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浪人生はいつから予備校に入るべき?失敗しないための選び方もご紹介

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自分の納得の行く大学に行くためにもう一度大学受験をする浪人生ですが、現役生のように学校に行くこともないため自分1人で1年間勉強するのは難しい方もいると思います。そこで多くの浪人生が通うのが予備校です。
しかし、予備校には多くの種類があります。そのためどこの予備校に行けば良いのかわからない。そもそも自分は予備校に入るべきなのかどうかもまだわからない。という方もいるのではないでしょうか。
今回は浪人生にとって予備校が必要かどうかの判断基準や予備校に入る時期、また予備校の選び方について紹介していきます。浪人することを決意された方は是非ご覧ください。

浪人生に予備校は必要?

予備校に通わない浪人生という意味である「宅浪」という言葉があります。これは「自宅で浪人する」ということで、浪人=予備校生とは限りません。それぞれ人にはその人に合った勉強方法があるため、自分に合った方法で志望校合格へ向けて勉強します。
しかし、ほとんどの浪人生は予備校に通っていると思います。それではどのような人が宅浪に向いていて、どのような人が予備校通いに向いているのでしょうか?
以下それを説明していきます。

宅浪のメリット・デメリット

メリット

宅浪のメリットはやはり経済的負担が減ります。これが理由で宅浪を選択する人も多いです。また予備校の先生も人間なのでどうしても浪人生と合うこと、合わないことがあります。宅浪であればこの心配はありません。

デメリット

デメリットとしては何もかも自分で行う必要があります。勉強の予定や模試の申し込み、わからないところがあれば自分で調べて自力で解決しなければいけません。

予備校のメリット・デメリット

メリット

メリットとしてはわからないところはすぐに質問することができ、経験のある先生に指導してもらえることです。予備校の先生は学校の教員よりも進路や受験に特化した知識を持っています。
また定期的に予備校に通うことにより、同じ浪人生や予備校の先生と会うため、モチベーションの維持にも繋がります。

デメリット

かなりの費用がかさみます。さらに予備校に通っているから大丈夫という安心感を得てしまうこともデメリットといえます。また宅浪のメリットでも触れましたが、予備校の先生との相性が合わないと、勉強が進まない原因になります。

このように宅浪にも予備校にもメリット・デメリットがあります。自分に合った勉強方法はどちらなのかを確認して予備校に通うのか決めるようにしましょう。

浪人生はいつから予備校に入るべきか

予備校に入る場合はいつから入った方が良いのか悩む方もいるのではないでしょうか。
4月には予備校に入ることをおすすめします。多くの予備校では4月から12月までのカリキュラムを組んでいるため、基礎から学ぶためにも4月から通うようにしましょう。
また、早く行けばそれだけ早く予備校の先生との関係を作ることができます。
さらに、生活リズムを乱さないようにするといった面でも途中から通うのではなく、4月から通った方が良いでしょう。

失敗しないための予備校の選び方

予備校を選ぶポイントは以下の4つです。

1.合格実績

多くの予備校が最難関といわれる大学の合格実績を大きく掲げています。多くの方はその数につられがちですが、それは最難関大学を目指す方が見るべき数字です。本当に見るべき数字は、自分の志望するレベルの大学に合格している人数です。また、その予備校の規模についても合わせて考える必要があります。
理想としては、通うことを考えている予備校の校舎に通学して、前年度にどのくらいの人数が在籍していて、その内何人が自分の志望大学や同レベルの大学に合格しているのかを基準に選ぶのが良いです。

2.指導スタイル

予備校によって指導スタイルは大きく変わります。学校の授業のように目の前で先生が黒板を使って授業する予備校もあれば、授業はパソコンによる映像授業で、勉強にもパソコンやスマホを使う予備校もあります。
またクラス分けをする予備校も多くありますが、クラスも大人数クラスと少人数クラスで大きく雰囲気が異なってきます。大人数クラスは各生徒の自由度が高い分、自分で決めることが増えます。少人数クラスでは先生が生徒自身に合わせた指導を行ってくれます。各予備校の指導スタイルの中から自分に合っている予備校を選ぶことをおすすめします。

3.学習環境

勉強する上で勉強する環境は重要です。自分のモチベーションが高く、良い先生がいても環境が悪ければ元も子もありません。具体的には騒音等がないか、自習室の座席数が十分にあるかどうか、通学に不安はないか、通学途中に誘惑になるようなものはないかなどを考える必要があります。

4.勉強以外のサポート体制

浪人生の生活の中心はもちろん受験勉強です。しかし浪人生も人間ですから勉強だけしていれば大丈夫というわけではありません。勉強を1年間続けていくためには精神的な部分でのサポートが必要です。そのため予備校内の雰囲気は居心地が良く、モチベーションが維持できそうであるかどうかというのも予備校を選ぶ上で1つの大切な判断基準になります。

まとめ

予備校に通う判断基準や、予備校に行く時期、予備校の選び方を紹介してきました。勉強のやり方は人によって違うもので、絶対にこれをやればいいというものではありません。自分の中で1番納得のいくやり方で勉強していく上で、必要であれば予備校に行き、目指している大学に合格できるように努力することが大切です。
予備校に行く場合はあくまでも予備校は勉強する手段であり、予備校に行くことが目的にならないように注意しましょう。


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