本番で威力を発揮！受験３日前にやるべき勉強とは？

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いよいよ迫る受験３日前。緊張や焦りがMAXになる時期かもしれませんが、まだまだ受験当日までにできることはあります！
この記事では受験３日前のやるべき勉強、過ごし方をアドバイスします。

苦手科目の補強

受験直前期は、いままで勉強を頑張ってきた人ほど「報われなかったらどうしよう」という不安がつきまといます。そんなときは手を動かして不安要素をひとつずつつぶしていきましょう。

受験は合計点が合格点に達すれば合格できるので、極端な例では苦手科目が０点でも得意科目で驚異的な点数を取って東大などに合格してしまう人もいます。
しかしそれは本当に特殊な例であり、苦手科目の方が延びしろがあるため、苦手科目に取り組んだ方が総合点をのばすことができるのです。

特に国語・数学・英語は、一日でもブランクができてしまうと勘が鈍ることもあるので、バランスよく勉強するようにしましょう。

具体的には
㈰いつも取り組んでいる参考書の見直し
㈪試験を意識して時間を計りながらの問題演習
を心がけるようにしましょう。

模試の復習ノートの見直し

受験生向けの模試は、受験生の能力を計るだけでなく、予備校の全力の予想問題という一面もあります。

予備校は、何年にも及ぶ各大学の試験問題・近年の傾向を研究し尽くしているだけでなく、予想問題を的中させれば生徒の合格実績UP、「問題的中」の実績で評判もあがるので、予備校には手間をかけてでも模試の問題を全力で作る、試験問題を予想するメリットがあるのです。

最近では2017年度にも河合塾がセンター試験を問題的中しているなど実際に各予備校が問題を的中させています。特に夏以降のセンター試験模試、東大模試などの大学名を冠した模試は重点的に復習しましょう。

また、模試の復習ノートを見直すことで自分の得意分野、苦手分野を再確認することができます。
受験直前で何をするか迷ったときは、まず模試の解き直し・復習を行い、それから苦手だった科目・分野の補強や、気になった単元を参考書で解きなおすなど方針を立てていきましょう。

模試の復習は具体的には、
㈰時間を計って解き直し
㈪間違えた問題の確認・見直し・さらに解き直し
㈫模試で出題された単元の復習
㈬参考書で類題の解き直し
というフローで行うのがオススメです。

新しいことはしない

受験シーズンになると学校のクラスメートや、たまたま電車で隣になった受験生など、いろいろな人が参考書を開いているのを見かけます。
数多くの参考書が出回っているので、そのなかには自分の知らない参考書を開いている人を見かけて気になってしまうこともあるかもしれません。

しかし、受験直前期には新しい参考書に手を出すことは絶対にオススメしません。
もし少しでも知らないことが書いてあれば不安が助長されますし、受験で大切なポイントはおおかた同じなので「この参考書に取り組まないと合格できない」参考書はないからです。
そんな時間があるのならとにかく自分が取り組んでいる参考書を完璧にすること。これは直前期の鉄則です。

■午前中から勉強する
受験が近づくにつれて、だんだん夜型になってしまっていませんか？
多くの大学の試験は朝９〜１０時から始まります。
起床してから脳が活性化するまで３時間かかると言われていますから、そこから逆算すると受験当日朝６〜７時に起きるのがベストということになります。

しかし、時差ボケがすぐに治らないのと同じで、起床時間・脳が覚醒する時間もすぐには治すことができません。

試験日にベストの状態で試験に挑むためにも、１週間前〜３日前には、早起きをし、９〜１０時の試験が始まる時間には勉強を始めるようにして習慣化しましょう！

受験勉強には終わりがある

勉強をしているときは、次々と知らない事実や問題が見つかって終わりがないように思えます。
これは受験勉強を行っている最中にも感じられるものかもしれません。
英単語ひとつとっても受験で出題されうるすべての英単語を網羅することは不可能に近いですからね。

しかし、”合格点に到達するための受験勉強”にはかならず終わりがあります。合格のための勉強であれば、試験範囲が存在し、ある程度のレベルがわかり、必要な知識は有限だからです。

受験シーズンまであと少し！クールに直前期を過ごしてライバルに差を付けていきましょう！

執筆者：てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。

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