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勉強時間と内容を見えるようにしよう!勉強手帳の作り方

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なんとなくそのときそのときにやりたくなった勉強をしているうちに、内容が偏ってしまったりしていませんか?
ついつい得意科目ばかり勉強してしまっていませんか?
あるいは、自分がどんな勉強をしてきたか見返せなくて不安になることはありませんか?
そんなときにおすすめなのが勉強手帳をつけることです。
勉強時間や内容を記録しておいて時々見返しましょう。
これは私自身が実践していた手帳活用法ですが、受験直前にはとても心強いお守りにもなったので参考にしてみてください。

 

どんな手帳を買うか?

・書きやすいA5サイズ
まずサイズですが、私はA5がおすすめです。
好みによっては一回り小さくてもいいでしょう。
紙面が広くて書き込みやすいですし、これ以上大きいものだとかさばって持ち歩くのがおっくうになってしまいます。
A5サイズであればA4サイズプリントも二つ折りで挟んで張り付けられます。
模試の結果なども挟み込んでおけるので、便利ですよ。

・時間を書き込めるバーチカルタイプ
手帳のタイプもいろいろありますが、勉強時間を人目で分かるように書き込むなら、1日1日が縦に表示され、時間で区切られているているバーチカルタイプが向いています。

バーチカルタイプでは紙面が足りない!という場合は、1日1ページタイプの手帳も余裕をもって書き込めます。

ただし、1日1ページタイプの手帳は、どうしても分厚く重たくなってしまうのがネックです。
最近は半年ごとに2冊に分冊されているものもあるので、好みの手帳を探してみましょう。

1年間使うものなので、ある程度愛着のわくデザインの物を選ぶのも続けるコツです。

 

マンスリーには予定を書こう

まず一ヶ月が見開き1ページで書き込めるマンスリーページは、勉強計画を書いておきましょう。

「この日までに問題集の○○ページまで進める」や「水曜日は苦手な教科をする」というような物で十分です。
細かく計画を立てすぎてしまうと、そこから遅れてしまったときにやる気を失いがちです。

あくまで「バランスよく勉強する」、「少しずつ勉強をする」ためにたてておくものだと考えましょう。

 

バーチカルのページは、勉強時間と内容を記録する

・基本の使い方
まず勉強した時間を、バーチカルの時間軸に沿って区切ります。
そして、その中に勉強した教科と内容を書きましょう。
内容は、好みにも依りますがあまり細かく書きすぎなくても大丈夫です。
「英単語帳の○○ページから○○ページをやった」「問題集の単元3をやった」と、なんとなく分かるようにすればOK。

内容は大ざっぱでかまいませんが、そのとき感じたことをメモしておくと、見直したときにそのとき勉強した内容を思い出しやすいです。
例えば「なぜか覚えられなかった英単語3つ」や、勉強していて感じた疑問などを書いておくと、勉強したことが印象づけられます。

書き込むタイミングは、寝る前にまとめて書いてもいいのですが、私はその都度書いていました。
なにかひとつのことが終わって手帳に記録すると、「よし、やりきったぞ!」と気持ちを切り替えることができたからです。

・学校にいる時間
勉強をした時間を記録するといっても、学校にいる時間は、毎週同じ時間になりますね。なので毎日学校の授業分まで時間を区切って記録するのは面倒ですし、あまりメリットはありません。

とはいえ、それでは手帳の半分以上が空欄になってしまいます。もちろんそれでもいいのですが、あとで見返したときに気になるかもしれません。

私の場合は、学校にいる時間の部分は、大ざっぱに何をやったかと印象だけ羅列して書いていました。
また、通学時間や学校にいる間のスキマ時間にも勉強していたりしたので、その成果を書き留めていました。

・自主的に勉強した時間や夏休みなど
学校にいない時間がこの手帳の本領発揮です。
というのも、勉強時間を書き留めることで、自分がどれだけ自主的に勉強したのか、どれだけの内容をこなせたのかが、手帳を見るとすぐ分かるようになるからです。

 

勉強時間や内容を見直そう

勉強手帳に、しっかり記録をしたら時々読み返しましょう。
読み返す目的としては主に以下3つがあります。
・勉強内容を見直す
・疑問点や気づきを見逃さない
・自信を持つ

・勉強内容を見直す
一週間に一度、勉強手帳を開いてみましょう。
計画通りに勉強は進みましたか?
もしも遅れてしまったら焦らずに計画を下方修正しましょう。
勉強科目が偏っていたりしませんか?
得意科目はやっていて楽しいのでつい多くやりがちですが、もし苦手科目にあまり時間を使えていなかったら、次の週の時間配分を見直してみましょう。

・疑問点や気づきを見逃さない
手帳には、疑問点や気づきがメモされているはずです。
疑問はきちんと解消されたか?
「この単語が覚えられない」などの気づきは、きちんと活かせたか?
せっかくメモをしたことも、メモして終わりではもったいないので、見逃さないようにしましょう。

・自信を持つ
受験直前、一ヶ月先の未来すらわからないプレッシャーに押しつぶされそうになることがあるかもしれません。
そんなときに、勉強してきたことがすべて記された勉強手帳を開いてください。

そこには勉強しながら考えたこと、勉強時間、勉強内容がすべてかかれています。
自分はこれだけの時間を勉強してきたんだ!と思い出すことで「根拠のある自信」を持つことができます。

これは受験直前には何よりも心強いお守りになるはずです。私自身、試験前は短くなった鉛筆の束と、勉強手帳がとても大きな心の支えになりました。

まとめ

A5のバーチカルタイプの手帳に、毎日の勉強時間と勉強内容を記録しましょう。
内容は大ざっぱでもいいですが、そのときの疑問や気づきを書き添えておきましょう。

週に一度見直し、勉強内容のバランスなどを修正していきます。

それを続けていくと試験直前には、なによりも大切なお守りになっているはずです。

 

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。大好物は、紅茶とあんみつ。


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