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【物理基礎の勉強法がわからない人向け】センター物理基礎の特徴や勉強法について解説

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物理基礎と聞いて文系の人は特に苦手に感じる人も多いのではないでしょうか。またどのような勉強をすればいいのかわからないという人もいることでしょう。しかしセンター物理基礎はポイントを押さえて正しい勉強法で学習することで十分に高得点が狙える科目です。ここでは、そんな受験生向けに、センター物理基礎の特徴や勉強のポイントをご紹介します。

センター物理基礎の特徴

まずは、センター物理基礎の特徴について確認しましょう。
センター理科系の他科目の特徴と比較することで、センター物理を選択するか迷っている人の判断に役に立つと思います。また科目の特徴を知ることで、既にセンター物理の受験を決定している人にとっても、効率的な対策が可能となるでしょう。
センター物理基礎は、理科系の科目の中でも計算問題が多く、暗記は少ない科目といった特徴があります。
理科系の科目は「物理基礎」「科学基礎」「地学基礎」「生物基礎」の4つの科目があります。これらの科目の中で物理基礎は計算問題が多く出題される科目です。一方で物理基礎は最も暗記が少ない科目です。しかし、物理基礎は公式の理解など比較的深い内容の理解力が求められる科目でもあります。
以上のようにセンター物理基礎は、計算が多く、暗記が少ない科目です。また、理科の基礎科目の難易度はどの科目もそこまで違いがありません。
そのため、自分は「計算」と「暗記」どちらが得意なのかを自己分析して、計算が得意な場合は物理基礎を選択すると良いでしょう。

センター物理基礎の勉強法

基本はまず教科書や参考書の内容を理解することが必須です。時期的には10月ごろには一通り内容を理解するレベルまでには進めておきたいです。そのあと問題集で知識を定着させ、過去問を解き、1月の本番を迎えましょう。以下に具体的な勉強の進め方についても記載したので、参考にして下さい。

基礎知識や計算式を理解する
センター物理基礎では、教科書の範囲の中でも基礎的な知識が問われますので、教科書を読み進めて、基礎知識を理解しておきましょう。ただ暗記をするのではなく、具体的な事象に結び付けたり、なぜそうなるのかを理解することにより、頭の中にイメージが残り、定着しやすいです。また、センター物理基礎は、計算の公式を知っておけばそのまま解ける問題が出題されるので計算の公式は覚えておきましょう。しかし、その公式を出題内容によって正しく当てはめることができるように公式の意味や導出の仕方などは押さえておきましょう。

過去問や参考書の問題を解く
基礎知識や計算の公式が理解出来たら問題を解く練習をしましょう。センター物理基礎は範囲が狭く、過去に同じような問題が何度も出題されています。問題集を解く時間が無ければ、そのままセンター過去問に取り掛かってもいいでしょう。

以上のような流れで勉強を進めていきましょう。物理基礎に限らず、センター試験では苦手科目や苦手分野を作らないようにしましょう。センター試験は各分野が満遍なく出題されるので、苦手なところがあると高得点に繋がりません。苦手な箇所は参考書や問題集を使って、何度も学習し、苦手意識の克服に努めましょう。

センター物理基礎を勉強するポイント

センター物理を効率的に得点できるようにするためには、ポイントを押さえて勉強をすることが大切です。ここではセンター物理基礎を勉強する際のポイントを紹介します。

分野別の対策をする
物理基礎は「運動とエネルギー」「熱」「波」「電気」「エネルギーとその利用」の5つの分野から構成されています。大問2、大問3はそれぞれ決まった分野から出されます。教科書をそのままの順番で勉強するのではなく、自分が今どの分野を勉強しているのかを考えながら、分野ごとに勉強をすると良いでしょう。

物理基礎特有の問題を把握する
物理基礎の問題構成は、知識問題と計算問題の2つがあります。前述の通り、物理基礎の計算問題は応用問題がなく、計算公式に数字を当てはめるだけで回答できる問題の可能性が高いと言えます。しかし、だからといって公式を丸暗記するだけではなく、公式の意味や導出過程に関しても、しっかりと理解しておく必要があります。
ここを理解しておかなければ、どのような場面でどのように公式を使えば良いか判断できないためです。物理基礎の計算問題に必要なのは公式の背景の理解です。問題集や参考書を使って、公式の導出過程や意味をしっかり理解しておきましょう。

回答時間を意識する
これは物理基礎に限ったことではありませんが、いくら物理基礎や計算式が理解できていても、時間内に回答できなければ得点には繋がりません。センター試験は限られた時間内で回答する必要があります。そのため、普段から問題ごとに時間を計りながら問題を解くように意識しておきましょう。各問題を回答する時間を計ることで自分がどの部分に時間がかかっているのか、把握できるようになるため、対策や本番での回答する順番の参考になるでしょう。

センター物理基礎の特徴を理解して対策しよう

今回は物理基礎の勉強法がわからない人向けに物理基礎の特徴や勉強法について解説しました。物理には数式がでるから苦手というイメージを持った人でも物理基礎はある程度の計算ができれば高得点を狙うことができます。今回紹介した勉強法を実践してぜひ高得点を狙ってみてはいかがでしょうか。


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