道も開けます。

■医学・薬学

医薬学科では医師を目指す学生のほか、薬学、歯学、介護、看護といった学科があります。
医薬品メーカーや介護関係の会社へ就職する道や、検査技師といった進路選択もあります。

■農学

その名の通り、農業に関する知識を学ぶ学部です。
水産や森林、畜産のほか、獣医学も該当します。

人間が口にする食糧や家畜について学ぶほか、流通や経済についても学習します。
卒業後は獣医師や研究職のほか、食品メーカーや動物センターなどへの就職といった進路へ進みます。

■芸術学

音楽やダンス、映像、彫刻など、芸術やクリエイティブなことに関することを学びます。
卒業後は音楽や美術教諭のほか、イラストレーターやカメラマン、音楽家としてフリーで活動する人も多いため、就職率は総じて低めになります。

就職先としてはデザイン、映像関連や広告代理店などが挙げられます。

 

他にも航空や商船、家政学など、将来の進路に応じた多様な大学と学部が存在します。
「人文社会」や「産業心理学」といった、系統をまたいだ学科を設置している大学も増えてきています。

 

■その道に強い学校を選ぼう

自分の希望する学部が設置されている大学を見つけたら、カリキュラムや講師陣、卒業後の進路や就職率など、できるだけ情報を集めるようにしましょう。
また、同じような学部を設置している大学と、設備や実績などについて比較検討しましょう。

大学の入試情報サイトに寄せられている在校生のコメントなども参考になります。

大学自体は有名でも、自分の学びたい学部はそこまで強くなかった、またはその逆ということもあります。

自分の将来の希望に沿って、できるだけサポートが受けられる学校、学部を選ぶことは何よりも大切です。
自分の希望する学部を設置している学校が少ない場合、自宅からの距離や学費などについての優先順位は動かす勇気も必要でしょう。

 

大学を決めるということは、自分が将来どのように働くかについて意識することでもあります。
最初からビジョンがはっきりとしている人もいますが、そうでない人も多いでしょう。

だからといって、不安になることはありません。大学で学んでいく中で興味が移ったり、自分に向いていることがわかったりすることもあるでしょう。
それは恥ずかしいことではなく、しっかりと学んで成長したからこそ得た気づきです。
どうしても違う進路を選びたくなったら、転科や編入といった制度を利用することもできます。

志望校は楽しい気持ちで選ぶものです。
希望の大学に無事合格し、そこで新しい出会いや学びなど、更に経験を積みながら成長していく自分自身の姿を思い描きながら、日々の勉強を頑張るモチベーションにしたいですね。

執筆者:木村紫
貿易業務とライター業を兼務するシングルマザー。人より少し豊かな人生経験から、恋愛・健康・転職・ライフハックなど、様々なジャンルで執筆活動中。ダメな人への優しいまなざしに定評がある。


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