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これが現代文の成績が確実にアップする勉強法

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これが現代文の成績が確実にアップする勉強法

「現代文って勉強方法があるの?」「日本語だからどうにかなるよね?」

そう捉えられがちな現代文ですが、実は高得点を取るための勉強方法が存在します。 それは正解にたどり着くことができる「現代文的」思考方法をマスターすることです。



現代文は勉強が必要なのか?

「日本語だからどうにかなる」
そう思われがちな現代文ですが、どうにかなっていたら、センター試験で誰でも高得点が取れているはずですよね?

でも、実際センター試験の現代文の平均点は約55%と半分強でしかありません。

センター試験の結果を見てもわかるように、現代文にも勉強が必要なことは十分理解できると思います。なぜなら、他の教科の平均点と大差がないからです。では実際どう勉強すれば、現代文の得点力を強化できるのでしょうか?



自分はどこでつまずいているのかを分析してみよう

「現代文苦手なんだよね」
それを自覚している人はいますが、「どうして」苦手なのかまで自覚している人は少ないのではないでしょうか?実はそこがポイントなのです。

どうして苦手意識があるのか?そこがわかれば、飛躍的に成績は伸びるのです。では実際、どこでつまずいているのか?それをわかる術はあるのか?

そこを考えていきましょう。当然あります。以下ここで、具体的に説明していきたいと思います。



オール選択式の問題集を利用しよう

一番手っ取り早いのはセンター試験の過去問題集や、センター試験対策の問題集です。問題集は各自のレベルに合わせてチョイスしてOKです。現代文の偏差値が50以下の人なら、センター対策以外の簡単な問題集でも当然OKです。

ここでオール選択式の問題集を使うのは意味があります。大学入試の現代文の主流は選択式だからです。

国公立の二次試験に現代文がない場合は受験対策としても選択式だけでOKです。難解な現代文の勉強は、逆に時間の無駄になるからです。



実際に問題を解いていこう

選択式の問題集を選んだ理由はここからが本番です。たいてい選択は5つありますよね?

最初に3つ✖を付けて選択肢を2つに絞っていきます。そして、その残りから正解を絞るといった感じで問題を解いていきます。これが解答へ至る王道の解き方です。

最初に選択肢を2つに絞る解き方で解き終えたら、解説を読みながら採点をしていきます。この時点で

①2択の絞り込みができた
②2択の絞り込みができない

これで勉強方法が変わってきます。

① 2択の絞り込みができるタイプ
現代文が「苦手」なのではなく、最終判断で「ミス」をしてしまうタイプです。2択まで絞り込めているので、点数をあげるのはこの先難しくありません。

解説を読むときに「最後の判断でなぜ反対を選んでしまったのか?」これにだけ注意して読んでいってください。

現代文の解説は長く、途中で眠くなってしまいますよね?読まなければいけないポイントがわかれば、読む内容も少なくて済みます。そして、サクサクとスピード感を付けて、問題を解いていきましょう。

② 2択の絞り込みができないタイプ
現代文が本当に苦手なタイプです。でも、大丈夫です。

まずは「最後の2択」を選べるように、よく解説を読みながら、進んでいきましょう。進んでいくうちに「断定」的な言葉は✖が多いとか、接続語で目くらましをしているとか、選択のスキルがあがっていきます。

まず現代文の「選択方法」を覚えていってください。現代文を読み込もうと思うと逆に、問題が解けなくなるものです。

なぜなら、設問は「間違えてくれる」ように作ってあるからです。ひっかけは何かを見抜く力を付ければ、現代文は解くことができるのです。



現代文独特の「ひっかけ」を見抜く力を付けよう

ここまで解説してきたことを読めば、もうおわかりですよね?現代文の問題で問われているものの多くは「取捨選択能力」です。単純な知識問題(語彙や分法、文学史など)は極端に少ないことに気が付くと思います。

ですから、現代文を学習するときに「国語力」をあげても、得点に結び付かないケースが多いのです。現代文で高得点を取りたいならば、選択式の問題をやりこんで、正しい取捨選択のスキルを身に付けるのが一番なのです。



現代文が二次試験で必要な場合

二次試験の現代文は上記のような選択式ではないため、別な勉強が必要です。特に重要なスキルは「アウトプット」できるのかという点です。

これに関しては、独学でスキルをあげることは非効率になります。

効率的な学習方法は通信教育の添削講座を受講する、塾のマンツーマン授業で小論文の添削をしてもらう、高校の先生に添削授業を個別でお願いするなど、自分が書いた文章を実際に見てもらわないと、スキルが効率的にあがっていきません。

ですから、上記であげた方法のうちどれかを選択して、アウトプットが上手くできるように練習していきましょう。基本的に「習うより慣れろ」で、書けば書くほど上達できます。

今回は現代文のテストで正解にたどり着くことができる「現代文的」思考方法を身に付けることができる学習方法を書きました。思考方法=取捨選択能力に尽きます。この独特な現代文的なスキルを習得するのは「慣れ」です。     

一冊の問題集の解説が読まなくても浮かぶほどやりこめば、あなたの現代文の得点は飛躍的に向上していることでしょう。



執筆者:可愛いうさぎ
「最小の労力で最大の効果を」がモットー。勉強嫌いだったため逆に「どうすれば、勉強を多くしなくて済むか」を追及する学習を生み出す。

高校時代はライブに明け暮れていながら、ポイントを押さえた学習法が功を奏し、センター試験本番ではおよそ9割の得点率を上げるに至る。


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