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受験一週間前の勉強はコレをやる!最後の追い込みで合格率をアップしよう

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受験前の最後の一週間。
体調を整えないといけないので、睡眠時間は削れません。
県外で受験する方はホテルの予約などもしなければいけません。
緊張と不安で勉強が手につかないこともあります。

そんな中では「もうできることなんてないよ」と嘆く人もいるかもしれません。
しかしちょっと待ってください。
まだ一週間も追い込めます。

この最後の一週間こそ気持ちをしっかり持って勉強した人こそ、不安で勉強が手につかない人を追い抜いたり、受験当日で緊張してしまう人に勝つチャンスを手にすることができるのです。

受験一週間前は復習がメイン

受験一週間前のよくある罠としては「緊張と不安からついつい新しい物に手を出したくなる」ことです。

しかし、参考書一冊を完璧に仕上げるには一ヶ月はかかりますし、もしその参考書に全く知らないこと、わからない問題が載っていると「今までの勉強は大丈夫だったんだろうか」と不安を増幅させることになってしまいます。
当然実力もあまりつきません。

また、本当に知らないことがあったとしても、知らない知識を使った問題が解けないことよりも、解けるはずの問題をど忘れなどで解けないことの方がよっぽどもったいないです。
そもそも極端な難問・奇問はほかの受験生も解けません。

受験直前期は復習をメインにして、新しい参考書はみないようにしましょう。

とにかく解ける問題を、受験当日に確実に解けるようにする。
そんな努力の中で精神衛生を保つために、他の人の使っている参考書を気にしない、ネットを遮断する、参考書コーナーには立ち寄らないくらいの自己防衛に努めましょう。

模試(予想問題)・過去問の復習

過去問は、「こんな考え方ができる学生がほしい」「こんな力をもった学生がほしい」という大学からのメッセージの宝庫です。そんな期待に応えるためにも、今一度過去問の傾向を見直しましょう。
演習も、過去問からみた対策に特化しましょう。

そして模試は、「近年の問題傾向を見る限り、、今年はこうくるだろう」という、各予備校の過去問研究のたまものでもあります。

実際に東大模試でも、予備校の模試問題が的中し、大問丸ごとほぼ同じ設定の問題がでたことがあるのです。
必ず模試と同じ問題がでるとは限りませんが、時事問題やその大学の傾向と対策をしっかり練るためにも模試の復習は完璧にしておきましょう。

使う参考書を絞る

分厚くてきれいだった参考書でも、2、3周するころにはボロボロになっていることと思います。
いま取り組むべきはそんな参考書なんです。

各科目の自分がもっとも信用していて、内容が幅広い参考書があればその本を確実に解けるようにしましょう。

もしかしたらすんなり解ける問題ばっかりで退屈に感じるかもしれません。
すべて解けるとしても、少しも迷うことなく解けるように、反射的に解けるように、曖昧な部分のないように、じっくりじっくり仕上げていきましょう。
確実に解ける問題を増やすことが応用力にもつながり、初見の問題でも対応できるようになるのです。
そして、それだけ仕上げるためにはあれこれ手を出す余裕は自然となくなるんです。

計算力、単語力はひたすら高める

受験直前にもなってくると、不安で勉強が手につかないこともあるかもしれません。

しかし、国数英に関しては一日でも日を空けると勘を失ってしまいます。
特に、数学の勘や計算力は、高めるのは大変ですがあっという間に失ってしまうものなのです。
計算力も、単語力も、読解力も、直前まであげられます。

勘を失わずに実力をあげるためにも、勉強する教科が偏ってしまわないようにいつも以上に注意しましょう。

そのためには勉強手帳などをしっかり活用してくださいね。

理解が怪しい場所は何度でも読み直す

問題自体は解けるけども、どこか曖昧な部分があって丸暗記になってしまっているところはありませんか?

丸暗記は全く同じ問題は解けますが、応用問題や試験問題では歯がたたなくなってしまいます。

少しでも曖昧な部分があればどんどん先生に聞いたり、じっくり考えてみるようにしましょう。

もしかしたらその部分に対する理解が最後のピースとなって、ほかの知識と結びつくことで新しいブレイクスルーを生み出すかもしれませんよ。

まとめ

受験直前の一週間、まだまだ諦めないでください。

新しいものに手をださない。
模試や過去問を復習する。
解ける問題を確実に解く。
バランスよく勉強する。
苦手な単元をしっかり理解して曖昧な場所を残さない。

これを徹底するだけでも点数はきちんと伸びます。
諦めずに頑張れば数十点伸びる人だっています。

受験のために長い間頑張ってきたのです。
ぜひ最後の最後まで踏ん張ってがんばり抜くことで合格を手にしましょう。

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。


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